世界自然遺産に登録された屋久島から 世界に向けて 人類の未来社会を創造する情報を発信して行く為に 作成しました。
青い海に囲まれ 美しい緑の山岳と清い水と風の島。其の島から人類が幸福に成る情報を発信します。
2008/6/7
松下修先生からの提案
松下修先生からの提案が届けられましたのでご紹介させて戴きます。


施設再生についての案
松下です。お疲れ様です。生命研究所構想案を検討しました。
簡単なものです。相手が見えない企画書ですので、
企画というより案です。
施設再生についての案
2008/06/06
松下生活研究所 松下 修
熊本市健軍3丁目27-7
TEL:096-368-7125 FAX:096-360-1315
テーマ:施設再生を活かした「屋久島生命研究所」構想
〜自立的再生を通しオルタナティブな暮らしを研究教育する学習センター〜
■病院施設の現状
・施設位置は宮の浦地区高台に望む場所。
・建築頓挫後23年、しかし耐震など施設としての利用は可能な状態。
・施設から見る周りの風景は美しく、風、光、緑など、自然の中にある。
・施設周辺に余剰土地はなく、周辺を含めた環境整備は厳しい。
・施設は3FのRC構造で、2F,3Fは大きな空間であり、分割しても十分な空間である。
■再生の事例:CAT(Center for Alternative Technology)は、英国西部のウェールズの山間地域のスレート廃坑跡地を再生し、自然エネルギー・パーマカルチャー的な環境学習の出来るエコセンターとして、20年以上前から、オルタナティブを志向した若者達によって自力建設されてきた。英国での先駆的エコライフの場としてエコビレッジづくりをめざした若者達の試みからスタートしたCATは、その後紆余曲折の中で、エコロジカルライフをDIYで実現するための学習センターの世界的な拠点として機能している。現在では環境教育や環境学習のメッカとして、英国のみならず世界的な先進的エコロジーパークとして有名。彼らの先駆的な試みは、当初は地域住民からは無視されていたが、現在では地域観光の拠点ともなり、エコロジーをテーマとした地域経済の活性化にも寄与している。http://www.cat.org.uk/index.tmpl?refer=index&init=1
・事例2:CERES(オーストラリアメルボルンにある環境教育公園、元ゴミ捨て場を環境教育施設)
http://www.ceres.org.au/
■施設再生の方向性。屋久島の自然遺産とともに施設再生を核にした環境教育的な研究所へ向かう。
■研究所のイメージ事例:岐阜県立森林文化アカデミー
森林文化アカデミーが目指しているのは、自然を代表する「森」と再生可能な「木」の活用を通して、自然の循環と一体となった持続可能な社会を築くこと。現実的問題の解決を目指して設立された新しいタイプの専修学校。「地方自治型自由学校」の名にふさわしく、地域からの発信を重視し、既存の学校教育の枠組みにとらわれない自由な高等教育(研究、教育、社会サービス)を実践。 研究・教育の分野としては、山づくり、木造建築、環境教育などだが、少人数教育の利点を活かして、各分野とも現場で要求される実践的な知識や技能の習得に重点を置いている。http://www.forest.ac.jp/
■提案内容
1.環境生活系NGO,NPOの研究施設、環境・生活産業・建築などの研究学園として教育や研究施設へ。
2.世界遺産屋久島で廃墟化した施設を再生する先進的取り組みの記事、雑誌による注目度を利用、出版。
3.屋久島再生の中間法人として、世界、日本各地からの資金投入と自立的再生。
4.基本コンセプト:自立的再生を通しオルタナティブな暮らしを研究教育する学習センター。
※世界各地でオルタナティブな暮らしを求め、新たなムーブメント(農的暮らし)が自然自発的に起こっている。世界自然遺産屋久島での施設再生が日本での社会現象を起こすメディア的価値は大きい。
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。