タイムリミットが迫っているのに、お土産が全く買えていない私。
お土産どころか自分のモノすらたいしたものを買っていない。つまらない。今んとこ買ったモノといえば『猫的常用針灸穴位・模型』くらいなものだ。なんてこった。
去年仕事でヨーロッパに行ったミズノさんからはお土産をもらっているし、今回はナント成田まで迎えに来てくれると言う。よっぽどヒマなのか?とにかくいろいろお世話になっているし(なってるか?なってるか……)誕プレものびのびになってるし、あーもうとにかく「アッ」と言わせるものを見つけたい……。
と、思いながらプラプラしていたのだが、なーーーーんにも見つかりゃしねえ。
店もどんどん閉まっていく。うーん、でも気に入らないもの買っても仕方ないし、なきゃないであきらめよう。と、ワタシ的には思っていたのだが、アカノちゃんがあきらめない。
「いいじゃないですか!」「これよさそうじゃないですか!」「絶対気に入りますよ!」「あっちも行きますか?」「行きましょう!」
アンタはマージンでももらってるのか?
だがしかし、そのおかげであきらめずになかなかヨイものが買えたのだった。
ありがとう、あきらめをしらない女よ。
そして翌日も出発ギリギリまでスーパーで(デパートじゃなく、スーパーってとこが私ららしい)買い漁り、トランクに詰め込んだ。そろそろチェックアウトして空港バスだ。
忘れモノない?行くよ〜〜。
「はーい!オッケーでーす!あ、コート、コート……あ!リリさん!!!」
なに!
「忘れ物ですよぅ!これこれ!」
あ……やべぇ。
昨日さんざん迷って決めたミズノさん用のお土産を、クローゼットにぽつんと置いて来ていたのだった。
ああ…重ね重ねありがとう、ネバーギブアップ・アカノ。
空港バスの中は、インド人ビジネスマンの独壇場だった。
ケータイのムービーで車窓から流れる風景を撮りまくっている。普通の高速道路だし普通の土手だ。
コレさ、何撮ってるんだろね?こんなん国に帰ってみんなで見て楽しいかねー?道路だよー。
「ですよねえ」
あっちの人なんてDVDと二本撮りだよ。
「ホントだ」
建設関係なのかね?なんでこんなトコずっと撮る?
「ですよねえ」
あ、でもさ、国に帰ってみんなで見てる時に日本語わかる人いたら、私たちのこの会話、わかっちゃうね。
「ですねえ」
まあいっか。どーせ知らん人だし。私の顔も映ってるけどな。
そして空港に到着し、別々のフライトで日本に帰る私とアカノちゃん。
そして無事に成田に到着し、ミズノさんの出迎えを受けた。
いやもうホントにありがたいことだ。やさしいなあ、ミズノさん。惚れ直しました。
お土産忘れずに持って帰って来て、本当にヨカッタ。
今回の香港旅行で、アカノちゃんと少し…いやいや、よりいっそう仲良くなれた気がする。
ワガママ放題の私に我慢強くつきあってくれてどうもありがとう。
ミズノさんにも恩売っといてよかった。あ、うそ。あくまでご好意ですね。
私が成田発着の旅行に行った時は、また迎えに来てね。ウフ。
画像は、猫的常用針灸穴位・模型。通称ツボ田モケ子。


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