2020/1/26

ヒーロー達が親愛なる隣人役を買って出た、Friendly Neighborhood SPIDER-MAN 37号、38号  アメコミ

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発売日が伸びていたFriendly Neighborhood SPIDER-MAN (FNS)38号が到着したので、37(13) 、38(14)号をレビュー。(Legacy Numberとカッコ内が2019年再発売してからの号数)

筋書きをTom Taylor、37号の画をKen Lashley、Todd Nauck他、38号の画をLashleyとMarguerite Sauvageが担当。添付画像は38号の表紙。何となくこちらを選んだ。

まずは粗筋から。37号。前号で命を狙われたSPIDER-MAN。裏で糸を引いていたニューヨークの地下にあるUnder Yorkを支配するCarrickへ、FANTASTIC FOURの力を借りSPIDER-MANが反撃に出る。38号。May伯母さんの手術の夜。何者かがニューヨークを停電にする。May伯母さんの手術でそれどころでないSPIDER-MAN。

いつものように、気に入った台詞やシーンを順不同で紹介。今回のLashleyの画のインクを誰が入れているかわからないが、いつもの細かい線を極力なくして、極めてアメコミ的な画に仕上がっている。これも良し。FNS 38号でもその技法が踏襲されているのだが、カラーで陰を補っているのだが、SPIDER-MANの顔にそれを使うとどうもしっくりこないな。

次にSPIDER-MANの台詞。もう駄洒落。”Under York has an underground?”地下世界にも地下組織が存在するの?みたいな感じ。

ReedとSPIDER-MANが科学知識を駆使し相手の武器を無効化する装置を開発。その後にhigh five (日本ではハイタッチね)ならぬ”Science Five”と叫びhigh fiveを行う。これが実は伏線。側で見て不愉快に思っていたJohnnyに、物語の最後で”Science Five”をやらせる物語の進め方はナイス。

38号はTaylorが仕掛けた伏線であるMay伯母さんの癌を最後に拾っている。Peterが子供の頃、May伯母さんに言われた言葉、”I promise I’ll be here when you wake up.”をMay伯母さんの手術後にPeterが口にするラストは良いね。

物語なので、そう簡単にそれをさせない。Peterを病院に戻すため、ニューヨークにいるヒーロー達がSPIDER-MANの代わりに親愛なる隣人役を買って出る姿が良いな。

May伯母さんの主治医の台詞、”I can offer you an uncomfortable chair. And coffee is terrible. But it’s free.”にはニヤッとした。アメリカのコーヒーって不味いのは本当に不味い。

もう一つ。Captain Stacy、Jean Dewolff等、警察官でありながらSPIDER-MANの理解者であったキャラを殺してきたMarvelがまたもや警察官の協力者Sebbens警部を登場させた。Taylorの功績は大きい。FNSはまたもや終わってしまうのだが、他の作家がこの設定を踏襲してくれると良いな。Peterの妹Theresaのように使われ過ぎは良くないが。

ページ数の関係でしょうがないのだが、そのSebbens警部が犯人と特定されていない人の住所をSPIDER-MANに教えるのはどうかと思う。ここが唯一のこの話の欠点。
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