2010/4/4

SPIDER-MANの65  アメコミ

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今月はThe Amazing SPIDER-MANの620号〜622号まで御用達から到着。それについて書こう。画像は622号の表紙。実はデザイン的には620号のMarcos Martinの画が一番かっこ良い。前月から続いているMysterio編の最終話をかざるべく、Mysterioのプラスティックの仮面がSPIDER-MANにより割られるシーン。しかし、今回悩んだ末、敢えて久し振りに登場したMorbiusの表紙を選択した。Morbiusと言えば、1971年に登場した吸血鬼だ。先月書いた業界の自主規制でドラキュラを登場させることができずに、奇病にかかったこの怪物を悪役として登場させた。当時の画家はGil Kaneだ。622号のこれまでのお話の中で一コマGilの画が紹介されている。70年代後半に出た光文社版のSPIDER-MANでもMorbiusは紹介されていて前から馴染みのあるキャラクターだな。表紙は、WOLVERINEの画を担当していたSimone Bianchiが描いている。Simoneの画が上手いだけに、漫画のようなMorbiusがもったいないな。もっと人間の顔をした悪人の方が彼の画には合っている。622号の本編の画は、Joe Quinonesが担当しる。彼の画の方が、漫画っぽいMorbiusを上手く描いている。しかし、普通の人物の方はもう一歩。決して下手ではないのだが、子供っぽいのだ。

最初の620号に話を遡ろう。筋書きをDan Slott、画を前述のMarcosが担当。Mr. Negative率いる中国マフィアと、サイボーグヤクザSilver Maneの抗争は終了。Silver Maneは実は古くからの悪役Mysterioの文字通りの操り人形だったんだな。最後のシーンは良い。警察に捕まったはずのMysterioがもう一人の悪人Chameleonにスカウトされるシーンだ。さすが特撮の帝王、簡単には捕まらないんだね。

続いて621号。脅されて渡したSPIDER-MANの血液をMr. Negativeから取り戻す。その作業を手伝ってもらうのがBlack Cat。SPIDER-MANでのBlack Catの登場は何と1979年のAmazing SPIDER-MANの194号だ。その間に何があったのかはわからんが、SPIDER-MANことPeter Parkerとは良い仲。しかし、彼女はただの男の子Peterには興味がない。あくまでSPIDER-MANに興味がある。この辺りが面白い。筋書きをDan Slott、画をMichael Larkが担当。Michaelの画は結構良いな。1970年代風の画だ。もう少しこなれれば、良い画家になるね。白と黒の使い方が上手い。(これはインクの人のお陰か。)

この号であやふやなのが、Peterと最近仲が急接近しているCarlieの父親が本当に父親なのかどうかということ。父親だったら、自分の娘に暴言をはいたりしたりしないし、そうでなかったら、Carlieと逃げようなんて言わない。どっちとも取れるのだ。

最後にもう一度622号。この号は実はページ数が2倍。値段は1ドル増しの$3.99。前述のMorbiusの話(話自体はそれ程そこそこ。)と、高校時代の友達Flash Thompsonの話。Flashは最近イラク戦争で、足を2本とも失っている。その話も良かったのだが、今回の話も泣ける。テーマは悲しみの5つのステージ、即ち「怒り」⇒「否定」⇒「交渉」⇒「鬱」⇒「受け入れ」(医学的な翻訳はもっとちゃんとしたものがあると思うけど。)だ。FlashがPeterや昔からの友達Bettyらの温かい支援を受けて、喪失感から立ち直る。筋書はGreg Weisman、画をLuke Rossが担当。Lukeの画が前より良くなっている。
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タグ: Morbius Black




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