2014/8/31

昔こんな脱力シリーズがあった、Marvel Team-up (SPIDER-MAN)  アメコミ タイムマシーン

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今年の前半に悪のSPIDER-MANの終了とともに幕を下ろした Superior SPIDER-MAN Team-up 。(レビューのリンクは下記) http://green.ap.teacup.com/amecomitoramen/989.html
その原型となったのが、このMarvel Team-up (MTU)だ。MTUはSPIDER-MANとMarvelのヒーローが月替わりでパートナーを組み悪人と戦うもの。同じ悪人と戦うのに、月が変わると出てくるヒーローが変わってしまうこともあり、お得なんだか、先月出て来たヒーローはどうなったんだかわからない何ともいい加減なシリーズ。Wikipediaによれば、1972年から1985年まで続いたと書いてある。そもそも、大好きなJohn Byrneの作品を集めるのが目的で買ったので、彼が担当したMTU 59号から62号までをレビュー。その後の作品も買ってある。(全部じゃないのが残念。)

画は件のByrneが担当している。筋書きはByrneと共にX-MENの中興の祖であるChris Claremont。インク入れはDave Hunt。中興の祖の最後の人物Terry Austinは担当していない。表紙は全部パッとしないのだが、MTU 59号のものにした。

さらっと、粗筋を紹介。MTU 59号、60号では、AVENGERSのメンバーYELLOW JACKET (“YJ”)とWASPがEquinoxなる火と氷が合体したような悪人に襲われる。そこにSPIDER-MANも参戦してこの悪人と戦う。61号、62号ではFANTASTIC FOUR (“FF”)のいないバクスタービルで前回までの戦いの後片付けをするSPIDER-MAN。そこにFFの力を真似たSuper Skrull (“SS”)が現れ彼を襲う。61号ではFFのメンバーHUMAN TORCHが、62号ではMs. MARVELが参戦しSSと戦う。

いつもの通り、好きなシーンや台詞等について書いていこう。まずは、Byrneの画。やはり良いものは良い。彼は後にFFを長らく担当することになる(232号〜292号は持っているな。)。FFの基地バクスタービルの内装はJack KirbyへのHomageとも言える画で今読むからその画の楽しさを満喫できる気がする。

先々週レビューしたASM 4号にも出てくるAVENGERSの非常事態宣言Code Omega(Omegaはギリシア文字で最後の文字、だから最悪の状態ということなのだろう。)がここでも使用されている。

夫YJが死んでしまったと思ったWASPは愛する者を失った苦しみなどわからないだろうとSPIDER-MANにあたるのだが、その問いに対し、彼はGwenと叫ぶコマがある。ここは良いな。

全編を通じ、ニューヨーク市警のJean DeWolf警部が登場する。どうも彼らの役割はニューヨークで暴れるスーパーパワーを持った悪人達に対処するのが仕事のようなのだが、役立たずなのが良いな。Claremontは、少なくともわざとそう話を作っている。この女性警部は後に死んじゃうだが、キャラクター的には勿体ないな。今は渡辺警部がいるか。

後半部分は、あまり好きでない宇宙ものになったこと、SSの能力が前回の悪人Equinoxの能力と被っていたことから、ちょっと乗れなかった。62号で多少面白くなるかな。

突然SSが弱くなったり、強くなったり、因果関係がわかりにくい。無駄な説明も気になるな。

豪華客船の中の荷物の中に宇宙的な力をもった水晶があって、みたいな設定が唐突感ありあり。全然意味がわからない。そして、この物語の続きはMs. MARVELで読んでみたいな無責任オチは怒りを通り越して、逆に笑える。

SSをMTU 60号まで捕らえていたSoul Catcherなる古代の道具を最後は活かしてほしかったかな。
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2014/8/30

函館のラーメンのデフォルトは「塩」らしい、「函館ラーメン五稜郭」  ラーメン

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杉並区上高井戸1−1−7
2014/08/24

この日は、長男とおいらしか家にいないため、昼ご飯はラーメン。迷ったものの八幡山にあるこの店を訪問。前から気になってたんだよね。この店スープは一つのみ。選択の余地があまりなく、「塩ラーメン」 650 yen 、「味玉」 100 yen、「いかめし」 200 yenを注文した。

具は、シナチク、白葱、麩、チャーシュー×3、味玉×1個。ナルト模様の麩が珍しい。チャーシューは肩ロース。焼かずに、煮たものかな、塩味がしっかりついている。あまりスープが濃くないので、この程度で十分美味しい。玉子の黄身は液体と固体の丁度中間。良い感じ。

