2014/1/26

新しいMarvel Knightsシリーズ、X-MENの出だしはまずまず  アメコミ

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SPIDER-MANだから、X-MENだからってことで、買ったMarvel Knights SPIDER-MANとX-MEN、今回はX-MENに焦点を当ててレビュー。ちなみにMarvel Knights SPIDER-MANは正直よく意味がわからない。日本人だからってことじゃなくて、アメリカ人も何が面白いのか理解できず苦しんでいるようだ。


粗筋を手短に。新しく生まれたミュータントの殺害シーンをX-MENの一員Rachelがテレパシーで察知する。その場所を特定するとウェスト・バージニア州とカンザス州との州境にある小さな町。そこへ、WOLVERINE、Kitty、ROGUEが向かった。そこで、その町の麻薬、武器取引をする地元民、保安官、新しく生まれたミュータントと対決するという展開。

さて、このMarvel Knights X-MEN(”MKX”)、表紙を見た時は失敗だと思った。あまりに地味で、画もおいらの好みと正反対。ちなみに、筋書きと画をBrahm Revel、彩色をChris Peterが担当。BrahmとChrisの画が地味過ぎるんだよね。

しかし、話は悪くない。話の展開方法は、まさに弱虫クルッパー(原題Scooby-Do)のそれだ。だから、Chrisの彩色が暗かったんだ。最初の2号では何が真実か虚構かはわからなくなっちゃう場面もあるが、弱虫クルッパー風の話に救われる。もしくは、Steven Segalの映画かな。

いつものように、好きなシーンを紹介。仮想現実を作り出す新しいミュータントの一人Darlaが面白いな、相手の記憶の中から材料を引き出して、仮想現実を作り上げていくんだ。また、Darlaの仮想現実を作りだす力を止める方法が自らを傷つけること。残酷なんだけど、妙に現実味がある。

現実味と言えば、まだ二十歳にも満たないミュータントが、麻薬に溺るなんて設定もアメリカ的には現実味があるのかな。(最近では日本でも不思議ではないのかもしれない。)また、麻薬がミュータントの力を増幅させているようにも読める。

気に食わない点もある。まず、新しいミュータントの一人Darla。最初男か女かわかんないよ。Brahmの画力がもう一歩だな。

あ、それから、MKX 2号での仮想現実のSabretoothとWOLVERINEの対決。絶対WOLVERINEはSabretoothが現実のものではないとわかるはず。最初からね。途中から臭いが云々と言い訳しているけど、もし仮想現実に臭いもついているんだったら、WOLVERINEはそれが偽物であることを見抜けないはず。自ら作った設定が首を絞めている。

このMarvel Knights (“MK”)とは一体なんなのか。昔のMKシリーズの対象読者はどちらかと言うと漫画を読む世代での中では、少し上だったはず。しかしだ、X-MENの対象読者は元々SPIDER-MANと比べ高かったはず。さらにMKを加える意味があるのかさっぱりわからない。
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