また今年も暑い夏がやってきました。パソコンとビデオの見れる部屋のクーラーが壊れている為に8月は恐らくほとんど映画は見れないだろうと思います。(汗)その分、昨年と同様に読書に時間がさけると思います。(寝室のクーラーは壊れてない。)
「ボルケーノ」
Volcano
1997年/アメリカ (監)ミック・ジャクソン
(演)トミー・リー・ジョーンズ アン・ヘッシュ ドン・チードル
☆☆☆★
ぼんやりと見てるぶんには、まあまあ楽しめる映画。火山学者のアン・ヘッシュがきれいです。しかし、溶岩があんな近くまで迫っていて、あれだけの行動をとれるとはとても思えない。かなり溶岩を甘く見てるとしか思えないので、「コア」と同様にとてもバカバカしい感じがする。
「誇り高き戦場」
Counterpoint
1967年/アメリカ (監)ラルフ・ネルソン
(演)チャールトン・ヘストン マキシミリアン・シェル キャサリン・ヘイズ レスリー・ニールセン
☆☆☆★★
原作アラン・シリトー。昔見た時かなり感動した作品で、とても楽しみに見ました。アメリカの高名な指揮者ヘストンとそのオーケストラが、ヨーロッパ慰問中にナチスに捕らえられる。クラシック愛好家の指揮官のM・シェル将軍は、彼らに演奏を命じるが、ヘストンは頑なに拒否を続けるが・・。最後の「タンホイザー」演奏シーンは、ドイツ人でなくても身体が震えてしまう。見直してみると、かなり甘い部分もあるのだけれど、戦争映画としては異色の作品で楽しめます。
「ミッドウェイ」
Midway
1976年/アメリカ (監)ジャック・スマイト
(演)チャールトン・ヘストン ヘンリー・フォンダ ロバート・ミッチャム ロバート・ワグナー グレン・フォード 三船敏郎 ジェームズ・コバーン クリフ・ロバートソン ハル・ホルブルック
☆☆☆
重量級の俳優を揃えた大作なのですが、これは失敗作だ。まず、日本人としては、三船以下日本軍も英語で会話をしているので全く気分が盛り上らない。それにミッドウェイ海戦そのものの全貌もよく掴めない。戦闘シーンは、記録映像や過去の作品からのつかいまわし。これじゃあ、ダメだよ〜〜。
「ギャラクシー・クエスト」
Gallaxy West
2001年/アメリカ (監)ディーン・パリソット
(演)ティム・アレン アラン・リックマン シガニー・ウィーバー トニー・シャルーブ
☆☆☆★★
「スター・トレック」ファンならかなり楽しめる作品。「スター・トレック」のパロディであり、オマージュでもある作品です。人気番組「ギャラクシー・クエスト」ファンの集いに、宇宙人達がメンバーに助けを求めにくる。彼らには虚構という概念がなく、番組の全てをドキュメンタリーだと思っていたのだ。(笑)科学力は優秀で番組の技術を全て実現させてメンバーを迎え入れるが、敵の宇宙人はかなり凶悪・・。笑えるし、ラストはけっこう泣けるし、お勧めの映画ですよ。
「アポロ13」
Apollo 13
1995年/アメリカ (監)ロン・ハワード
(演)トム・ハンクス ビル・パクストン ケビン・ベーコン ゲイリー・シニーズ エド・ハリス
☆☆☆☆
アポロ計画フリークな私は、もう何度も見ているのですが、何回見ても楽しい!私もNASAの
職員になりたい!(笑)記事にしようかと思ったのですが、今までにも何度か軽くとりあげてて、
しつこいのでやめました。これは本当に奇跡の物語です。宇宙計画関係ではこの作品と「ライト・スタッフ」が超お勧めです。それとトム・ハンクスがプロデュースしたテレビシリーズ「フロム・ジ・アース」は是非見ていただきたいな〜。これを見ればNASAの有人月旅行計画全貌のドラマです!
「リトル・ランナー」
Saint Ralph
2004年/カナダ (監)マイケル・マッゴーワン
(演)アダム・ブッチャー キャンベル・スコット ジェニファー・ティリー
☆☆☆★★
この作品はなかなかの拾い物でした。邦題でちょっと損しちゃってる気もする。1950年代のカナダ。主人公の14歳の少年は、父を戦争で亡くし。母親と二人の生活だが、その母親は病気でコーマの状態になってしまう。奇跡を起せば夢をかなえる事が出来ると、学校の神学の授業で聞いた彼は、母親が目覚めさせるためにボストン・マラソン優勝を目指してトレーニングを開始するのだが・・。学校の問題児だった彼が、真剣にマラソンに打ち込む姿に感動します。もとオリンピック・ランナーだった神父のキャンベル・スコット(ジョージ・C・スコットの息子)も良かった。地味な作品ですがお勧めです。
「カプリコン1」
Capricorn One
1977年/アメリカ (監)ピーター・ハイアムズ
(演)エリオット・グールド ジェームズ・ブローリン サム・ウォーターストーン O・J・シンプソン ハル・ホルブルック カレン・ブラック テリー・サバラス
☆☆☆★★
有人火星飛行の打ち上げが開始された。が、打ち上げ直前に宇宙船カプリコン1から飛行士達は秘密裏に退去させられ、砂漠の真中に設置された施設で、火星着陸のシーンを演じさせられる。命の危険を感じた彼らは、施設の脱出を試みるが・・。NASAがよく協力したな・・って思える様な内容ですが、後半、謎を追う新聞記者のE・グールドのシーンもサスペンス感あふれてて楽しめます。私は、これを久し振りで見ましたが、役者達が渋くて良いよね〜。70年代はホントに懐かしい。
それでは皆様、夏バテしない様にお互いに気をつけましょうね!

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