麺は、出口製麺製。長方形の断面。オーソドックスな麺ながら、茹で加減も良い感じで満足。

スープには、動物系で複数の乾物を使っていると書かれている。道南産真昆布が自慢らしい。。函館のラーメンはデフォルトが塩とのこと。清湯スープは見ての通りであっさり。ほとんど最後まで飲み干した。柔らかいスープは嬉しい。最後に気がついたが、胡麻が入ってたんだな。

ちなみに、「いかめし」はイカにご飯を詰め込んだものではなく、スルメイカの炊き込みご飯。生姜の味が美味しい。二週続けて、ダブル炭水化物だ。だけど、今回は長男と半分こ。

休日で冷やし中華もないのに、7席ある座席はすぐに埋まってしまった。この人気納得できる品質。八幡山も馬鹿にできない良い店があると感心。
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2014/8/24

また買ってしまったX-MENのVariant  アメコミ

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標題の話から。添付画像は、今回レビュー対象のUncanny X-MEN (”UX”) 23号のvariant(表紙は違えど中身は同じ、売れないアメコミの最後の手段)。これ今年公開されたX-MENの映画の原作UX 141号の表紙のHomage。(ちなみに下記がUX 141号のレビューへのリンク。)
http://green.ap.teacup.com/amecomitoramen/914.html
このデザインに弱いんだな。Peter Nguyenさんにたのんで描いてもらったcommissionもこのデザインが元。また、この表紙へのHomageであるGuardians of Galaxyのvariantも買った記憶がある。そして、今年また買っちゃったよ。ちなみにこれ、2014年のサンディエゴ・コミコン限定品。買って良かった。

さて、今回はUX 22号〜24号をレビュー。筋書きをBrian Michael Bendis、22号の画をChris Bachaloが、23〜24はKris Ankaがそれぞれ担当。

なるべく短く粗筋を紹介。UX 22号は仲違している昔の同僚BEASTを訪問した直後、CYCLOPS達は、SHIELDの飛行母艦Helicarrierとミュータント殺しロボットSentinelの軍団に襲われる。最後に裏で糸を引いている犯人と直接対決。次にUX 23号、24号はMarvel Comicsの夏のイベントOriginal Sinsと同時進行している話。(Tie-in)悪のエネルギー、Phoenix Forceに憑依されたCYCLOPSが意に反し殺してしまったX教授。X教授の遺した遺書が公開される。一方変身能力を持つミュータントMystiqueに幽閉されたDAZZLERの精神状態は安定していない。書いてみるとUX 23号からの話の展開は非常に遅い。

今回も、気に入ったシーンや台詞等を紹介。Mystiqueに幽閉されたDAZZLERの2つの言葉が印象的。まずは、力を回復するため要求したもの。”Get me a walkman! Music! I need music!”力の源泉が音楽という設定が素敵だな。Walkmanってのはもはやソニーの製品名ではなく音楽再生機器の一般名詞になっている点も面白い。SHIELDの諜報部員となっていた彼女だが、決別の台詞も良い。”I am an X-man.” DAZZLERと言えば旧UX 130号で初登場したのだが、おいらがUX誌を続けて買い始めたきっかけで記念碑的作品でもあるな。1980年の作品なので35年目だ。

X-MENをクビになったHIJACKが救出に訪れたシーンも良し。黒幕Dark Beastが乗っ取ったHelicarrierやSentinelを逆に乗っ取ってしまうところは話が良くできている。もう少し、HIJACKの内面を描くシーンがあっても良いかな。それから、Helicarrierが暴走するシーンは映画CAPTAIN AMERICA 2の再現だね。理由が違うので全然パクリだとも思わない。また映画公開時期に合わせていて効果的だと思う。

些か説明的ながら、BEASTのCYCLOPSの推理が強ち間違えではないという台詞も良いな。(ミュータントを探す装置Cerebroを悪用した犯行だという事実から、犯人はCYCLOPSによって数人に絞られていた。)

CYCLOPSやMAGIKの力が暴走した理由の謎解きもできた。しかし、完全にすっきりしたわけではない。再出発したUX1号からEmmaやMAGNETOを含めてミュータントとしての力を制御できないのは、今回の暴走と同じ理由なのかという点だ。

疑問点をもう一つ。Dark BeastのCYCLOPSに対する嫌悪の理由だ。何だっけ?

