2018/4/21

リスボン  



スペインの独裁はその内戦ゆえに有名だがポルトガルのそれは割と知られていない。サラザールの独裁は第二次大戦にスペインと同様参戦しなかったことで生き延びた。

『リスボンへの夜行列車』に登場する人物たちは主人公を除いてその独裁によって傷を負った人々である。そして主人公は間違いなくタブツキ自身の投影であり、最後のシーンは自身のポルトガルへの誘われを描いているのだろう。

0

2018/4/15

スリービルボーズ  



悪徳保安官と戦う正義の人なんていうステレオタイプも、主人公が最後は勝つという古くさいハリウッドもそこにはない。暴力は悪だなどという教科書的な倫理もない。

そこにいるのは、自分の言葉がもたらした(決してそうではないのだが)結果に自分を許せなくて、それを他者に転嫁することで自分自身を救おうともがき、もがくことでさらに期せずして最悪な結果に取り囲まれていくひとりの母親。病いによる逃れようのない死と対峙し、捨てがたい家族への愛に苦しみつつ、なおその職務に誠実であろうとするひとりの警察署長。それと、母親に抑圧されつづけたことによるだろう暴力的発作を抑えきれない自分と、生まれながらに持っていただろうまっとうな感覚と同性愛、その葛藤に苦しむひとりの警官。
ここではほとんど一人を除いて、それすらも別の物語があるのだろうと思わせるが、絶対的な悪は登場しない。悩み苦しんでいる主人公たちとそれをどうにか助けたいと思っている近くにいる善意(倫理的な意味でなく人間性として)の人たち。


最初、拒絶しあうだけの関係から苦い経験を重ねて自ら傷付きながら理解し合おうとする姿勢へと少しずつ変化していくその過程。

そこにあるのは、分かり合うということがいかに困難であって、でも生きていくためには必要な狭隘な道なのだということ。それだけなのだ。

0

2018/4/14

ケッカイ  





0

2018/4/9

はさうぇい  



物事を先入観で判断してはいけないと。
アン・ハサウェイを可愛いだけの『ローマの休日』と思っていた。

0

2018/4/8

ライトアップ  

クリックすると元のサイズで表示します

寒の戻り、心地よい空気感に包まれて。

0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