2014/12/28

1981年にFrank Millerの描いたSPIDER-MAN  アメコミ タイムマシーン

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大分前にMilehigh Comicsで半額セールをやっていたのに合わせ購入したThe Amazing SPIDER-MAN (“ASM”)Annual15号についてレビュー。半額とは言え$26はちょっと高い。しかし、状態はVery Fineということで、すごく良い。この時代のアメコミでNear Mint(新品同様)はちょっと考えられないから、納得。

筋書きをDennis O’Neil、画をFrank Miller、インクをKlaus Jansonが担当。O’Neilと言えば1970年代にNeil Adamsと組んでBATMANの筋書きを担当した人。この頃のBATMANはちゃんと謎解きしていた。

粗筋を手短に紹介。Turhamなるインチキ魔術師がPUNISHERに殺された。SPIDER-MANことPeter Parkerの目の前で。インチキの犠牲になった少女の命は風前の灯。それを救おうとするSPIDER-MANだが、その前にDr, Octopus ("Doc Ock”)が立ちふさがる。Doc Ockの目的はニューヨークの市民の命をインチキ魔術師の使用した毒で脅かそうとするもの。

今回もいつものように、気に入ったシーン、台詞等を紹介。最初に挙げるのはMillerの画。大好きな画家の一人。好き嫌いがわかれる画家だと思う。今回はMillerのインクをよく担当しているJansonとコンビのため、危なげない。Doc Ockの機械触手の使い方が効果的。例えば水中で容器を回収するシーン等は、タコ壺から触手を伸ばすタコのよう。また、SPIDER-MANとの新聞社での戦闘シーンは、輪転機や新聞紙のロールを使って面白いシーンに仕上がっている。

O’Neilの筋書きも古き良き時代のアメコミっぽくて好きだな。誇り高い新聞社の社長J Jonah Jameson (“JJJ”)の性格をしっかり把握した上で演じさせている。彼がDoc Ockを退治したかのような一面記事が、逆にそれを読む読者の不安を煽り、発行部数が落ちることに繋がるってオチも面白い。編集長のRobertosonの諦めろって台詞は”kill it.”と物騒。結局彼はいつものSPIDER-MANがニューヨークの敵だといういつものキャンペーンを一面に使うが、最後に新聞スタンドの従業員に批判される二段オチもすばらしい。Doc Ockの触手への依存が命取りとなる最後も好き。

O’Neilらしく謎解きも忘れていない。5百万人の命が危ないというDoc Ockの台詞を元に、JJJの新聞Daily Bugleの読者数と結び付けるあたりはやるね。O’Neilの担当したBATMANを彷彿とさせる。O’Neil以外の作品でも、昔のアメコミはこういうのが沢山あった。今の作家もそういうのやってほしいな。もっと。

SPIDER-MANは彼らしくお喋りだ。悪人だけが自分から逃げるという台詞が好き。そしてPUNISHERが最後に警察に捕まった後の台詞も良い。”There are lots of criminals. Lots of them.”つまり、刑務所には彼が処刑すべき犯罪者が沢山いるってこと。転んでもただでは起きない彼らしい台詞だ。

最後にAnnualらしく、オマケがついている。SPIDER-MANの力がどれくらいだとか、Peterの部屋の構造とか、悪人のピンナップとかね。当時活躍していたBob LaytonやMarie Severin等が画を担当している。懐かしい。
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2014/12/27

この価格でこんなに肉がのってるの?「麺や航(わたる)」  ラーメン

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中央区日本橋人形町2−6−12
2014/12/21

この日は、半分江戸時代の人形町で野暮用。そんなお昼は、当然のラーメン。日曜日も営業しているこのお店を訪問。基本の「らーめん」 750 yenを注文した。

具は、シナチク、水菜、海苔×1枚、鶏ムネ肉×4、チャーシュー×1枚。太く切られたシナチクはごま油風味、ちょっと新鮮。標題の通りなのだが、鶏、豚の肉が遠慮なくのせられていて、嬉しい。しかも肩ロースのチャーシューはでかい。先週に引き続き歯応え重視系。ただしこちらのは、煮たものだな。

