私たちが「ケーキおじさん」と呼ぶお客さんが二人いる。
来るたび、ケーキを食べてくれるおじさんだ。
そのうちの一人、マンガ持参のケーキおじさんが来た。
ずいぶん久しぶりだ。
なんだか嬉しくなっちゃった059がおじさんに話しかけた。
「こんばんは」
おじさんが淡々と、しかしニヤリとしつつ答えた。
「ココのコーヒーは独特だね」
・・・えっとー、独特と言いますと?まあイイ風にとっておこう。
「ありがとうございます〜」
「アンタとおんなじだわ」
「え?!」
「クリーミー」
・・・。
059がクリーミーだったとは・・。
そして全体的に会話がかみあっていない。
その噛み合わなさは、次の会話で炸裂した。
「ちょっとお久しぶりですよね?」
「ココは月曜休みだで、休みの日しか来れんのだわ」
確かにウチは毎週月曜は定休日だが、今日は木曜だ。
「アレ?今日はお休みですか?」
「自転車で来るんだわ」
ウーーーーン・・。
「自転車だと、もう寒いですよね?」
「今日は車だけどね」
059の負けだ。
若い頃は、こういうオジサンとの会話がイヤでイヤで仕方なかった。
でも最近は楽しくすらある。
おじさんのおもしろさは、こっちが大きな気持ちでやさしい目でみなければわからないのだ。
それにしてもN伝ドットコムといい、ケーキおじさんといい、独特なのは君たちの方ではないのか!
クリーミーかどうかは、イマイチよくわからないが。