『ブロークン・イングリッシュ』という映画を見ました。
ハリウッドのオシャレ番長ソフィア・コッポラのやつです。
うーーーん・・・なんだか分かりづらいーーーまどろっこしいーーー

いかにもハリウッド的な突き抜けた明るさのものか、分かりやすく泣ける家族ものとかの方が好きだなぁ、というのが感想。
先日久々に見た『プリティ・ウーマン』は最高です

これほど男女間で評価が分かれる作品もないかと思いますけど

何がいいって全部いいですけど、分かりやすいハッピーエンドが気持ちいい

さてさて、気に入ってる本は何度も何度も読むのですが、最近また読んでいるのが、
アナ・クィンドレンという作家の
『母の眠り』という作品。生き馬の目を抜く街ニューヨークで記者としてバリバリ働く20代の女性が主人公。彼女の人生はある一日を境に180度変わってしまいます。故郷で専業主婦をする母親が末期がんと診断され、著名な大学教授にして作家でもある父親には、仕事を捨て故郷へ戻って母親の介護をすることを求められます。一見当たり前に思える状況ですが、この主人公は幼い頃から、尊敬する父親に評価されることだけを目標にして生きてきた女性で、専業主婦である母親に対しては見下しているようなところがあった訳です。父親も出来のいい娘には期待し、娘のジャーナリズムの世界での成功を願っていたという状況で、その父親から簡単に、当たり前のように仕事を辞めて戻るように言われた主人公は不本意な気持ちのまま故郷に戻り、母親との残された時間を過ごします。その、母親が衰えていく様子、ガン患者に対する周囲の反応、家に病人がいる雰囲気、そして自分自身の家族に対する見方が変わっていく様子、どこをとっても深いなと思います。
それまで当たり前過ぎて気にも留めなかった日常のささやかな出来事、そういったものがどれだけ幸せだったかに、なくした後で気づくというのは何か大きな悲しい出来事を経験した人には分かるのではないでしょうか。
このお話し、家族のお話しに留まらず、果ては安楽死問題にまで発展するのですが、読むと自分ならどう思うだろうと考えてしまう問題でした。
10年以上前に買った本なので多分もう本屋さんでは手に入らないとは思いますが、是非amazonで手に入れて下さい!!
ちなみにこれは同じタイトルで映画化もされており、メリル・ストリープが母親、レニー・ゼルウィガーが主人公を熱演しています。本の方が完全に素晴らしいので是非

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