次にUX 23号、24号。表紙と言えば、UX 23号の普通のcomic bookの表紙。遺書の表紙をBachaloが描いているのだが、あまりにつまらなくて、これにお金はかけたくない。

Ankaの画は良い所もあり、気に食わないところもあり。良い所はDAZZLERの精神的にしんどい表情。これはいける。それからUX 24号の最終パネル。まだ明かされていないX教授の秘密を聞いた時のCYCLOPS他の驚きの表情も良い。一方、彼女のインクはあまり好きじゃないな。細すぎる。UX 15.INHもAnkaが描いたのだが、インク入れは別の人じゃなかったかな。

23号のクライマックスは何と言ってもCYCLOPSがHIJACKを再度X-MENに招き入れたシーン。単純だが”Welcome back”の一言は良い台詞だ。一方、一旦HIJACKをクビにしたCYCLOPSの決断も再び招き入れた彼の決断も間違っていない。それをEmmaが批判するシーンは解せない。もう一度書くが、一つ一つの決断は間違っていないと思う。

続いてUX 24号。面白かったのが、BEASTを含め複数のX-MEN達が、CYCLOPSの居所をわかっていたことか。(反面Dark Beastはわからなかったということだろう。)

ICEMANのCYCLOPSに対する質問(答えを期待していないどちらかというと感想か。)がいつもの彼らしくなく鋭い。Did you ironically put yourself in jail? Or subconsciously? CYCLOPSの隠れ家はかつてWOLVERINEが捕らわれていた場所。それになぞらえjailという言葉を使っている。X教授殺害の罪に関し有罪と自らが認めている行動の現れととらえることができるという見解なのだろう。深い。

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2014/8/23

味噌の味は確かだ、人形町「げんまん」  ラーメン

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中央区日本橋人形町3−7−11
2014/08/15

味噌自慢のこの店に、お盆の墓参りの帰りに立ち寄る。川を一本渡ったので曇天でなかったら、暑さにゲンナリだろうな。最初に目指した別の人形町の名店はお盆で休み。第二候補のこの店が幸い営業。良かった。「みそこってりらーめん」780 yen、「肉ネギ味噌ご飯」130 yenを注文した。

具は、モヤシ、ニラ、トウモロコシ、ノリ×2枚。あれ、チャーシューがない。やはりラーメンとしては、チャーシューがないと実に寂しい。「味噌ご飯」はその心の隙間を埋めるために後から注文。いつも他人にはダブル炭水化物と厳しく突っ込むが、自分自身は最近では珍しい。因みにお肉にも味噌味が合うね。

麺は、「浅草開花楼」製。扁平な太麺。スープに絡みまくり。良いね「開花楼」の麺。もっちりしていて、食べ応えあり。

スープは、豚骨。確かにコッテリ。味噌の味はしっかりしてる。ちょっと塩っぱいか。デフォルトで入っているトウモロコシの甘さがスープの塩っぱさと合うな。ご飯を追加したくなる。おいらは絶対しないけど、ご飯で「おじや」とか出来そうだよね。

この店京橋に本店のある「どみそ」の姉妹店。味噌ラーメンとしては、十分合格点。
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2014/8/17

新たな蜘蛛の力を持つ戦士登場、SPIDER-MAN  アメコミ

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今月はいつものようにThe Amazing SPIDER-MAN (”ASM”)を最初に読んだので、早速レビュー。対象はASM 4号、1.3号。

今月も筋書きはDan Slottが、ASM 4号の画をHumberto Ramos 、ASM 1.3号の画をRamon Perezがそれぞれ担当。ASM 1.3号のAlex Rossの表紙も良いのだが、どうも新鮮さが感じられなかったので、4号のRamosの表紙を選んでみた。左がPeterで右が今回ようやく全貌を現したSilk ことCindy Moon。

ASM 4号は、Marvel夏のイベントOriginal SinのTie-in(同時期に進行する話)。殺されたWatcherの目の力によって、Peterは過去の隠された秘密を知ることになる。それが、Silkの存在。彼と同じ力を持つSilkだが、彼女の力を捕食しようとするMorlunを恐れている。一方1.3号では、May伯母さんとの関係がメイン。Peterの部屋で大金や化学物質をMay伯母さんが発見しひと悶着。その後はPeterの通う高校の科学発表会の場でまたもやClashなる勘違い少年と戦うことになる。

