さて,今日は沖縄出張前に食べたラーメンについて一挙に書こうと思います。
2月22日
帰り道,新木場で有楽町線,有楽町=日比谷で千代田線に乗り換え,途中赤坂で下車。ここに博多で有名な店があるというので行って見た。

ラーメン屋 秀@赤坂
食べた物:ラー玉750円,焼き羽根餃子600円,エビス生ビール550円
かなりおしゃれな店内で,いいと思ったのだが,いざ頼んでみると・・・。

ラーメン,スープはいいのだけどね・・・,それ以外がっ!麺はカタメ頼んだのに,柔らかく,しかも少量・・・。まるで,太平洋の真ん中で麺をすくって食べている感じ・・・,そんなラーメンだった。博多とんこつの有名店?しかもらナビ達人マークが沢山付いていると言うのに,これはかなり失望である。それに高い!餃子はけっこう良かったのですけどね・・・。

ホント,店内は,上の写真のようにおしゃれなんですけどね・・・。
2月23日
作業からの帰り道,遅い昼食をとるため,葭川公園辺りのバス停で降り,この店に行く。

らー麺恋屋@千葉中央or葭川公園
食べた物:とんこつしょうゆらーめん700円+味付たまご100円
もとは東金にあった店が移ってきたのだとか・・・。基本ラーメンが博多ラーメンみたいだが,とんこつしょうゆを頼んでみる。

いかにもこってりそうなラーメンに見えるが,スープを啜ってみると,確かにコッテリとしたスープだが,脂っこくなく,むしろすっきりとした味わい。女性的な優しい味わいだ。麺もなかなか。チャーシュー,メンマもなかなか。ただしコッテリ好きには,少々物足りなく思えるかもしれない。まあ,ちょっとはインパクトあってもいいかな。でも美味いラーメンに仕上がっていますよ。
2月24日
会社の顧問の先生の研究材料を採りに館山へ行き,その帰り道,最近千葉ラーメンフリーカーの間で話題になっている“勝浦系タンタンメン”の本場という勝浦に寄って見ることにした。すでに17時過ぎ,駅前は暗く,ガランとしていた。観光案内所も開いていまかった。本日宿泊したい人がいたら,どうするんだ?
しょうがないので、適当に歩いて見た。とりあえず“タンタンメン”やっているところを探す。…なかなか見つからない。
ふと気付くと,いたるところに雛人形が飾ってあり,交差点にもズラッと並んでいる。とりわけ,商店街を進み,奥の神社まで行ったら,石畳は全部雛段と化していて,雛人形がズラララーッと!何なんじゃ!こりゃ!!

「勝浦ビックひなまつり」?!知らないうちに、最近有名なこの行事に遭ってしまったようだ。この日,ニュースでやっていたのだとか…。どうりで人が多かったのか…。
そんな賑わっている通りから離れたところに,とある中華屋さんを発見し,タンタンメンがあるのを確認して入ったのだった。

ひさご@勝浦
食べた物:タンタンメン650円
店の写真は,店主の希望により,遠くから撮った写真にしています。まだ夜の営業前だったようだが,入店できた。客は当然自分1人のみ。自然と店主と話が盛り上がった。あのひなまつりは,最近始まったことで,昔からやっているのではないとか。あと“勝浦系タンタンメン”には戸惑っているんだとか,地元客を大切にしたいためあまり知られたくないとか,いろいろ話をしたのだった。

そんな感じで出たタンタンメン,何でも30年以上のスタイルなんだとか。挽き肉に辣油たっぷり,それに野菜がどっさり。タンタンメンと言うより,激辛スタミナラーメンというべきか。でも確かに,他にはないスタイルである。麺は支那そばと言うべき細麺。でも,これは旨い。多分地元の漁師さんが力つけに食べていたのであろうか,量は多い。激辛なのは疲労回復のためだろう。
この店の他にも商店街の中には“勝浦系タンタンメン”を食べさせてくれる店があるみたいだが,できるなら歴史のあるものを食べて見たい。
駅前に戻ったら,さらにガラーンとしていた。田舎の光景だな。
2月25日
新宿・小滝橋通りに,あの店が復活していた。開店してかなり経っており,遅ればせながらこの店に入った。

らーめん古武士@新宿西口
食べた物:ら〜めん680円(並盛)
以前,歌舞伎町の店で食べたときに,かなり美味しく感じられた店だったが,その後,無理に店舗を増やしすぎたためか,倒産して一度消滅したのだった。それが,当時のクルー達の一部が再開したと言うのだが,今回,ここで久しぶりに食べた感想は・・・。

大変残念ながら,完璧に再現されていない。あまり完成されたものではない。スープは何とかいいのだが,麺のコシは弱め,チャーシューもあまり褒められるものではない。全体的に甘めで,それでもいいが,かなり単調な味わいである。もっとビビビッと来るものがないといけないなあ・・・。
2月27日
作業に行く前に,蘇我駅近くのこの店で昼食。

らーめんまあさんどう@蘇我
食べた物:マァサン堂味噌麺750円
ウチナーグチで「美味しい」を意味するこのラーメン屋,では沖縄ラーメンを出すかと言うと,そうではない。店主の出身は確かに沖縄なのだが,メニューに沖縄を連想させるものがないのだ。そういう意味ではガッカリするかもしれないが,”普通のラーメン屋”と思って頂くと,確かに「まあさんどう」なラーメンがある。

この日食べたマァサン堂味噌麺がそうで,なかなかいいコッテリさの味噌スープであり,背脂チャチャ系でもあった。麺もなかなかのコシで,チャーシューもけっこういい。まあ,やや高めだが,結構いいと思った。ただ,やっぱ沖縄出身で,店名にも沖縄のクトゥバ(言葉)を使っているのだから,何かしら沖縄の素材,もしくは沖縄そばの技法を生かしたものとか出して欲しいと思うのだが・・・。
その後,沖縄出張に行き,前述の報告と相成りました。沖縄出張以降の続きは次のレポートでどうぞ。

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