2015/1/4

わかるかな〜この表紙の素晴らしさ、Uncanny X-MEN  アメコミ

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一月おいてUncanny X-MEN(”UX”)について。今回はUX 27号、28号。筋書きをBrian Michael Bendis、27号の画をChris Bachaloが、28号の画をKris Ankaがそれぞれ担当。添付画像は、27号のもの。CYCLOPSが目の前にいるハチドリを外してOptic Blast(眼から出る光線)を放出している図。無茶苦茶かっちょ良い。動きがないのが残念だけどね。

さらっと粗筋を紹介しよう。Xavier教授の力によって封印されていた強力なミュータントMatthew Malloy。Xavierの死によりその封印が弱くなってきて、Matthewの力が目覚めてしまった。CYCLOPS、WOLVERINE、STORMといったエース達とスパイ組織SHIELDの面々が彼の元に向かったが敢え無く第一ラウンドはMatthewの完全勝利。CYCLOPSは、自分の力を制御できないMatthewを自分の命を賭して説得し続ける。手を貸しているMAGIKは、半信半疑。そして最後にはMAGNETOも登場する。

今回も、気に入ったシーンや台詞等を紹介。まずは、Matthewが人を殺したことについての、CYCLOPSの評価。”Not consciously.”(意図的じゃない。)それに対するWOLVERINEの返事”This ain’t about you.”CYCLOPSがXavier教授を殺したこと(意図的じゃなく)について触れている。相変わらず台詞回しが良いね。

一貫してCYCLOPSは、この新しいミュータントを話し合いで説得しようとしている点が良いな。27号の最後に、MatthewがCYCLOPSの話し合いへの誘いを応じたのは、真摯に向き合うCYCLOPSの姿勢に好感を持ったからだろう。

また、Xavier教授のやり方(テレパシーでMatthewの記憶も、力も封じ込めたこと)を否定し続けている。だからと言って彼がXavier教授を殺したことを正当化しているわけではない。

Bachaloの画は相変わらず良い。MatthewがSHIELDのHeli-carrierを破壊するシーンは凄く綺麗だ。しかし、このMatthewの力どこまで、凄いんだ。こいつだったら、Xavier教授の脳みそを移植されたRed Skullの力にも対抗できるな。Axis読んでないからわからないけど。

UX 28号では、SHIELDの力をもって制御できないMatthewの力、そしてCYCLOPSが彼をどこかへ連れて行ったことに対して、責任者Maria Hillが”I don’t know what to do.”と呟くシーンが良い。そして、これと同じ言葉をX-MENのBEASTも発する。この技法が効果的だな。BEASTの場合は、人類が手を差し伸べてくれないことへの絶望感も加わっている。その直前にCYCLOPSの方が正しかったと諦念からくる怒りを表すシーンもあり。この辺の表現も非常に好き。

CYCLOPSのこれまでの歩みをMatthewに伝えるシーンがある。その中で、ミュータントが彼ら自身の力に飲み込まれていく例が多数挙げられている。Dark Phoenix、MAGNETO等だ。そして、最後に自分自身もその一員であることを認めている。ここがポイント。だから、彼はMatthewをどうしても助けたいんだね。

最終シーンのMAGNETOの意図はちょっとわからないな。ま、今月新しいのを読めばわかるか。

一方、あまり気に入らない点。前にも書いたかもしれないけど、STORMの髪型(モヒカン)。1970年代後半の彼女の髪型に登場した当時のものに戻してほしい。

それからAnkaの画もBachaloに比べると劣るな。

物語の進行速度がUX 28号で落ちたのも残念。
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