第5回坂東33観音霊場巡り2日目(千葉県)
2018.7.12
2日目は銚子のホテルから銚子の港町を散歩した後に、銚子駅から香取駅へ行き、香取神宮へ参拝する。
香取神宮から、日本三大厄除け大師の一つ、香取市牧野にある妙光山観福寺へ立ち寄り、佐原水郷をぶらり歩きしながら、今回の最終28番滑河山龍正院を巡拝する。

歩道を歩く
銚子駅前、銚子プラザホテルを出て銚子港へ早朝散歩したが、この歩道で驚いたことは歩道の広さが半端ではない。
両側ともかなり広く普通の歩道の倍以上はあり歩いていて違和感があります。

利根川下流と銚子大橋
利根川の川幅は広く水量も多いし、さすが利根川下流で海みたいだ!

第5回坂東33観音霊場巡りの軌跡
赤線が第1日目の軌跡で、緑線が第2日目の軌跡です。

銚子駅

香取神宮(1)
朱塗の大鳥居
参道正面にある第二の鳥居

香取神宮(2)
第三の鳥居
正面の総門は改装工事中。

香取神宮(3)
楼門
本殿同様元禄13年に造営され、昭和58年重要文化財指定されました。
南側、楼上の額は「東郷平八郎」の筆によるものです。

香取神宮(4)
本殿、拝殿
元禄13年(1700年)徳川幕府の手によって造営され、昭和52年に国の重要文化財として指定されました。
屋根は、檜皮葺(ひわだぶき)、黒漆を基調とした色合いに極彩色で彩りを加え、御神威の大きさを感じさせます。

香取神宮(5)
要石(かなめいし)
地震を起こす大鯰を抑えるため地中深くまで差し込んでいるとされる霊石。
香取新宮、鹿島新宮にあり、わずかに露出している頭頂部は、香取では凸形石、鹿島では凹形をしている。

厄除け弘法大師、妙光山観福寺(1)
山門

厄除け弘法大師、妙光山観福寺(2)
本堂
佐原の観福寺(千葉県)は、川崎大師(神奈川県)、西新井大師(東京都)とともに日本三大厄除弘法大師に数えられています。
真言宗豊山派に属し、本堂・大師堂・観音堂・不動堂・鐘楼など堂々とした構えの北総の名刹。

厄除け弘法大師、妙光山観福寺(3)
不動堂
身丈5尺、総高8尺の不動明王像を安置。
文化15年(1818年)、快恵和尚再建。

厄除け弘法大師、妙光山観福寺(4)
観音堂
本尊聖観世音菩薩像が安置されている。
元禄年間、春海和尚建立。

厄除け弘法大師、妙光山観福寺(5)
伊能忠敬の墓
日本地図を測量によって完成させた伊能忠敬の墓地(髪と爪を納める)がある。
妙光山観福寺を参拝し、ここから佐原水郷へ向かって歩く。

伊能忠敬の旧家
伊能家は佐原の有力な家の一つであり、酒造業や米穀売買業などを営んでいたが、忠敬は1762年(宝暦12年)に17歳で伊能家に婿養子に入り、1795年(寛政7年)50歳で江戸に出るまでこの旧宅に住んでいた。
(wikipediaより)

同上内部(1)
帳場
帳付けや勘定などをする所。

同上内部(2)
星の高度を観測する道具
距離と方角の測量をただただ繰り返して正確な地図を作ったわけです。
その距離は4万kmを少なくとも超えており、これは地球一周分に相当するのです。

佐原の街並み(1)
佐原は北総の小江戸と言われ利根川水運の中継基地として栄えた場所で、現在でも川沿いを中心に江戸情緒あふれる古い町並みが残っています。
まるでタイムスリップしたかのような、風情ある景観を楽しむことができる人気観光スポットです。

佐原の街並み(2)
ゆかりなつかし 伊能忠敬の地図のふるさと 水の郷

佐原駅
入口は佐原駅と言うのれんがかかり、一見どこかの店屋のような駅舎です。
佐原駅から滑河駅まで電車に乗り、滑河駅から28番滑河山龍正院まで歩く。
歩いて約20分くらい。

28番滑河山龍正院(1)
仁王門と本堂
千葉県成田市滑川にある天台宗の寺院。
本尊は十一面観世音菩薩で通称は滑河観音(なめがわかんのん)と言われる。

28番滑河山龍正院(2)
仁王門
室町時代の文亀年間(西暦 1501年〜1504年)に再建された、国の重要文化財に指定されている。
茅葺き寄棟造りの門は見事であり、仁王門のしめ縄も大きいし、仁王像もかなり古い。

