Indiana Jones And The Kingdom Of The Crystal Skull
2008年/アメリカ (監)スティーブン・スピルバーグ
(演)ハリソン・フォード ケイト・ブランシェット カレン・アレン ジョン・ハート シャイア・ラブーフ ジム・ブロードベント レイ・ウィンストン
☆☆☆★★★
前回の記事、新宿三丁目は何しに行ったのかと言えば、「インディ・ジョーンズ」を見に行ってきたのでした!
前作の「最後の聖戦」より20年。ハリソン・フォードもすっかり年をとりましたが、彼とインディアナ・ジョーンズは一心同体なのだな・・と感じました。やっぱり楽しかった!
ストーリーに関しては、これからご覧になる方の興をそぐので省くとして、毎度の事ながら、時代設定の描写の上手さには感心してしまいます。この作品も、オープニングのちょっとしたシーンで、見事に1950年代を表現していたし、インディと行動をともにする事になる青年、シャイア・ラブーフの登場シーンにも感動した。これはマーロン・ブランドへのオマージュだよね。
(※ おまけ参照下さい。)
時は移り、世の中がかなりせちがらくなっているので、昔の3作の様にスカっとしない一面もあり、ラストのあたりも私的にはムム・・な面もあったのですが、これだけ楽しめれば良しとしたいです。ただ、カレン・アレンには、もうちょっと痩せてきて欲しかったな〜。アクションをこなすためには、彼女の年齢的にもこの位じゃないと厳しかったのかな〜・・。
さて、今回、私が声を大にして言いたいのは、悪役のケイト・ブランシェットが素晴らしかったこと!やっぱ、彼女は本当に上手いよ。役柄をつかむのが本当に上手なんですよね。「シッピング・ニュース」での悪女ぶりも最高だったけど、今回はさらに美しくかっこ良い。注目ですよ〜!
スピルバーグは本当に映画ファンだ。どの作品も見ていればバシバシそれが伝わってくる。あんな映画、こんな映画、映画が観客に与える興奮というものの質を理解していて、次々と大ヒット娯楽作をくりだしてくる。彼が「ジョーズ」で大ヒットをとばした時、私はまだ中学生だった。若い時代を彼の作品とともに過せて本当に幸せだと思う。
おまけ
シャイア君の登場シーンのスタイルは「乱暴者 あばれもの」のマーロン・ブランドのスタイルです。彼はジェームズ・ディーンとならんで、1950年代の若者のイコンだった。


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