昨日は早じまいをして川根温泉に集まり、忘年会でした。ふるさと川根の会・・・という、昭和の歌を歌い続けるというサークルです。川根には「ふるさと川根」という町の歌がありますが、昨日その歌の歴史を聞いてきました。
昭和5年に家山に鉄道の駅ができました。その祝賀式典で芸者さんが歌って踊って披露してくれたのだそうです。そして数十年の間、作詞、作曲の人の名も判らずにいたのがあるときテレビで松本の田舎で歌っているのが放送されて、川根の歌とおんなじだ・・・・という事になって、早速調査団を結成して松本まで行って調べたら、野口雨情作詞、中山晋平作曲という事が判ったそうです。
要するに、昭和五年当時、松本出身の芸者さんがいて信州OO・・・というのを遠州いえやま川根の都・・・と替えて教えてくれたという事だったのです。
早速、作詞家、作曲家のご遺族に事情を説明して、ふるさと川根 として川根の歌にさせていただくことになったという事です。そしてその歌やそのころの歌を歌い続けて後世に残そうという歌好きのグループが「ふるさと川根の会」・・・・というわけで、その仲間にいれてもらったのです。
今日は、穏やかないいお天気でしたが昨日の朝の雪があちこちに残っていて北向きの道路では凍ったりしていました。そのせいかお客さんは来ませんでしたが、たった一人・・滋賀県から来たという人が寄ってくれました。鉄道マニアで今日は大和田駅から歩いてきたそうです。
古民家を改造して喫茶店を始める・・・鉄道マニアの趣味を生かしてその仲間が集まるような店にしたいといっていました。マニアが集まって鉄道の話をしながらコーヒーを飲む、好きなことをしながら暮らして行ければ最高ですね・・・・と、話がはずみました。
めづらしい川根の残雪・・・

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