仁王像
閉口の吽形(うんぎょう)像
像容は上半身裸形で、筋骨隆々とし、吽形像は怒りを内に秘めた表情を表す。

仁王像
開口の阿形(あぎょう)像
像容は上半身裸形で、筋骨隆々とし、阿形像は怒りの表情をしている。

28番滑河山龍正院(3)
本堂

28番滑河山龍正院(4)
本堂
二日間の坂東33ヶ所霊場の内、3ヶ所霊場の参拝と香取神宮、佐原の水郷を巡る旅も終わり錦糸町駅で仲間と別れ帰路に着く。
この日に歩いた歩数:26,330歩(約17.1km)
二日間で56,790歩(36.9km)でした。
この暑い中何事もなく無事に完歩出来ました。
次回は秋ごろ巡拝する予定。
青葉の百姓 2018.7.16記
ネット仲間からのコメントです。
----------------------------------------------------
さぬきふじ・2さん
2018年07月18日 08:45
暑くて、毎日クーラーの傍から離れないないと言いますのに、霊場巡り行きましたか。
ご苦労様です!
この様に苦労しての霊場巡り、観音様が見守って下さるから、身体も異常無しで無事に終えられることと思ってます。
でも、お身体気を付けて下さいね!
青百
2018年07月18日 14:34
さぬきふじ・2さん、コメントありがとう。
二日間とも中途半端な暑さではなかったです。
何んとか無事に3霊場を巡拝して来ましたが、次回は秋に茨城県か群馬県の霊場を目指したいと思います。
青葉の百姓 2018.7.18追記
-----------------------------------------------------
Hiroe Asahinaさん、
このお暑い中でしたが、着実に巡っていらっしゃるのですね。
くれぐれも熱中症予防にお気を付けください。
青百さんの旅ブログは本当によく分かる説明とお写真で、行った気になって楽しませて頂いてます。
青百
Hiroe Asahinaさん、暖かいコメントありがとう。
千葉の霊場は二日間とも暑かったです。 次回は涼しくなった秋に出かけます。
また覗いてください。 ではまた
青葉の百姓 2018.7.24追記
2
2日目は銚子のホテルから銚子の港町を散歩した後に、銚子駅から香取駅へ行き、香取神宮へ参拝する。
香取神宮から、日本三大厄除け大師の一つ、香取市牧野にある妙光山観福寺へ立ち寄り、佐原水郷をぶらり歩きしながら、今回の最終28番滑河山龍正院を巡拝する。

歩道を歩く
銚子駅前、銚子プラザホテルを出て銚子港へ早朝散歩したが、この歩道で驚いたことは歩道の広さが半端ではない。
両側ともかなり広く普通の歩道の倍以上はあり歩いていて違和感があります。

利根川下流と銚子大橋
利根川の川幅は広く水量も多いし、さすが利根川下流で海みたいだ!

第5回坂東33観音霊場巡りの軌跡
赤線が第1日目の軌跡で、緑線が第2日目の軌跡です。

銚子駅

香取神宮(1)
朱塗の大鳥居
参道正面にある第二の鳥居

香取神宮(2)
第三の鳥居
正面の総門は改装工事中。

香取神宮(3)
楼門
本殿同様元禄13年に造営され、昭和58年重要文化財指定されました。
南側、楼上の額は「東郷平八郎」の筆によるものです。

香取神宮(4)
本殿、拝殿
元禄13年(1700年)徳川幕府の手によって造営され、昭和52年に国の重要文化財として指定されました。
屋根は、檜皮葺(ひわだぶき)、黒漆を基調とした色合いに極彩色で彩りを加え、御神威の大きさを感じさせます。

香取神宮(5)
要石(かなめいし)
地震を起こす大鯰を抑えるため地中深くまで差し込んでいるとされる霊石。
香取新宮、鹿島新宮にあり、わずかに露出している頭頂部は、香取では凸形石、鹿島では凹形をしている。

厄除け弘法大師、妙光山観福寺(1)
山門

厄除け弘法大師、妙光山観福寺(2)
本堂
佐原の観福寺(千葉県)は、川崎大師(神奈川県)、西新井大師(東京都)とともに日本三大厄除弘法大師に数えられています。
真言宗豊山派に属し、本堂・大師堂・観音堂・不動堂・鐘楼など堂々とした構えの北総の名刹。

厄除け弘法大師、妙光山観福寺(3)
不動堂
身丈5尺、総高8尺の不動明王像を安置。
文化15年(1818年)、快恵和尚再建。

厄除け弘法大師、妙光山観福寺(4)
観音堂
本尊聖観世音菩薩像が安置されている。
元禄年間、春海和尚建立。

厄除け弘法大師、妙光山観福寺(5)
伊能忠敬の墓
日本地図を測量によって完成させた伊能忠敬の墓地(髪と爪を納める)がある。
妙光山観福寺を参拝し、ここから佐原水郷へ向かって歩く。

