ある用事で東京に行って来ました。
用事の後はお楽しみ、日の出桟橋から水上バスに乗り隅田川ヴァイツェンビールをぐびぐび。
ほろ酔い気分になったところで浅草に到着。
なんの目的が有る訳でもなく「ここで夕飯にしようかな〜」と思った矢先、眼前に現れたのは
「神谷バー」

おお、これだ、このレトロな出で立ち。
ここで何か食せねば、一生の後悔となる。
そして、目に飛び込んだのは「電気ブラン」!!
一度呑んでみたかった幻の?酒。
珍しく二の足を踏むことなく店内へ。
なんと「呑み屋」であるはずなのに食券を買う。
ここは食事でなく軽くイッパイということで「もつ煮込み\510」と「電気ブラン\260」
さて、座る場所は....
全て相席、50坪ほどの店内はごったがえしている。
運良く見つけた席に座って見回せば、客のほとんどは地元の人たちだ。
年齢は55歳以上と見た。
そして男性は半分くらいの割合で帽子をかぶっている。
ハンチング、野球帽、種類はさまざまだが、日常に着用していることは
着こなしというか、そういう雰囲気で理解出来る。
仲間と呑んでいる笑顔は、ちまたの金融不安や不況なんかとは無縁のようだ。
隣のグループに声を掛けて話してみようと思ったが、そんな勇気もなく
もしかしたら話し込んで気があってしまい、その後どうなることやら
いらぬ心配もあったので電気ブラン一気に呑み干し、薄いカレー風味の
もつ煮込みもさっさと平らげ店を出たはいいものの異様なむかつき、胃痛におそわれた。
後で知ったが、電気ブランはアルコール度数30度だそうだ。
胃にストレートパンチが来た訳だ。
昭和の良い雰囲気が残っている光景だったが、ハンチング帽はオレには絶対似合わないし
その格好でこの世界に飛び込むなんてことは絶対に出来ない。
旅人が見た夢の様な風景ということで記憶に留めておく。