いつものように、気に入った台詞やシーンを紹介。今回も全体的にRamosの画が良いな。特にSilkがジャンプした後に蜘蛛糸を使ってSPIDER-MANのようにビルからビルへと飛んでいこうとするシーンが綺麗だ。

ASM 4号を読んで過去の経緯をおさらいしたかったので、小プロの翻訳ものスパイダーマン大全を読み直した。Ezekielと、今回の敵Morlunについてね。John Romita Jr.の描いた二人の姿は記憶にあるのだが、話は覚えてなかったな。先々月に書いた通り、Peterは単純に蜘蛛に噛まれたからSPIDER-MANになったわけじゃないってEzekielから教えてもらったんだよね。それなのに、何故かSilkは蜘蛛の力を持っている。彼女も選ばれた蜘蛛の力を持つ戦士なのか。

SilkがPeter以上の体力とSpider-sense(第六感的なもの)を持っている点は買いかな。

今回の話は、どうも物語の途中で進展が遅いのがだめ。また、Silkが異常にMorlunを恐れているわりに、Peterとのキスで物語が終ってしまったのはあまりに唐突かな。

それから最大の欠点。Peter Parker はこれまでの多くの敵と戦った経験から、ヒーローとして一人前であるのに対し、Silkはそんな経験を積んでいない。仮にPeter以上の力を持っていたとしても、それを使って相手と戦うのとは別の話。ASM 4号でのSilkとSPIDER-MANの戦いは不自然。

一方のASM 1.3号。May伯母さんの早とちりは、Stan Lee、John Romita Sr.が担当していた当時のSPIDER-MANを彷彿とさせ面白い。まさか、Peterがドラッグの製造者兼売人とは。もっとPeterを信用しろよって言いたくなるけどね。

ClashというSPIDER-MANのバッタモン悪人とPeterの対比は今回も見せてくれる。高校の科学展で方や他責ばかりのClashに対し、自責のSPIDER-MAN は最後まで人命の救助にあたる。May伯母さんから悪人扱いされてしまうのも昔のSPIDER-MANのお約束かな。

経験を積んでいないPeterはもうこの時点でSPIDER-MAN稼業から足を洗っちゃう宣言したのも良いね。

2点気に食わないところ。今回はのPerezの画はちょっといただけないな。何個か残念だと思うコマがあり。もう一つは、三流悪人のClashで話を引っ張り過ぎなところ。
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2014/8/16

しまったここじゃー「醤油」たのまなきゃいけないんじゃん、「麺屋7.5Hz」  ラーメン

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港区西新橋1−22−1
2014/08/11

この日は、朝から昼過ぎまで会議。そんな時はちょっと足を伸ばして西新橋ラーメンストリート(自称)に今年出来た、この店を訪問した。最初はスープの味がわかる「塩」でしょ、ってことで「塩そば」(中)730 yen、味玉100 yenを注文した。

具は、シナチク、青葱、ノリ×1枚、チャーシュー×2枚、玉子×1個。シナチクは甘い。いつもだったら別に感動しないのだが、ここのスープ塩っぱいのでこのシナチクの甘み活きている。チャーシューはバラ肉かな。小さいのが2枚なので、実はチャーシュー麺の方が良いのでは。(そんなに高くない。)

麺は断面が正方形の細麺。中で190 gとのこと。並盛でも良かったかもしれない。醤油も味が濃そう。高井田系と呼ばれていて、味が濃いのが特徴みたいだから。だとしたら、並盛で、白いご飯を追加というのがベストではないか。(醤油未挑戦のためわからない。)ここまで書いた以上近々再訪して、チャーシュー麺、しろいご飯を注文する。(1年ぐらい振りのダブル炭水化物になるはず。)

スープは前述の通り塩っぱい。鶏スープ。(Wikipediaによれば昆布も)清湯で好きなパターン。スープの量は適量。結構飲んじゃったな。

写真がピンボケなのが残念。
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2014/8/10

廃棄処分から救出されたお宝、The Marvel Vault  アメコミ タイムマシーン

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先週、前の会社の同僚から某社で資料を廃棄処分にされる寸前の資料をいただけるとの連絡があった。それがこの写真のThe Marvel Vault他ファン垂涎の資料群(もう一つはまだ秘密)。

自分で買ったSPIDER-MAN VaultとこのThe Marvel Vaultと混同していた。ちなみにSPIDER-MANの方は未開封状態のまま保存されている。しかし、中身が見たかったので、今回勘違いしたまま喜んでいただいた。The Marvel Vaultは未購入だったので喜び倍増。ちなみに、2007年に出版された当時のお値段は$49.95。

