はぅ〜扶桑座です。まずは初見でこの読み方が分かる奴はいないでしょう。音威子府なら何とかなるかもしれませんが。わしは親切なので教えてやります。オノップナイです。
問寒別1717、悲しいかなこの駅で本日最終稚内行に乗ります。糠南は簡単に通過され、伝説の仮乗降場だった上雄信内駅跡を過ぎ、宗谷本線旧線分岐点を別れ、付け替え区間にある宗谷本線ただ一つのトンネル、下平隧道を過ぎて雄信内につきました。
当駅は数少ない列車交換可能駅かつ開業時の駅舎残存駅です。宗谷本線名寄以北の中間無人駅だと、最近テレビで放映されたらしい抜海駅と雄信内くらいでしょうな。
この辺りの町中心駅の天塩中川〜幌延は約38km、そこにある貨車駅は歌内、問寒別、安牛、上幌延。貨車駅はいずれも列車行き違い可能駅で雄信内にひけを取らない立派な駅舎でしたが、列車削減によって根こそぎ棒線化と駅舎の廃貨車駅舎化が進行してしまいました。
本来なら雄信内もそういう運命をたどってもおかしくないはずでありました。しかし、さすがに天塩中川〜幌延で38kmも列車交換ができないのは困る(深名線はそれくらいだったけど)ので、たまたま他の駅より真ん中くらいにあった当駅は、そのまま残されたようです。駅にも運命があるのです。
列車交換がなければ当駅は廃駅になっていてもおかしくないと言いたくなります。駅前には建物はあるにはありますが、いずれも廃屋。昔、そのどれかにポール牧が住んでいたとかいないとか。
わしとしては訪れたい駅にようやく訪問できた事になります。秘境駅大好きですから。
ルーチン化してしまっていますが、まずは翠星石かわいいよ翠星石。次に、昆虫博物館化している駅舎内にてキンチョールを噴霧し、駅に節足動物がいるに及ばず、哺乳類霊長上目の一部の種のみがいていい事を分からせてやったわけです。しかし、蚊の野郎、いやブス(刺すのは雌蚊ですから)どもがわしをブスッとさすのです。北海道に蚊がいないなんてのは、嘘だーーーーーーーっ!
スーパー宗谷4号が通過すると徐々に日が暮れていきます。もはやこちらは秋。耳をすませば、遠くで幽かに聞こえる自動車の音をのぞき、草木のそよぎや秋虫、野鳥、そして蝦夷鹿の鳴き声…たまに蚊の羽音がムカつくのですが。うまい空気をいっぱい吸って銀マットを敷いて誰も来ない空間で、時折害虫と戦いつつ横になって背伸びです。それではごきげんよう。。


0