今年もまた、残念なことがありました。
重ねて、今のネット社会の中、雪山のこと氷ノ山のことをよく知らない人たちが、少ない情報を元に好き放題に書きまくっていることもまた遺憾です。
明日は我が身と肝に命じておきたいと思います。
さらに、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
地元紙の記事を掲載します。
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3月7日(水)神戸新聞
社会面
氷ノ山遭難 滝つぼで遺体発見 豊岡のAさん登山道から転落か
養父市の氷ノ山(一,五一〇メートル)で、四日から行方不明になっていた豊岡市、会社員Aさん(五四)が六日午前十時十分ごろ、山中の滝つぼで遺体で見つかった。家族からの連絡を受け、養父署や県警航空隊、養父市消防本部などが捜索していた。首の骨が折れており、同署は誤って登山道から転落したとみている。
調べでは、発見されたのは標高約八五〇メートル付近にある不動滝。約十メートル離れた斜面には、Aさんのものと見られるリュックサックが落ちていた。登山道から二十−三十メートル下の斜面に転落後、滝つぼに落ちたと見られる。
入山届によると、Aさんは四日午後二時四十分に一人で入山、同六時に下山する予定だった。
四日午後六−七時の間に、二女(二三)の携帯電話に五回にわたって、「お母さんは遭難している。近くに滝がある。死ぬかも知れない」などの留守録メッセージを残していた。
Aさんは地元の登山グループのベテランメンバーで、氷ノ山の登山経験も豊富だった。現場付近は四日から五日にかけて激しい風となったが、Aさんは発見時、薄手のジャンパーに長靴という軽装だったという。登山仲間の男性(六四)は「暖冬で油断があったのか…」と悔しがった。
但馬地域ニュース
氷ノ山遭難死 ベテラン軽装でなぜ… 悲報に山仲間ら惜しむ声
養父市の氷ノ山で四日から行方不明になっていた豊岡市の会社員Aさん(五四)が遺体で発見された六日、無事を信じて帰りを待っていた登山仲間や友人らは、最悪の知らせに顔を覆い、肩を落とした。
現場付近は四日から五日にかけ激しい風雨に見舞われたが、Aさんは薄手のジャンパーに長靴という軽装だった。
同じ登山グループの男性(六四)は「来たアルプスなどの遠征登山にも参加するベテランだった。例年ならこの時期、氷ノ山に長靴ではいるのは無理。暖冬で油断したのか…」と悔しがった。遺体を発見した県但馬勤労者山岳連盟救助隊の渕上勝之隊長(五二)も「春が近いとはいえ、午後の入山は危険。なぜ、という思い出いっぱいだ」と話した。
家が近所で、登山仲間でもあった男性(六三)は「歩くのが遅い私を気遣い、ゆっくりと歩いてくれる優しい人だった。また一緒に山に登りたかった」とうつむいた。
同じく近所の主婦(五七)は「携帯電話に登録した孫の写真を見せてくれたときの、うれしそうな顔が思い出される。子どもたちが独立し、これからまさに第二の人生が始まるところだったのに…」と絶句した。

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