2016/8/9  22:56

刻字作品第五弾  刻字

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刻字作品第五弾。群馬県の高原にある「てんぐ食堂」さんの看板です。
筆の捻じれカスレなど潤滑を最大限に刻にも表現したく挑みました。
書作品を刻字にすると、どうしても線の厚みやスピード感が削げます。
例えば、「て」字第一画上辺、「ん」字の第一画目の右辺や「食」字第一画目の左辺など、
潤筆ならではの運筆のスピード感を表出させた、微妙な筆飛びです。
これは「ん」字収筆、「食」字下部などの渇筆でのカスレとは異なります。
とくに「食」字第一画の左肌のぶつぶつと細かく飛んだ穴のようなカスレは、
刻字では大変表現しにくく、一粒づつ穴を穿っていかなくてはなりません。
刻字としての迫力を遺憾なく発揮し余すところなく出力するには、
潤筆部の刻の思い切りの良さと同時に、微細な部分に極限まで精緻に鑿を入れ、
そのコントラストが書としての臨場感を最大限に活かして、原本以上に迫力を齎す。
とは、師金子玄石氏の教えです。

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印の部分。白文なら朱の部分を掘り込みます。文字部には本来は金箔をはりますが、
今回は金泥を入れ、牙で磨いて艶を出しました。
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タグ: 刻字看板 看板



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