作者はRoy ThomasとPeter Sanderson。ThomasはMarvelの元編集長。このBlogで紹介したX-MENでは、Neal Adamsと組んで筋書きを担当したこともある。(下記リンク参照)
http://green.ap.teacup.com/amecomitoramen/966.html
SandersonはMarvelの最初のArchivist(資料管理をする人か)らしい。

さて、内容の方は、第二次世界大戦のMarvel Comicsの前身となる会社から今のMarvelまでの歴史と資料の複製がバインダーに綴じられている。Vaultは貯蔵室って意味。だから単に歴史だけじゃなくてそれを補足する資料もついているって寸法。添付画像は、今は亡き巨匠Jack Kirbyの自画像(左)とMarvelが主催したらしいコミコンの宣伝ポスター(中)、そしてHoward the Duckを大統領にというジョークワッペン。(右、これ光文社版のアメコミの解説かなんかで読んだことある。)

正直FANTASTIC FOUR (“FF”)が1961年に生まれる前のことについてはそれ程興味がない。寧ろそれ以降の歴史の方が面白い。上記の光文社版で紹介されたSPIDER-MANのGwendolyn Stacyの死が見開きで紹介されているのはThomasかSandersonの思い入れかな。(カラ―が嬉しい。最近なんか翻訳されたみたいだな。)この話自体はGil Kaneが鉛筆描きしてJohn Romita Sr.がインクを入れているのだが、コマによってはKaneの鉛筆描きをRomitaが上描いちゃってるものもあったんだ。実はKaneのコマも悪くない。Romitaで言えば、Kirbyが最初にMarvelを出奔した後にRomitaが描いたFFがそれまで以上に売れたとかRomitaに対する尊敬が垣間見れるな。

それから、おいらの大好きな画家John Byrneの貢献に関しても大分ページを割いている。彼の描くSHE-HULKとJohn Buscemaのそれを並べて載せているのだが、Buscemaには悪いがByrneの勝ちだな。SHE-HULKの台詞も楽しい。
If you don’t buy my book (SHE-HULK誌のこと) this time, I’m gonna come to your house and rip up all your X-MEN. (Byrne流の本気半分の冗談かな。X-MENの中興の祖である彼が過去に目を向けることなく常に次のステップに進んでいる自信の表れとも解せる。)

2001年9月11日のニューヨークでのテロ事件に関しても取り上げられているな。この本と直接関係ないけど、つい最近聞いたJohn Romita Jr.(上記Sr.の息子)のインタビューによると、彼が一番心に残っている彼のSPIDER-MAN作品は、この事件の直後に出版されたAmazing SPIDER-MAN 36号だと言っていた。
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2014/8/9

これだけ暑いとつけ麺に逃げなきゃ、赤坂「つけめん いざや」  ラーメン

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港区赤坂2-10-16 赤坂スクエアービル1F
2014/08/05

この日は、いつものように猛暑。流石に熱いスープはしんどいので、つけ麺に逃げる。「魚介醤油つけめん」、基本のつけ麺で730 yenと良心的な価格設定のためチャーシュー2枚分を追加してみた。しめて、880 yenなり。

具は、シナチク、白葱、水菜、ノリ×1枚、チャーシュー×4枚。水菜が新鮮。水菜との組合せは、結構いける。チャーシューは肩ロース。ここの店は細かく切らないんだな。どれだけ量が入ってるかがわかるので、良い。

麺は、並で350 g。多目。幅広い平打ち麺。麺が太いので茹で時間は結構かかる。麦の粒がところどころに見える。モチモチした仕上がり。350 gはちょっと多めなんだけど、胃に楽々入っちゃうね。山田製麺製。

スープは、魚介豚骨。鰹節等の粉がシナチクの上に置かれている。面白い。(六厘舎系のようにノリを座布団にしてない。) あまり甘さは気にならない。平均点はつけられるな。

赤坂でこの価格設定は庶民的。高感度高し。
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2014/8/3

SPIDER-MANでもご多分に漏れずスパイもの  アメコミ

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Marvelの公式サイトで紹介された予告編で興味を持って買ってしまったSPIDER-MANのグラフィック・ノヴェル("GN”)Amazing SPIDER-MAN Family Businessをレビュー。筋書きをMark WaidとMark Robinson、鉛筆をWerther Dell’edera、彩色をGabriele Dell’ottoが担当。何と定価$24.99、高い。2割引きぐらいで買ったけど、送料が高くて実はアマゾンで買った方が安かったに違いない。

