
河北3,4L線は、昭和48年頃に建設された275Kv送電線で、北東京変電所〜新古河変電所間を鉄塔43基?で結んでいます。この路線の特徴としては、ほとんどの鉄塔でV字垂直碍子と耐長碍子のミックス型を採用しており、重角度鉄塔が多く、鉄塔の高さが比較的高めで、鉄塔間の距離が比較的空いている点です。

ちなみに河北3,4L線は、1号基から9号基まで小北線を、12号基から14号基まで猪苗代新幹線を共架しているのも特徴です。(写真の鉄塔は3号基で、小北線を共架していま
す。)

河北3,4L線は、そのほとんどがV字垂直碍子と耐長碍子のミックス型の鉄塔で占められていますが、江戸川や利根川を横断する鉄塔には、高さを稼ぐ為にV字垂直碍子を装備
しています。(写真の鉄塔は35号基で、利根川を横断しています。)

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