伊能忠敬の旧家
伊能家は佐原の有力な家の一つであり、酒造業や米穀売買業などを営んでいたが、忠敬は1762年(宝暦12年)に17歳で伊能家に婿養子に入り、1795年(寛政7年)50歳で江戸に出るまでこの旧宅に住んでいた。
(wikipediaより)

同上内部(1)
帳場
帳付けや勘定などをする所。

同上内部(2)
星の高度を観測する道具
距離と方角の測量をただただ繰り返して正確な地図を作ったわけです。
その距離は4万kmを少なくとも超えており、これは地球一周分に相当するのです。

佐原の街並み(1)
佐原は北総の小江戸と言われ利根川水運の中継基地として栄えた場所で、現在でも川沿いを中心に江戸情緒あふれる古い町並みが残っています。
まるでタイムスリップしたかのような、風情ある景観を楽しむことができる人気観光スポットです。

佐原の街並み(2)
ゆかりなつかし 伊能忠敬の地図のふるさと 水の郷

佐原駅
入口は佐原駅と言うのれんがかかり、一見どこかの店屋のような駅舎です。
佐原駅から滑河駅まで電車に乗り、滑河駅から28番滑河山龍正院まで歩く。
歩いて約20分くらい。

28番滑河山龍正院(1)
仁王門と本堂
千葉県成田市滑川にある天台宗の寺院。
本尊は十一面観世音菩薩で通称は滑河観音(なめがわかんのん)と言われる。

28番滑河山龍正院(2)
仁王門
室町時代の文亀年間(西暦 1501年〜1504年)に再建された、国の重要文化財に指定されている。
茅葺き寄棟造りの門は見事であり、仁王門のしめ縄も大きいし、仁王像もかなり古い。

仁王像
閉口の吽形(うんぎょう)像
像容は上半身裸形で、筋骨隆々とし、吽形像は怒りを内に秘めた表情を表す。

仁王像
開口の阿形(あぎょう)像
像容は上半身裸形で、筋骨隆々とし、阿形像は怒りの表情をしている。

28番滑河山龍正院(3)
本堂

28番滑河山龍正院(4)
本堂
二日間の坂東33ヶ所霊場の内、3ヶ所霊場の参拝と香取神宮、佐原の水郷を巡る旅も終わり錦糸町駅で仲間と別れ帰路に着く。
この日に歩いた歩数:26,330歩(約17.1km)
二日間で56,790歩(36.9km)でした。
この暑い中何事もなく無事に完歩出来ました。
次回は秋ごろ巡拝する予定。
青葉の百姓 2018.7.16記
ネット仲間からのコメントです。
----------------------------------------------------
さぬきふじ・2さん
2018年07月18日 08:45
暑くて、毎日クーラーの傍から離れないないと言いますのに、霊場巡り行きましたか。
ご苦労様です!
この様に苦労しての霊場巡り、観音様が見守って下さるから、身体も異常無しで無事に終えられることと思ってます。
でも、お身体気を付けて下さいね!
青百
2018年07月18日 14:34
さぬきふじ・2さん、コメントありがとう。
二日間とも中途半端な暑さではなかったです。
何んとか無事に3霊場を巡拝して来ましたが、次回は秋に茨城県か群馬県の霊場を目指したいと思います。
青葉の百姓 2018.7.18追記
-----------------------------------------------------
Hiroe Asahinaさん、
このお暑い中でしたが、着実に巡っていらっしゃるのですね。
くれぐれも熱中症予防にお気を付けください。
青百さんの旅ブログは本当によく分かる説明とお写真で、行った気になって楽しませて頂いてます。
青百
Hiroe Asahinaさん、暖かいコメントありがとう。
千葉の霊場は二日間とも暑かったです。 次回は涼しくなった秋に出かけます。
また覗いてください。 ではまた
青葉の百姓 2018.7.24追記

2018/7/21 5:11
投稿者:青百
2018/7/17 5:53
投稿者:ふぅ
お疲れ様です。
暑い時期よく行かれたなぁ・・・と感心しまくりです。
仁王門の写真ありがとうございました。
茅葺の屋根の趣が素晴らしいですね。見ていても飽きません(^^)
中の仁王様の表情も素晴らしいですね。
厄除け寺、私もお参りしたいです(#^^#)
http://fuu.private.coocan.jp/
暑い時期よく行かれたなぁ・・・と感心しまくりです。
仁王門の写真ありがとうございました。
茅葺の屋根の趣が素晴らしいですね。見ていても飽きません(^^)
中の仁王様の表情も素晴らしいですね。
厄除け寺、私もお参りしたいです(#^^#)
http://fuu.private.coocan.jp/
28番滑河山龍正院仁王は国の重要文化財に指定されている。
茅葺き寄棟造りの門は今まで見た山門より素晴らしかった。
仁王門のしめ縄も大きいし、仁王像もかなり古いです。