亡き母が、私が子供の頃よく言うとりましたなあ。
「ええかー、年に1,000万円も稼ぐ人が500〜600万円使こーても問題ないし贅沢じゃあないけど、年に200万円とか300万円しか稼げん人間が同じように500〜600万円使こーたら、それは贅沢やし、大変なことになるんやでー」
「自分自身に入ってくる金額以上は使こーたらいかんのやでー」
「借金したら返さんといかんのやでー」
「毎月1万円もらうんはええやろけど、毎月1万円づつ返していくんは大変なんやでー」
母からのありがたい教えの影響か?隠居は、小学校に入る前から貯金をしておりました。例えば、月300円の小遣いをもらうと、100円か半分の150円を貯金するような子供でした。
【注:そんな生き方が正しいと言っているわけでは決してありませんですよ。ただ単に、子供時代、隠居はそうでした。と言っているだけです】
とまあ、隠居の子供の頃の話はどうでもいいんですが、お国(日本)の借金(国債発行)はどうなるんですかなあ。
ここのところ新発10年物国債の金利が上がっていて、例えば、10月27日には2ヶ月半ぶりに1.4%台に、28日には1.42%に、そして11月9日には一時1.465%まで上昇しました。
詳しく説明はしませんが、金利の上昇は日本国債への不信感の表れとも言えるのだと考えられるわけで・・。
金利が上がれば多額の借金(赤字国債)を抱えている我が国は、その金利支払いだけで『バンザイ』することにもなりかねないわけで・・。
やはり、この国は『終わりの始まり』が来ているのかもしれませんなあ。
まあ、我が国の場合、国債の多くが国内で消化(銀行等の買いで)されてきたわけですから、破綻しても、先例のアルゼンチンのように諸外国に頭を下げて借金の棒引きをお願いするという事態にはならないという話もありますが、国内で消化されてきたということは、国内に対して借金の棒引きを実行するということで、すなわち、国民が持っている預貯金や現金等がただの紙切れになる可能性もあるということですなあ。
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父ちゃん(国)は、どんどん金を使います。無ければ借金(国債)してでも、「旅行にも行きたいし・・、車もほしいし・・、子供がサッカーボールがほしいと言うんだから買ってやらないと・・」周りで注意する人がいても「大丈夫、大丈夫、なんとかなるから」と借金を続け、家が欲しいからと言って、自分の代では返せず子供や孫の代にまで続くような、二世代ローンなどという多額の借金(国債)をしてまで金を使ってきました。
そんな借金まみれの父ちゃんは、町内中(世界中)でまともに町内会費(国連負担金)を全額払っている家(国)なんぞ自分の家(日本)だけだと知っていながら、毎年毎年、律儀にというかバカ正直にとでもいうか、町内会費(国連負担金)を払い続けています。
で、自分は町内会費(国連負担金)をきちんと払ってきたにもかかわらず、まともに払っていない隣近所の家(国)に偉そうに言われてもガツンと言い返すこともせず、ニコニコ愛想笑いをするばかり。
更にとんでもないことに、愛想笑いをするだけで終わらず、その隣近所にお金を貸してあげたりしているのですが、返してくれと言い出せず・・。隣の父ちゃんに「砂糖貸してくれ」とか「醤油貸してくれ」とか言われて、ハイハイと言われるままに貸したんですが、そのお隣の母ちゃんや子供たちはそんな事情を全く自分たちの父ちゃんから聞かされていないのか、我が家に対して感謝の気持ちが全く無く、仮にどこかご近所からそんな話を聞くことがあっても、「そんなことはあるはずがない」と言って信じない・・という態度をとり続け、それでも我が家の父ちゃんは頼まれたら、また、砂糖や醤油やお金を貸し続けます。
うちの父ちゃん、アホちゃうか?
(すんません、話がちょっと横道にそれました)
母ちゃんや子供たちは父ちゃんの作った借金(もちろん、その借金の一部のおかげで綺麗な家に住み、サッカーボールも買ってもらったのは事実なんですが・・)の額を知り愕然となり、将来の希望や展望(自分達は年金も貰えないだろうという予測を立てたり)を失ってしまいました。
母ちゃん(国民)が一所懸命内職をしたり、大根一本買うのも1円でも安いものを・・と、いろいろと節約をしたりして貯めたお金なんですが、父ちゃん(国)の言い分は、「父ちゃんが居るから母ちゃんや子供たちも毎日ご飯を食べることができたんだ。町内会費もちゃんと払ってきたし、隣近所にもお金を貸した上にペコペコしてきたから、母ちゃんも子供たちも苛められずに生活ができるんだぞ。だから、父ちゃんが母ちゃんの貯めたお金を使ったり、子供たちに父ちゃんの作った借金を背負わせてどこが悪いんだ。母ちゃん(国民)の貯金と言ったって、元々は父ちゃん(国)の金だー」
「父ちゃんである俺が一番偉いんだぞー」
「この家(国)にある物は、竈の灰まで父ちゃん(国)の物だー」
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などというお話はいかがですか。
とはいえ、世の中にはいろいろな家庭があります。
父ちゃんの収入が限られているにもかかわらず、「あれもほしい。これもほしい。家族旅行に連れて行け。子供たちを学習塾と算盤とピアノと水泳とバレエとテニスと・・・etc」と自分の亭主(国)の稼ぎ以上に無理な要求する母ちゃんや子供たちもいるわけで・・・。
隠居は思うんですが、父ちゃん(国)は毅然とした態度で母ちゃんと子供たち(国民)に、「出来ることはやる」「出来ないことはやらない」ということをはっきり言わなければいけないし、母ちゃんと子供たちも、自分たちの父ちゃんの稼ぎに応じた生活レベルで我慢するということをしなくてはいけないんじゃないですかなあ。
国民に対して甘い事ばかり言っている国と次から次へと国に要求ばかりする国民、財政破綻を起こしそうな我が国の現状を見ていると、経営危機に陥った日本航空の状況と全く同じじゃないかと思うのは、少々頭がボケて来たかもしれない隠居の思い違いなんでしょうかなあ。

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