2014/1/2

2014年一発目は、やはりSPIDER-MAN  アメコミ

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今回も到着したばかりのThe Superior SPIDER-MAN(”SSM”)について。23号も到着しているんだけど、今回は、21号、22号についてのみレビュー。(ちょっと自分の中で楽しみを先送りにしている。)筋書きはいつもの通り、Dan Slott、21号の画はGiuseppe Camuncoli、22号の画はHumberto Ramosが担当。

添付画像は、SSM 21号のもので、Giuseppeが描いている。敵としては大したことのない悪人Stunnerと悪のSPIDER-MANの図なのだが、構図、表情とも凄く良い。相変わらず、Giuseppeの画は良い時もあり、悪いコマも両方あるのだが、この表紙は完璧。

筋書きをさらっと紹介すると...。Dr. Octopusが死んだと知りその復讐を誓うかつての恋人Stunnerが新聞社Daily Bugleを襲う、そこへ現れる悪のSPIDER-MAN、一旦は彼女を逮捕するのだが、その後彼女はEmpire State大学でもうひと暴れ。SSM 22号では、かつてのSPIDER-MANの敵、Crime Masterが、武器の闇取引を行っているのを阻止しようとする正義のVENOM。そして、彼が正義の活動を行っているとは知らぬ悪のSPIDER-MANがVENOMに挑戦状を叩きつけるといった内容。

最近のパターン、好きなシーンや台詞を書いていく。新聞社の代表Robbie Robertsonが、悪のSPIDER-MANのロボットを使った諜報活動に対して批判を行っている場面が良い。今流行りのNSA(アメリカ安全保障局と訳すらしい)の盗聴問題を引き合いに出しているところがポイント。流石新聞社の代表らしい台詞なのだが、作者Slottの考えも反映されているのだろうな。

悪人Stunnerが、実体化された幻影だってのがこの号で初めてわかった。本人は別の場所にいて、体型が全然違うままだったんだ。それだけでも面白いのだが、悪のSPIDER-MANが、その仮想現実技術を使って、Stunnerの暴走を止めるのには唸らせられる。巧い。いつも悪人には厳しい悪のSPIDER-MANが、かつての恋人に対して優しいのも良いかな。

悪のSPIDER-MANこと、Peter Parkerの姿をしたDr. Octopusの博士号取得に異を唱えたLamaze教授に、上記の仮想現実技術を使って、Lamaze教授を騙し改心させるところも良いな。もう絶対博士号を取れないかと思った。(正直、今でも取れない方が良かったと思う。)

せっかく真実を掴んだ警察官でPeterの元カノ、Carlie CooperをGoblin一派が拘束するのだが、GoblinのCarlieの日誌を読むシーンは不気味で良い。

悪のSPIDER-MANがMay伯母さんの怪我している足に義肢を移植することを提案する。その提案に対する理由が最初わからなかった。Peterに優しくしてくれた伯母さんだからというのは理屈が通らない。しかし、伯母さんに、かつてプロポーズしたDr. Octopusとしての気持ちからだとしたら、納得できる。義肢という日本語を当てたけど、Cybernetic Limbって言葉が使われている。しかし、May伯母さんがサイボーグになっちゃうかのようだな。600百万ドルの男、いやバイオニックジェミーか。

Carlieの失跡を仲間の渡辺警部が調査するってのは面白い。Carlieの部屋を荒らしたのは、悪のSPIDER-MANなのか、Goblin一派なのかわからんな。

また、弱みを悪のSPIDER-MANに握られているニューヨーク市長、Jamesonが起死回生の一手を思いつくシーンも思わせぶりで良いな。これ、蜘蛛殺しロボットかな。

今回は気に食わないところ。これはちょっと人の受け売りなので、さらっと。Goblinの布石は長過ぎる。

それから、Peter Parkerの過去の記憶がないっていう設定に無理がありすぎて、きついな。今回はFlashに関する記憶が飛んでいる。(こっちはこのブログで書き過ぎだな。)

最後にBetty BrantのDaily Bugleへの復帰は唐突過ぎだな。また、あっさりFlashが悪の巣窟に乗り込むのを見送るのも、新聞記者らしくない。
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