2017/5/26  11:35

更なる極限へ  篆刻

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前回、8mm角に9文字を入れて蠅頭印の限界などと申しましたが、およそ限界などというものはその時の状況で自分の頭の中で勝手に設定してしまっていることが多々であり、為し終えた仕事で疲れてしまい「もう限界だぁ〜(+o+))」などと軽々しく決めつけているものです。

8mmでかろうじて成功している以上、限界がどこにあるかは、やってみなければ判りません。
更なる極みに挑んでみました。

6ミリ(2分角)に前回と同じ「延寿万歳常與天久長」の9文字を入れみました。
ちゃんとした印影が得られず閉口しましたが、判読は可能です。
切り石のままですので縦が若干長く6.5ミリありますが。

こういうものを作る時はまず落ち着くこと。別に依頼印ではなくトレーニングの一環として、失敗して当たり前、失敗したらもう寝るwくらいのスタンスでやると長時間平常心を保ちながら案外冷静に制作出来ました。
途中どこをどう刻しているのか、一点を凝視していると何が何だか分からなくなり面倒臭くなっりしましたが…
ところどころ分間が危うい所やスタイルの崩れ、印泥の乗りで凸凹に見えるところなどありますが、これはもうご愛敬ということで。

達人松丸東魚や明治大正にの巨大な印人たちは半差しという片刃の斜刀を使っていたのはこの極小印を刻すためではないかと思いました。両刃の平刀だと、どうしても0.5mmにも満たない線と線との分間や交差部分など刀の側面がどうしても当たってしまい線を書いてしまうということ。石材への接地面をできるだけ少なくするためには尖った刃物でないと物理的に無理だということが改めて分かりました。
やる気の問題というより、物理的限界というのはあるでしょうね。

しかしもうこれ以上細かいのはやりません。限界とかもうどうでもいいです。
クオリティーが低くなるだけですね(-_-)。
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2017/5/25  16:22

小篆蠅頭印限界  篆刻

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いま個展に向けて「延寿万歳常與天久長」という吉語の中では最も多字数の部類の語句にこだわって制作を続けています。この9文字をどれだけ小さく出来るか、今回8mm角の印材にチャレンジしてみました。
先日、全日本篆刻連盟展拝観時、故小林斗庵先生の自用印展が併催されていました。数多くの極小印を極めて見事に刻し切られているのを拝見し、篆刻家としてやはりこういった緻密な仕事を限界まで窮めていかねばと、強く実感した次第。
しかし小篆細朱文での蠅頭印では、今の私には一定のクオリティーを保って為すにはこのサイスが限界かなと。
故松丸東魚先師達人は、7mm角に印篆で12文字という基地外沙汰を普通にこなしているので、私などもまだまだ小僧だなと(~_~)
ここまで小さくなると、まともな印影を得るのにも捺印の技が必要になります。気に入った印影が得られず四苦八苦。自分としては反省点が多々あるのですが、現時点の限界が何となく見えました。それだけでも意味はあったかなと…。しかしいつまでもチャレンジャーでいたいものです。
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2017/5/17  17:33

表具  篆刻

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昨日、個展出陳予定の作品や、ご依頼をお受けしていた書幅など集中的に表具してまいりました。自分勝手に作るので楽しいことこの上ないのですが、深夜までかかり一気に五本作ったので、久しぶりにくたばっております┐(´д`)┌

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蘭亭印は釈文として原寸大に近い臨書を一緒に装丁しました。
割と渋めですw

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やはり拓物は白地の綸子が似合います。

まだまだこれからどしどし創っていきます(ToT)/~~~
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