今日は大阪環状線に乗った。
席に座ると、ちょうど向かいに年の頃は小学校の低学年くらいのオトコノコがヤクルトのプラスティックのビンをくわえて座っていた
そのヤクルトは、ちょうど半分くらい残っていただろうか?
彼はそれを名残惜しそうに舌の先で味わっていた。
もちろんストローなどは使わず、飲み口の筒状の部分をガブっとくわえて、そのまま吸い上げるのでヤクルトのビンは変形している。
そんなことはオカマイなしに大真面目に、そのヤクルトと格闘している、その姿が可愛くて、可笑しくて、観察していると、彼は私の存在に気付いたらしくソソクサと残りの液体を飲み干した。
あぁ、こぼしたりせずに飲み干してヨカッタなとホッとヒトイキついたとき、何処からともなく陽気な口笛が聞こえてきた。
彼だった。
これがまた口笛も無心に吹くことよ!
当然これも私の笑いのツボに入った。
電車のなかで私は、ひとりだったし、ひとりで笑ってるのも恥ずかしいから、笑いを止めようと思ったら余計に可笑しくて涙がでてきた。
そんな私には見向きもせず、彼は家族と思しき人たちと天王寺で降りていった。
今日、私に笑いをくれた、ちいさな、おおさかのオトコノコのお話しでした。

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