夜に映画を見る時間をとるのも難しいこの頃。あまり夜更かしすると翌日こたえるので、ホント年齢を感じてしまいます。夕食時にお酒を飲まなきゃ良いんだよな〜っていう説もあるんですけど。(汗)
「パットン大戦車軍団」
Patton

1970年/アメリカ (監)フランクリン・J・シャフナー
(演)ジョージ・C・スコット カール・マルデン
☆☆☆★★★
敵将ロンメルのセリフ「純粋なる戦士、偉大なる時代遅れ」という表現が、この変わり者の将軍の全てを表している。古代戦史を愛読し、政治的配慮が出来ず、時代錯誤な戦闘と奇行を繰り返すパットンの姿に描かれてるのは、戦争における武将の宿命であり、またその風刺でもある。ただし私は彼にシンパシーを感じるし泣けてくる。G・C.スコット、アカデミー賞受賞するも受取拒否したのは有名。
「アビス」
The Abyss

1989年/アメリカ (監)ジェームズ・キャメロン
(演)エド・ハリス メアリー・エリザベス・ストラントニオ マイケル・ビーン
☆☆☆★★
これはJ・キャメロン向きの題材ではないんだよね。まあ、そこそこは楽しめるのですが、ラストが陳腐すぎる。海底版「未知との遭遇」。ごり押しのフィナーレだが、力量が足りてないのであまりにも中途半端。スピルバーグとの力の差は歴然です。残念!宇宙人はクリオネ似。
「バックドラフト」
Backdraft

1991年/アメリカ (監)ロン・ハワード
(演)カート・ラッセル ウィリアム・ボールドゥイン ロバート・デ・ニーロ ドナルド・サザーランド
☆☆☆★★
人気のある作品だが私はR・ハワード作品としては今ひとつだと思っている。ラストの火災シーンがCGのせいもありおおげさすぎる。あんな中で生きてられるかっての。(笑)ただし私はK・ラッセルが好きだし、デ・ニーロと放火魔サザーランドのシーンが好きなのでそれだけでも十分。
「交渉人」
The Negotiator

1998年/アメリカ (監)F・ゲイリー・グレイ
(演)サミュエル・L・ジャクソン ケビン・スペイシー デビッド・モース
☆☆☆★★
この映画でアメリカの「交渉人」という仕事がいきなりクローズアップされたのも,記憶に新しい。何回見ても楽しめるが、ひとえに大好きなK・スペイシーの演技力のたまものだ!(えこひいき)そう、ラストシーンでシェーンは死んでたんだよ。
「スニーカーズ」
Sneakers

1992年/アメリカ (監)フィル・アルデン・ロビンソン
(演)ロバート・レッドフォード シドニー・ポワチエ デビッド・スタラザーン ダン・エイクロイド リバー・フェニックス ベン・キングスレー
☆☆☆★★
公開時以来久し振りの再見。レッドフォードがまだまだ若くハンサム。リバーの役どころが大したことがないのが悲しい。おお、今をときめくD・ストラザーンも出てたのね。軽快なハイテク泥棒ものでなかなか楽しめます。
「ザ・ワン」
The One

2001年/アメリカ (監)ジェームズ・ウォン
(演)ジェット・リー カーラ・グジーノ デルロイ・リンド ジェイソン・ステーサム
☆☆☆
ジェット作品には珍しいSFなんですよ。この世界は125の宇宙からなるパラレルワールドでどの宇宙にも自分が存在している。悪ジェットはその自分を一人づつ殺して行き、やがて最後の一人の善ジェットと戦う事になる。くだらない映画だけど、ジェットVSジェットの戦いが見れて楽しい。善ジェットのカンフーの動きの美しさといったら!(八卦拳というらしい。)それだけ見れれば私はもう幸せだ〜。
3月も見た事のあるアメリカ映画がほとんどでした。さて今月はどれだけ見れるかしら?

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