ドイツからトレーニング科学者を招き、
カヌー競技に関する講演会が開催されましたので、参加してきました

講演者は、アルント・ブフュッツナー氏(ドイツ、IAT所属)
ドイツ・カヌー連盟の枠組コンセプトに基づき、国際的に成功している競技者と、そうではない競技者の規範的な縦断分析などの包括的なデータ集計により主要なトレーニング計画策定を行っています
各コーチからの情報を中央に集積して分析、各コーチにトレーニング計画をフィードバックするのだそうです
印象に残っているのが「トップアスリートのデータをただコピーするのは何も意味がない」ということです
18〜20歳頃からの専門的なトレーニングに入る前に、その選手が今までどう過ごして来たかにより、体力などの身体レベルが異なります
トップに接するコーチはジュニアの段階から、ジュニアのコーチはその前の段階からどう過ごしているか見ている必要があります
正に一貫指導が求められます
日本では、幸い学校の部活でカヌーを(特にスラローム)を行っているところは殆どありません
クラブスポーツとして一貫指導ができる体制にあると言えるのではないでしょうか?
ドイツでも、カヌーでは高齢の選手が活躍しています
それは素晴らしいことですが、若い選手が活躍することができればもっと素晴らしいことだといいます
なぜ、高齢の選手が活躍できるのかは、わからないそうです
恐らく、ジュニアかそれ以前から充分なトレーニングをして来たので、トレーニング量が落ちて来たなりに自分を最善の状態に保つような身体になっているのではないかとのことです
やはり、ジュニア期またはそれ以前からの身体活動が非常に重要なようです
群馬では、塾や少年団にクルマで送り迎えしている光景をよく目にします
折角カヌーは、一貫指導ができやすい特性なのに、このクルマ社会がトップアスリート養成にはネックになりそうです
もちろん、トップイアスリ−ト養成だけがスポーツではないですけど…
クラブでは、今年5月から地元の広瀬川でカヌー(カヤック)を定期的に行っていこうと思っています
当初は中高年中心となると思われますが、人目につきやすいところなので、興味を持った子が現れることを願うばかりです
↓今回の会場「
国立スポーツ科学センター」に隣接する「
ナショナルトレーニングセンター・陸上トレーニング場」です

目の前の歩道橋を渡る際、内部を垣間見ることができました
屋根付き全天候型、良く見ると直線スロープまであります 凄ッ!
ってことは、ここから日本のトップアスリートのトレーニングが見える訳ですね
路1本挟むと、そこには小学校に高等学校、児童・生徒達にはいい刺激になりますね

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