世界自然遺産に登録された屋久島から 世界に向けて 人類の未来社会を創造する情報を発信して行く為に 作成しました。
青い海に囲まれ 美しい緑の山岳と清い水と風の島。其の島から人類が幸福に成る情報を発信します。
2009/9/20
屋久島総合開発<創造芸術部門>
屋久島から全世界に向けて発信する「自然・人間・生命」の調和。
「アイランドテラピー」の発想は素晴らしいと思います。
その根底にある「人類の平和」の理念に則り、提案いたします。
私からの発案は「平和」を謳うことなく、事実として世界を啓蒙することです。
その媒体は「美」と「水」です。
提案内容は…
『美しき河川』です。
この「美しき河川」という理念を 水の島・屋久島から全国に発信する。
そして全国の河川を美しく蘇えらせる。つまり飲むことができる河川を実現する。
その発信方法として創造芸術活動を行なう。音楽・絵画・演劇・舞踏…等々。
まるで管制塔のような屋久島宮之浦コンクリート棟を再建、活動の本拠地とし、
全国で「美しき河川」をテーマとした創造芸術活動を行ない人々に呼びかける。
何故「美しい河川」なのか…
<精神界・現象界から>
見えないモノ 精神界には様々な言葉がある…
神・仏・存在・宇宙・愛・美…等々。
見えるモノ 現象界には様々な出来事がある…
火・土・空気・水・動植物…等々。
「美」は精神界において一番受け入れられると同時に、対立がない(少ない)。
そして、人間の意識進化の根源だと考える。
「美」という意識から神・仏・宇宙・愛…などの意識が芽生えたと考える。
「水」は現象界において全世界に繋がっている。尚且つ、生命の根源だ。
屋久島の河川は汚れている。
多摩川・淀川…が汚れているのに、屋久島の河川が綺麗な理由がない。
屋久島の海は汚れている。
東京湾・大阪湾…が汚れているのに、屋久島の海が綺麗な理由がない。
「水」は全世界に繋がり、循環している。そして全てに宿る。
<時間概念から>
時間は3つ在ると考える。
1 回帰する時間(秩序の時間)
2 二次元の時間(文明の時間・過去から未来に向かう時間・幻想の時間)
3 振動する時間(1に対しては「無あるいは空」の属性・2に対しては「今」という
属性になる時間)
生命にとって重要な時間は、1・3と考える。
「美」は3の時を刻んでいる。
「水」は1の時を刻んでいる。
ついでに暦…
日本国で考えれば明治5年から1500年続いた太陰太陽暦を棄て、グレゴリオ暦になった。
文明重視の暦を適用した。有機的秩序・生命の時間を棄てた頃から、自然が乱れ人が乱れ現在に至っている。明治5年当時は日本国の河川の水は全て飲めた。
「生命」は3+1の時を刻んでいる。
『美しき河川』は…
「美」は意識の根源であり、3の生命時間を備えている。
「水」は生命の根源であり、1の生命時間を備えている。
「美しき河川」という言葉・現象・風景に、対立あるいは反対するものはまずいない。
しかしその趣旨の中に、精神界・現象界の万象を内包している。
生命・秩序の時が流れている。
「美しき河川」を実現するにあたっては、対立・反対分子(損得・文明)が出現する。
が、「美しき河川」この一点だけに集中して実行すれば、それはやがて世界平和に結びつく。
「美しき河川」は実現以上に、実行するプロセスの中に真価がある。
水の循環経路のど真ん中に位置する「河川」。
それを考えるとき、森羅万象の全てを考えなければ、河川を蘇らすことはできない。
そして河川の「美しさ」を考えるとき、自ら己と向き合わなければならない。
河川は県と県、州と州、国と国を隔てると共に、結んでいる。人と人を隔てると共に、結んでいる。「美しき河川」をその流域で実行に移した時、様々な触れ合いが行なわれる。
「水」は「全て」に繋がっている。宿っている。
「美」は羊+大、大いなる犠牲。つまり自己犠牲。自己犠牲とは自我・エゴの消滅。
「全て」という意味だ。
様々な「平和運動」「反戦運動」「自然との調和」「世界精神」「自然保護団体」…がある。
その「道具」として使われているものが現象界の何かであったり、精神界のなにかであったりする。その「道具」が普及率の悪いモノであったり、対立を呼ぶモノであったりする。
「道具」あるいは切り口として『美しき河川』を挙げた次第である。
何故「美しき河川」なのか…
「美しき河川」は全てを結ぶ・全ての根底に流れている、非対立の理念だからである。
そして人達が実現に向かって立ち上がったとき、実行されたとき…
そのたった一点の理念に向かったとき、自ずと新世界の道が展けてゆくと確信している。
以上、提案いたします。
2009年9月19日・新月 椎貝 路生
追記
人類は決して悪しき方向には進んでいない。
文明という名のもと、無意識・無自覚のうちに行なわれた数々の破壊。それが自然であったり、人の真(まこと)であったり…
その破壊されたモノゴトを意識的・自覚的に取り戻したとき、初めて得る。
そして、その破壊し取り戻したモノゴトは、決して破壊されない。
もっと高い山に登るときは、深い谷底まで下りなければならない。
我々の世代では、種を蒔くことしかできないであろう。
しかし、種が蒔かれればきっと、花が咲く。
分りやすくするため「平和」という言葉を随所に使用したが、実際は「安心」という言葉
が的を射ている。世界に「大安心」がもたらされることを祈って!
椎貝の活動は…
屋久島の百姓詩人・山尾三省をモチーフにした芝居を横浜・鎌倉・東京で打つ。
故・山尾三省はアニミズムを提唱し、神仏・森羅万象・リグベーダ・ウパニシャットに造詣が深く、屋久島をこよなく愛した。そして、多くの素晴らしい作品を遺した。
その中で着目するのは、水というモノに真理を見出そうとした山尾三省の思想だ。
山尾三省の遺言の中に、1核廃絶 2憲法九条の世界普及、それから、3神田川の水が飲めるようにとある。
椎貝としては、3が全国に展がれば1・2は自ずと成されると考えている。
山尾三省の思想をモチーフにして「美しき河川」をテーマに公演を打つ。
その行動が「礎(いしずえ)」になることを心から願う。
演目は『美しの思頼・いとしのふゆ』です。
屋久島から出、やがて屋久島に戻り、屋久島で上演できることを!!
椎貝路生 拝
投稿者: 礒邉自適
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