2013/11/24

1980年代のByrneの画の品質は最高だ、ALPHA FLIGHT  アメコミ タイムマシーン

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先月の海外漫画フェスタでおいらのJohn Byrneに対する熱い思いを語ったら、アメリカ人のアーティストの一人、Sean Gallowayさんも頷いてくれた。70年代から80年代のByrneは偉大だったからね。そんな出来事をきっかけにByrneの作品を時間をかけて集めようかなと思っていた。そんな矢先、元御用達Milehigh Comicsが60% offの販促キャンペーンを行ったので、今年初めの苦い思い出は何処へやら、早速Byrneの古い作品を注文してしまった。

このALPHA FLIGHT(”AF”)はその中の一誌。まずは、AF 1号〜4号までをレビュー。筋書き、画ともByrneが担当。インクも彼が入れている。まずは添付画像としてAF 1号は基本でしょう。彼がこれまで手掛けたヒーロー達が一堂に会したこの表紙は好きとか嫌いとかでなく、まずは添付。

そもそもAFはUncanny X-MEN 120号に初登場したカナダのスーパーヒーローチーム。Byrne自身がカナダ人てことで、相当気合いが入ってやっていたと思いきや、どうやら、Byrneはこの作品気に入っていなかったみたいだ。詳しくは、下記参照。
出典 Marvel Comics of the 1980s、http://marvel1980s.blogspot.jp/2010/12/john-byrnes-alpha-flight.html

軽く内容について触れておこう。理由がよくわからないけど、カナダの首相に解散を命じられるところからAFは始まる。しかし、精霊Tundraの復活を期に再結成する。その後2号では、Masterなる悪人の召喚に応じたAFのメンバーの一人Marrinaが凶暴化し、他のメンバーPuckを傷つけてしまう。逃げたMarrinaを追ってAFは北極へ向かいMasterと対決するというもの。

4号だけは昔から持っていたのだが、3号までの話を読まないとだめだったな。今回通しで読んでみて良かった。FANTSTIC FOUR("FF”)のSue Richardsとアトランティスの王、SUB-MARINERがゲスト出演。その当時集めていたFFの260号の続きだからAF 4号だけ買ったんだな。

いつものように、気に入ったシーンや台詞等を順不同で紹介。まずはByrneの画。表題の通り、1980年代の彼の作品は凄いものばかり。もちろんX-MENの表紙もかっちょ良いのだが、AFの表紙も良いものがあるな。その一つが下の3号の表紙。AFのメンバーの一人Auroraが機械の罠に嵌っている図。カラ―が基本のアメコミでモノクロームを活かしているってところが好きだな。彼女のコスチュームに合わせてね。
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そのAuroraの設定が面白い。彼女は二重人格。(抑圧された)寄宿学校の教師であるJeanne-Marieとしての彼女は自由奔放なAuroraの人格を憎んでいる。ちょっとしたはずみで人格が入れ替わってしまう不安定さが良い。AFのメンバーは戦いの真っ只中で繊細な彼女をいたわらなければいけない羽目になってしまう。

もう一人の女性メンバー、SNOWBIRDも好きだな。彼女は古代の神の娘でもある一方、普段はカナダの警察の事務官。しかも上司に睨まれている。これからどうなるか知らないけど、設定としては膨らませることのできる良い設定だな。過去に何が起こったかがわかる能力とか便利だな。ドラえもんの道具がなくてもできてね。

それから、Byrneのカナダ人としての誇りみたいなものが感じられるのが、AFのリーダーGUARDIANの誕生秘話。アメリカの武器商人のために開発していることがわかって開発したものを破壊しちゃうんだよね。設計図も含め。あ、ちなみにこれ犯罪でしょう。カナダ人ってアメリカのことあまり良く思ってないんだなってことを再確認。

一方気に入らないとこと。何で、Marrinaが凶暴化したのかもう一歩わからない。彼女がエーリアンだってことはわかったんだけどね。

それから、AF 2号でいきなりリーダーの名前がVINDICATOR(立証するもの)からGUARDIAN(保護者)に変わる。理由はちょっと説得力にかけるんだけどね。個人的には変わる前の名前の方が科学者である彼自身の行動を表しているような気がする。
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