粗筋をざっとこんな感じ。Peter Parker(SPIDER-MAN)が小さい頃、彼を残し蒸発してしまった両親RichardとMaryの間にもう一人子供がいることを知らされるPeter。情報元はそのもう一人の子供Theresa。彼女はSHIELDの情報部員でもある。そして兄妹(?)は両親が封じ込めたナチスドイツのロボットSleeperと金塊を探す旅に出る。そしてそれを邪魔して手に入れようとするのが犯罪帝国を復興しようとするKingpin。Family Businessとは両親の職業、「諜報活動」。(Kingpinの犯罪稼業も掛けられている。)

いつものように、気に入った点、好きなシーンを書いていこう。今回鉛筆入れのWertherとその後の作業のGabrieleの役割分担を紹介するページがあって面白かった。添付画像のKingpinの表情なんかもそうなのだが、これはGabrieleの役割。鉛筆担当は絵コンテに毛が生えたものぐらいしか描いていない。だから表紙の名前の順番も逆になっている。いずれにせよ、この丁寧な画の品質が保たれているのがすごい。ちなみに、Kingpinの凄みのある笑いはJohn Romita Sr.の描いたそれのよう。それから妹のTheresaがPeterと似ていながらも女性でそこを凄く上手に描いている。GNではないと無理だなこんな表現。

なんでアメコミって面白いのかという一つの解、「謎解き」の要素が前面に出ている。Peterがアパートから連れさられるのは何故か、Theresaとは誰か、どうして妹がいることを知らせなかったかが徐々に明かされていく。

両親が彼女を里子に出したことに対して、Theresaは怒りを感じている一方、Peterを一人ぼっちにさせたことに、彼はそれ程怒りを感じていない。二人の両親に対する気持ちの対比も良いな。

基本的に正義の味方は正体を敵に知られないという大原則に背いた作品は嫌いなのだが、妹に正体がばれてしまうシーンは好き。彼女のI knew it.ってのは逆にいつなんだよって突っ込みたくなったけど。また、PeterはMentalloなる悪人に偽の情報を植え付けられているはずなのに、彼女が妹でないことに気付くあたりも良し。流石だ。

Kingpinにも正体を知られるわけだが、小悪党MentalloのKingpinへの復讐に敢え無く記憶を消去されたはず。かな。

それから後半部分のアクションに登場したSleeper。光文社版のCAPTAIN AMERICAにも登場したナチスドイツの残したロボット。Kirbyの画っぽい。ちょっと前、英国のチャールズ皇太子がプーチンをヒットラーと称した。実はクリミアの乗っ取りは住民を入れ替えたSleeper作戦と似ているなと思っていたところだったので、違和感がなかった。

エピローグの本当のTheresaの正体とやはりPeterには妹(か弟)がいたことは繋がっているのか。これ使える伏線だよな。このオチだけでも読んだ甲斐があった。
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2014/8/2

クオリティの高い店がまた経堂に出現、「らぁめんや やしげる」  ラーメン

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世田谷区宮坂3−12−3 すずらん通り
2014/07/27

この日家族は外で用事。そんな時は、ラーメンってことで、予てから調査済みの店を探した。しかし、情報が古かったのか、2店とも代替わりしていた。そんな代替わり後の一店、「らぁめんや やしげる」を選択。土曜日のお昼時、3人が外待ち。屋根の下なので待つのはそれ程苦にならなかった。入店後「焦がし煮干らぁめん」800 yen、味玉 100 yenを注文した。

具は、シナチク、玉葱、ホウレン草、チャーシュー×1枚、玉子×1個。玉子液体固体。現在一番好きな状態。チャーシューは肩ロース。結構大きい。そして、今回一番良かったのは玉葱。スープとの相性がピッタリ。気に入った。

麺は、細い平打ち麺。もう少し太い麺があるように書いてある。次回は是非それを注文する。

スープは、本当に煮干しを焦がしてるのかな。大好きな西麻布「五行」のように、葱を焦がして「焦がし」感作っているのとは違う。とにかくスープがとても優しい。おいらの年齢に合った良いスープだった。

冒頭の話に戻るが、ラーメン戦国時代の経堂で生き残るのは辛いんだね。気になっていた店が2つも姿を消していた。残念。
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