朝は少し寒いようだが、日が昇れば暑くなるという
この頃です。きのうは朝のうち茶の刈りならし・・を
手伝いました。
一番茶を採った後を、もう一度刈って落とすのですが
収穫した時よりいいお茶がたくさん出ていて本当に
もったいないと思います。例えば稲刈りをしてその後に
収穫したより多くの稲穂が落ちているようなものです。
また、養殖のうなぎを半分に切って半分捨てるのと同じ
よう・・・なんで、育てた新茶が半分しか商品にならないのか
だから・・・放置される茶畑がどんどん増えているのです。
思うに、これは茶の揉みかたがまったく改良されてない
からだと思います。
手もみを基本にして、それに限りなく近づけようという
機械の作り方だから、茶葉を十分に生かせないのです。
茶の成分は粉茶でも同じなのだから、煎茶と同じような
味と香りの粉茶を初めから作れば、機械もまったく
違った物になるし、簡単な工程で製品になるでしょう。
お抹茶を作るときの展茶(展茶)が参考になると思います
展茶は、茶の葉を強く蒸して直ぐに乾燥させて、たたいて
茎や筋を取り除くだけです。全く揉む・・という事は
しません。揉まなくても美味しいお茶になるのです。
しかし、これは生産者側の考えで、消費者にとって
なんのメリットもありません。高いと思えば買わない
まずいと思えば飲まない・・・だけのこと。
農家が儲からなくても関係なし・・です。
磐田から年に一度のお客様でした。新茶時に来て
新茶を買っていってくださるのです。
3年前に立ち寄って、飲んだお茶が美味しかったからと
それからずっと私のところのお茶を使ってくださって
います。娘さんの運転で半日がかりで出かけてきて
くださるのです。
ぶっきらぼうですが、私の母に似ていて親しみを
感じてしまいます。娘さんも3回しか来てないのに
ながーい付き合いのひとのよう・・・綺麗だし・・
高野山へ行ってきてから、一つ大きな変化があります。
便秘がすっかり治ってしまい、毎朝快弁状態です。
これは、お護摩焚きのあと火渡りの行があり私も火渡りを
させていただきました。そのときちょうど観音経が
合唱されていました。その経には数十回
「ねんぴ観音力」と言う言葉がでてきます。
ネンピカンノンリキ オウジトクショウサン
ネンピカンノンリキ トウジンダンダンネ
ネンピカンノンリキ フノウソンイチモウ
など・・・ベンピもカンノンリキによって
解消されたのだと思っています。

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