2014/10/5

映画マトリックス的な表紙が結構好き、SPIDER-MAN  アメコミ

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今月は、結構早くに到着したご用達からのアメコミの束。当然のようにThe Amazing SPIDER-MAN (”ASM”)を最初に読んだので、レビュー。今回は先月到着したASM 1.4号、と今回来た6号について。

筋書きはDan Slottが、ASM 1.4号の画をRamon Perezが、ASM 6号の画をHumberto Ramos がそれぞれ担当。今回の添付画像は、1.4号のAlex Rossの描いた表紙。金持ちで頭も良いが三流悪人のClashの攻撃を避けるSPIDER-MANの図。映画マトリックスの公開以来この構図が良く使われる。ただ悪くないんだよね。

ASM 1.4号の方から。筋書きを手短に紹介。前半は何だか順調に物事が捗っているPeter Parker。しかし、街で暴れるClashを止めようと研究室の道具を使ってみるが、見事に失敗。落ち込むのも束の間、道具を盗んだと告げ口され、仲間からは見放され、新聞社の仕事もクビになる。

いつものように、気に入ったシーン、台詞等を紹介。Peterが科学の力で悪人の攻撃を防ぐ図は結構好き。残念ながら今回は相手の知恵が一枚上手だったけどね。(out-scienceって単語を使ってる。)

前半PeterがTHOR、IRON MAN、FANTASTIC FOURのTHINGの写真を撮影しているシーン2ページが好き。飛行機に乗っているTHINGに駐機禁止と注意する係員。それに対し彼が羽根のついている車を見たことないのと聞き返す。1950年代から60年代の車って無駄な羽根が後ろについていて、それが彼の後に描かれてるんだよね。また、THORが看護婦のJane Fosterといつも一緒であることに対して、もしかしたらTHORって制服マニアなんじゃないかと下種の勘ぐりをしたりね。

その後に出てくる宇宙人見たことあるなと思ったら、Spectacular SPIDER-MAN 50号(Marvel Wikiaによれば1981年の作品)に出て来た宇宙人だった。変身能力があったんだっけなー。記憶にない。ドクタースランプに出てくる宇宙人(ニコチャン大王って言うんだった)みたい。

不幸の上にさらに不幸が訪れるのは脚本の王道。それにしても、その前の幸福を演出するために、Peterに友達が沢山できちゃったことにしたのは、何となく違和感があるかな。

気に食わない点は、こんな三流悪人にPeterが時間を費やし過ぎな点、そして、何と5話で完結とこの悪人で話を引っ張りまくっていること。(5話ってのは、単行本1冊にちょうど良い長さらしい。)

続いてASM 6号。これも筋書きから。先月号でBlack Cat (“BC”)にマスクを脱がされそうになったSPIDER-MAN。しかし、誰にも顔を見られることなくその場から脱出することができた。BCとElectroが今度はPeterの会社と警察の共同プロジェクト(Electro捕獲装置)をぶち壊そうとするところに、SPIDER-MANとSILKが到着。なんとかElectroを捕獲する。

気に入った点を列挙する。まずは新聞社Daily Bugle社の編集長Robertsonの一言。”How could you NOT know you’re blocking.”これは、マスクを脱がされたSPIDER-MANとカメラの間に、新聞社の元社長で、元ニューヨーク市長のJJJが立ちはだかり世紀の大スクープを台無しにした時の台詞。その後にJJJがその事実を知った時の愕然とした顔も面白い。さらに、Peterの部下Anna MariaがJJJをEgomaniac(自意識過剰、この翻訳じゃ弱いな)と切り捨てるコマも良いな。

SILKがマスクを脱がされたPeterの顔に蜘蛛糸を吹き付けて窮地を逃れるシーンは頼もしいのだが、お喋りなPeterを結果的に喋らせないところがこのシーンのミソかな。

Anna Mariaが結構したたかなのも良し。Peterの不在をカバーすることを条件に昇進を約束させるところが良いな。ちゃっかり副社長を名乗って、Peterに否定されるオチも楽しい。

最後のこれからの話の伏線が気になる。Peterに内緒で研究者のSajaniとAnna Mariaが話しているnanotechって何だろう。

BCが自分の仲間を募るため、仲間であるElectroを裏切ったことが最後にわかるのだが、これは良い構成だな。

一方、BCがどうもただの性悪女に成り下がったのが、大変残念。峰富士子のように信用は出来ないけど、かわいいところもあるという、Peterでもルパンでも惚れちゃうのがわかる彼女に戻ってほしい。
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