私とマヨミさん(仮名)は小学校からのつきあいだ。本格的に仲良くなったのは中学3年の時だが、多分当時からお互い中身は変わっていない。
ちがう高校に進んでからも、マヨミさん(仮名)のおかげで私の世界がいろいろ広がったように思う。
友達のバンドからキーボードが急に抜けて困っているから、やってみない?と誘ってくれたのもマヨミさん(仮名)だった。よくある話だがその後、そのバンドでギターをやっていた男子とつきあうことになった。
すぐ別れたが。
初めてソイツの家に遊びに行ったら、フトンが敷いてあったからだ。家族が誰もいないことをいいことに、リビングになぜかフトンだ。
そしてソイツの部屋に行ったら、またソコにもフトンがあった。
フトン地獄。
スキな人と二人になると途端に何もできなくなる私のために、戸川純ちゃんのライブになぜか三人で行ったこともあった。オールスタンディングのライブだった為、マヨミさん(仮名)が「はぐれちゃダメだー!」と言い出し三人で手をつないで見た。
至福の時だった。
マヨミさん(仮名)は覚えていないだろうが、私にとって強烈な思い出がある。
マヨミさん(仮名)がクリスマスパーティーを企画したことがある。社交的なマヨミさん(仮名)らしく大勢の友達が集まり、大盛り上がりであった。マヨミさん(仮名)も酔っぱらっている。
「来てくれてアリガトー!」
こう言って私に抱きついてきたマヨミさん(仮名)の顔が近づいてきた、と思ったら、私はマヨミさん(仮名)にチューされていた。
考えてみれば、雑貨屋を始めるきっかけになったバイトもマヨミさん(仮名)の紹介だった。マヨミさん(仮名)バンザイ!だ。
今は年に2回会うか会わないかになってしまった。マヨミさん(仮名)は働く主婦としてリッパに家庭を切り盛りしている。
それでも会うと、18の頃の私たちに戻ってしまう。
マヨミさん(仮名)、またマシンガントーク聞かせて下さい。
これからも仲良くしてね。