25日の日曜日、出勤前に眠い目をこすりつつ、「読売新聞」の朝刊に目を通していると、カラー写真入りの小さな記事が目に付いた。
23日付けの「ニューヨーク・タイムス」に掲載された記事で、ニューヨークのブロンクス川におよそ200年ぶりにビーバーが姿をあらわしたというもの。
22日に撮影されたビーバー。ネッシー、またはタマちゃんではありません。
ビーバーは、かつて北米に大量に生息していたが、帽子のための毛皮として良質なため,18世紀のオランダ植民地時代に乱獲が続き、19世紀初頭にはニューヨークからは姿を消してしまっていたそうです。その後帽子の材料はシルクへ移行したこと(シルクハット)で、個体数も増えはじめ、ブロンクス川の浄化が進んだ事などから、ニューヨークに戻って来た様です。
ビーバーはげっ歯目、ビーバー科。アメリカビーバーとヨーロッパビーバーの2種がいる。体重は30Kgほどになり、ネズミの仲間としてはかなり大型。最大の特徴はもちろんダムをつくる事。ダムの中央部に巣があり、出入り口は水中にある。このような習性から、「自分の生活のために周囲の環境を作り替える、人間以外の唯一の動物」だとも言われるそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC
少し前にNHKの番組でビーバーの生態のドキュメンタリーを見て以来、その勤勉な仕事ぶりと
丸まるとした愛らしさから、一気にビーバーのファンになってしまった私にはとても嬉しいニュースでした。
英語には、「ビーバーの様に働く」 Work Like A Beaver というIdiomもあるそうですよ。
そんな事から、私は我が職場のイメージキャラクターとして「ビーバー隊長」を考案し、同僚からも愛されております。(知らないけど) ここでご紹介できないのは残念です。
ニューヨークの市旗や市章にもビーバーは使われているらしいですね。
「ビーバー達に栄えあれ!」

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