「うーむ,残念!!人手があれば・・・〜つけめんがんちゃん@川角」
ラーメン
埼玉・毛呂山へ作業へ。昼食を取りに川角駅近くのつけ麺屋へ。

つけめんがんちゃん@川角
食べた物:つけチャーシュー800円
かなり混雑しているなあ。内部をちらっと見たら,えっ!「都合により10/20で閉店させていただきます」だって?まだ開店してから5ヶ月しか経っていないぞ。客が沢山入っているようなのに,なぜ??
その理由は,客入りが良くない,という理由以外なら,それは店の中に入ったら考えられる理由があった。それは,
客さばきが充分にできないため回転が遅い。これにつきる。もともと定年後にこの店を始めたという店主,かなり疲れている。奥さんもそうだろう。思うにつけ麺屋というのは,ラーメンを作るより労力が非常にかかるのでは?ラーメンは湯切りしてスープに入れるだけで済むと思われる。しかし,つけ麺は麺を水にさらし,それから水切りするのだが,ラーメンと違って,一気に5〜6人分の麺の水切りをする。これは定年後にこの業界に入った店主にはきついのでは?さらにこの川角というところ,周りには何もない田舎に見えるが,実は3つの大学が建ち並ぶ学生町である。そのため集客力は悪くない。だから当たれば繁盛店になれそうな反面,客が集中して休む暇がないというデメリットもある。
以上の2つの因子によるものか,本当に回転が遅かった。皿を片付ける暇もなく,近所の人と思われる客のおばさん2人が見かねて片付けていた。

しかし,例え回転が遅くても,ここのつけ麺は万人に受け入れられる美味しさである。確かに特筆すべき特徴があるかといえば,ないと思うのだが,あっさりとさらりと,しかも麺のコシもなかなかで食べられるつけ麺はめったにない。それにこのチャーシューが沢山乗ったこのメニュー,このチャーシューの食べ応えが非常に良かった。実は,このつけチャーシュー,自分のところで売り切れとなり,さらにしばらくして材料切れでその日の営業を終了しなければならなかった。それ以降に沢山来た学生達に平謝りの店主夫婦,この店には沢山のヘルプが必要だったのだ。翌日20日には閉店。実に残念であった。

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