2012/12/23

この赤いRed Skullの表紙、凄まじい迫力だ、Uncanny Avengers  アメコミ

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そもそも、Uncannyという形容詞はAVENGERSに付く枕詞ではなかった。しかし、この冬発売を開始したこのUncanny AVENGERS("UA”)は、X-MENとAVENGERSの混成チームということで、わざわざUncannyという形容詞を用いたのだろう。今回はUA 1号と2号のレビュー。(毎年この時期同じなのだが、御用達Milehigh Comicsからのアメコミの到着が遅い。その前に違う小売店から購入したUAが先に到着した。ちなみに最初このタイトルに関して、ノー・マークだったのだが、画をJohn Cassadayが担当することを知り、急遽購入を開始した。)

さて、表題の表紙だが、2号が到着する前は、1号の表紙を添付画像にすることで決まりと思っていた。しかし、この2号の表紙にノックアウトされた。なんだ、このRed Skullの迫力は。そして、品が良い。この構図、Jim Sterankoの画へのHomageなのか。かっちょ良すぎる。

画を最初に褒めちぎっているが、話の方も面白い。筋書きの担当は、Rick Remender。AVENGERS vs. X-MENでどうやら、X-MENのリーダーCYCLOPSは、意思を持った宇宙エネルギー体Phoenixの影響下にあり、ついには、創始者Xavier教授を殺害してしまったらしい。そして、その死体から、大脳を移植したのが、ナチスドイツの残党Red Skull。UA 1号の最初は、大脳の摘出手術のシーン。誰のものかがわからなかったが後半わかってくる。

そして、今回Red Skullの僕となり、X-MENを翻弄するのが謎の悪役軍団。ROGUEやSCARLET WITCHのミュータントとしての力を無力化する力を持つGoat Girlなる輩が一員だ。面白い。そして、今回のRed Skullの目的がミュータントの撲滅ってところが、妙だな。少数民族を排斥しようとするナチス的考え方なのはわかる。ただ、長い歴史の中で差別を受けて来たユダヤ人と同列に扱うのは、ちょっと疑問。

好きなシーンは、CAPTAIN AMERICA("Cap”)のアイディアでAVENGERSを率いることになったHAVOKとその兄CYCLOPSとの会話。結局XAVIER教授の夢を引き継いだCYCLOPSはHAVOKの言う通り、XAVIER教授の教えを忘れてしまったのか。どこまでが、宇宙エネルギー体Phoenixのなせる業で、どこまでがCYCLOPS自身の考え方なのか、わからない。

UA 2号では捕らわれの身となったROGUEやSCARLET WITCHの話が中心。ユダヤ人であり、ミュータントであるSCARLET WITCHと彼女を利用とするRed Skullの立場が面白い。精神的に不安定なSCARLET WITCHはXavier教授の力がなくてもコントロールが容易だな。

CYCLOPSの暴走により、人類はミュータントへの恐怖を再確認している。WOLVERINEはCapのアイディア、即ちミュータントであるHAVOKがAVENGERSを率いることにより、人類の不信感を解消することに懐疑的。しかし、実際に彼が一般人を助けたことにより、不信感が薄れることを目の当たりにする。論より証拠的なシーンは印象的だな。

まだまだ、この話、面白くなる予感がする。Cassadayが担当したAstonishing X-MENのわくわく感をもう一度味わっている。筋書きは違う人なのに、何だこの面白さは。ちなみに、来年の海外マンガフェスタのために、表紙がブランクのUAを一部買った。誰に何を描いてもらおうかな。
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2012/12/27  22:28

投稿者:管理人

X-MEN Funさん:
コメントありがとうございます。また、いつも読んでいただき、ありがとうございます。今後ともご贔屓に。

さて、ご質問の件ですが、以下思いつくまま書いてみました。お持ちでしたら、あしからず。特にChris Claremont、John Byrne時代のX-MENは是非何らかの形で読むことをお奨めします。また、最近の作家では、Kieron Gillen、Greg Landの作品がお奨めです。

<日本語版>絶版かもしれませんが、古本屋さんで見てみてください。お奨め順です。
1.小学館プロダクションから出ていたX-MENシリーズ
2.Astonishing X-MENの翻訳版2冊(話はそれ程好きではありませんが、画が良いです。)
3.House of M(結論が重要。画も素敵です。)
4.新潮社から出たUltimate X-MENシリーズ

<洋書>Trade Paperbacks
1.Essential X-Men v. 2(1980年代のX-MENです。)
2.X-Men: Schism(以下3冊は比較的新しいです。これは、CYCLOPSとWOLVERINEの考え方の違いが表面化したもの。)
3.Uncanny X-men: Quarantine(Kieron Gillen、Greg Landの作品)
4.X-Men: Deadly Genesis(CYCLOPS、HAVOC兄弟に弟が出現)

http://green.ap.teacup.com/amecomitoramen

2012/12/27  12:44

投稿者:X-MEN fun

連投すみません。
Apocalypse ⇒ Mr. Sinisterの間違いでした。

2012/12/27  12:41

投稿者:X-MEN fun

いつも楽しく拝見しております。
X-MENは学生時代の頃、テレビ東京で夕方放映されていた
アニメがきっかけで好きになりました。
時代も進み、今ではそんな話になっているんですね。
自分が知っているのは、SentinelやApocalypse、Magnetoが敵役で
出ていた頃です。Cyclopsなどの懐かしい名前を見て、また世界に
入り込みたくなりました。
初心者としては、どこから手を付ければ良いでしょうか? ご教授頂ければ
幸いです。


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