2008/4/30
「ついに孔が?」
27日の5th-Streetでのたがとよライブ。5thはライブにもってこいの箱だけどエレキは使えないらしい。今回のたがとよは初めてエレキ無しでのライブだ。どうなることやらと思いきや、俺たちのライブには全然関係なかった。
もちろんエレキがあればもっと違うライブになったかもしれない。だけどライブが始まれば、その瞬間からたがとよの色で勝手に会場を染めてしまった。いつもと同じように持てる力を出し切る。少々の細かい事は気にしない。
まずどんな状況でも音楽を楽しむ事。みんなでライブを楽しむ事。そして誰にも押しつけない。そして何もへつらう事もない。ただ、みんなで同じ時間を、みんなで音楽を楽しむ。
演り手も、お客さんも、そして店のスタッフも、音楽を通じてみんなが楽しんで満足する時間。それがライブだと思うし、ただ単純にそういう事なんだと思う。
だからライブが終わった後、俺たちは必ず店の出口でお客さんを出迎える。お客さんひとり一人に感謝の気持ちを伝える。俺たちの仲間、新しく出会った人たち、そしてもちろん店のスタッフにも。
今日のライブは俺たちの心は伝わったのか?十分満足してもらえたのか?それはお客さんの温かい笑顔で分かる。そしてその笑顔が次の力に繋がる。
リハが終わって珍しくみんなで鮨屋に行った。そこで知り合ったマスター。元プロドラマー。俺たちの熱い心が伝わったのか、わざわざ店を閉めて見に来てくれた。また新しい出会い。ますます燃える俺たち。5th-Streetの空気ががらりと変った。
良いライブだ。良い手ごたえだ。とよだもまたテーブルの上に駆け上り吼えまくっている。こんなライブは5th-Streetではきっと初めてだろう。きっと掟破りだ。でもお客さんはめっちゃ喜んでくれている。みんなが楽しんでくれているのが体中に感じる。
俺も7mのシールド持ってきてよかった。アンコールでもますます燃えた。調子に乗って2回も跳んでしまった。ライブが終わった瞬間、また酸欠状態になった。やっぱりライブはこうでなくっちゃね。
ギターを片付けるとき気がついた。ついに俺のビンテージのギブソンに孔が開いていた。どれだけ力が入っていたか、いや、力まずに力を出し切れたか。ちょっと可哀想な気持ちになったけど、それ以上に俺は満足していた。
ライブが終わり鮨屋のマスターがもう一軒の自分の店に招待してくれた。俺たちの仲間やお客さんを連れての打ち上げになった。店は貸し切り状態になった。その店にはドラムセットが置いてあり、そこでまた第二部のライブが始まった。
珍しくパルナス田仲さんがエレキを弾いている。とよだがアコギをかき鳴らす。マスターがドラムを叩く。このマスター、ジャンルを問わず何でもこいだ。そして次々にみんなが歌い出だす。またみんな歌が上手い。とどまる所のない、歌合戦状態になった。
なんという1日だ。なんという出会いだ。音楽が引き合わせてくれた人たち。音楽の力は素晴らしい。良いステージはみんなの意識さえも簡単に変えてしまう。答えはライブステージの中にある。次は必ず5thのスタッフとも来たいと思った。
静かな吹田の町の片隅。全てが終わりみんなが笑顔で別れていく。それぞれがタクシーで帰る道。とよだも月明かりの中を自転車で消えていった。見上げると夜空には星くずと月。やっぱりライブはやめられないよ。みなさん、お疲れ様でした。そして有難うございました。
7月にまた5th-Streetでのライブが決まった。・・・これ以上ギブソンの孔が広がらないように。
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