2019/3/18

HULK登場 Acts of Vengeance 3ヶ月目のSPIDER-MAN 1989年  アメコミ タイムマシーン

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Acts of Vengeance (AoV)の3ヶ月目のSPIDER-MAN姉妹誌をレビュー。The Amazing SPIDER-MAN (ASM) 328号、Spectacular (Spec) 160号、Web of (Web) 61号。

ASMの筋書をDavid Michelinie、画をTodd McFarlane、Specの筋書をGerry Conway、画をSal Buscema、Webの筋書をGerry Conway、画をAlex Saviukがそれぞれ担当している。添付画像はASMのもの。McFarlaneによるHULKを打ち負かすSPIDER-MANの図。

この月のSPIDER-MANの敵は、X-MENの敵、Sebastian Shawに唆されたHULK、Dr. Doomによって操られたSuper Soldierを殺すためのロボット、FANTASTIC FOURの敵Dragon Man。

McFarlaneの画は恐らくこの頃が全盛期かな。ASMの表紙の中でも添付画像の表紙はベスト10に入ると思う。インクも自分で入れているので、彼が描きたかったように表現されていると思う。デフォルメな遠近法も楽しい。

この頃のHULKは知性がある時代だな。そしてお金も好き。何に使うんだ。ところが、彼のもう一つの人格Bruce Bannerのことは大嫌いなのは変わらない。それはそれで面白いんだけど、知性のあるHULKには違和感がある。

いつものように気に入った台詞シーン等。ASMから。テロリストとSPIDER-MANの会話。T “What are you?” S “I ‘m Bat..Ahem. I’m SPIDER-MAN.” 明らかにBatの後はmanだと思うけど、こういう遊びは好き。

もう一つ。強力な力を偶然手に入れたSPIDER-MANの前ではHULKでもかなわない。パンチ一発で大気圏外まで飛ばされた。SPIDER-MANは彼を救うが、その後のHULKの台詞 “I won’t kill ya.” 助けてくれたお礼に殺さないってことなんだけど、知性を得ると見栄を張るようになるのかと笑う。

Spec 160号では、あまりの巨大な力を目の当たりにした一般市民がSPIDER-MANに対し恐怖を感じ、彼を非難し始める。そんな四面楚歌の状況で、奥さんのMary Jane (“MJ”)に八つ当たりしちゃうPeterはわかるけど、そうして欲しくなかったかな。

この頃から、新しく得た力の正体がだんだんと読者にもわかってくる。そしてPeterもその存在を意識する。あ、つまり彼の中にCAPTAIN UNVERSEってえらい強いヒーローが宿っているって話。ポイントはだからどうしたって感じかな。

前回も褒めたけど、Buscemaの画が最近好きになってきた。特に人物描写は凄い。ごろつき写真家のKatzenbergの悪そうな表情なんて凄い良い。あと、セクシーじゃないけど、MJの表情なんかも好きだな。

Webの中からはMary Jane (“MJ”)の台詞紹介。待ち合わせ時間に遅れているPeterを心配する彼女の台詞。”Hope he didn’t get trapped in rush hour.” いやーPeterの正体を知っている彼女だったら、帰宅ラッシュを心配しないでしょう。

あと、面白いのが、このAoVを裏で操っている黒幕LokiがDr. Doomの計画を妨害するシーン。結局悪者は協力し合えないってオチなんだけど、好き。

もう一つ、この頃のPeterの高校時代からの友達Liz Allen。凄く良い人に描かれている。最近のちょっと裏のある顔の設定とは大違いだな。
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