麺は断面が正方形に近い長方形で中太。弾力のあり歯応えのある麺だ。つけ麺と共通なのだろう。好印象。

スープは、鶏と魚介(煮干、鰹節かな)鰹節の香りの方が断然強い。よく丸鶏を使ったスープって癖があるんだけど、ここの鶏のスープに癖は全然なく、嫌味ゼロ。素晴らしい。

冬なのにお客さんの1/3は「つけ麺」を注文する。そっちも良いのかもしれない。ちなみに、店内のBGMはボサノバ。珍しい。
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2014/12/21

Stephen Kingの世界がこれまで以上に具現化されている、DARK TOWER  アメコミ

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2カ月振りにThe DARK TOWER (“DT”), The Drawing of The Three, The Prisoner (“Prisoner”)のレビュー。今回は3号、4号について。

前回と同様、原案Robin Furth、筋書きPeter David、画をPiotr Kowalski、インクをNick Filardi、表紙画をJulian Totina Tedescoが担当。添付画像はPrisoner 3号のものを採用。前回は下記リンク参照。
http://green.ap.teacup.com/amecomitoramen/1033.html

粗筋をさらっと紹介。Prisoner 3号は、今回の主人公Eddie Deanの子供の頃の話。兄Henryを慕うEddie。しかし、Henryの気付かぬうちに、年下のEddieはHenry以上に成長している。一方Henryはダメダメ。ベトナム戦争から帰還してからは、麻薬に依存状態。副題Prisoner(前回副題について書くのを忘れた)は、Eddieが麻薬の虜(“Prisoner”)になっているという意味。Prisoner 4号では、兄Henryの影響からEddieがついにPrisonerになってしまう。そして、兄の代りにヘロインをバハマから密輸する役割を宿敵Crimson Kingの部下から申しつかる。

いつものように、気に入った台詞、シーン等を紹介。今回は、表紙のTedescoを褒めたい。添付画像は彼が描くニューヨークにあるお化け屋敷の画。憑依されているとも解釈できるが、穿った見方をすれば、Kingの作品の一つBlack Houseのように、異常な磁場、もしくは、重力が放射されているように見える。その結果家が歪んで見えるのだ。この作品普段は漫画を読まないKingファンにも是非読んで欲しい。彼らの意見を聞きたいな。添付しなかったが、麻薬漬けの状態を猿がEddieにしがみついている図で表している 4号の表紙もすごく良い。

練習の結果Eddieはバスケットボールが上手くなっているのだが、兄に勝ちを譲ってあげるシーンがある。優しく、兄思いの彼を描いていて、ものすごく好き。(それ以外の目的もあってのことだが。)また、Eddieの美術の才能を表すシーンも好きだな。

ベトナム戦争で負傷した際に、使用されたモルヒネが、Henryを麻薬漬けにしたのは、小説で語られていたっけ。

薬の影響からか、飛行機の中で親分Rolandが現在滞在している、不気味な人喰いロブスターの大群(Lobstrosities, LobsterとMonstrosity (怪物)をくっつけた造語。)の住む海が見えてしまうEddieのシーンは良いな。そうか幻視みたいなことがEddieは子供のころからできたんだね。やっとわかった。Prisoner 3号のお化け屋敷のシーンはそれを読者に伝えるための伏線だったんだね。

ちょっと気に食わないのが、中身の画を担当しているKowalskiの描くEddieの姿が、必要以上に子供っぽく見えることだな。
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2014/12/20

新宿の「俺様」ランキングベスト3の一角、凪 煮干王  ラーメン

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新宿区西新宿7−13−7 大森ビル1F
2014/12/14

この日は新宿のビックカメラで、買い物。そんな時には当然のラーメン。奥さんと一緒でなければ、遠出をしたのだが、先週行きそこなった凪 煮干王 西新宿店を再訪した。前回は「塩」を選んだので、今回は、普通の醤油「煮干ラーメン」 820 yenを注文した。

具は、白葱、ホウレン草、海苔×1枚、チャーシュー×1枚。葱は大きめに切ってあり、苦い。チャーシューは、肩ロース。歯応え超重視系。2年半前に食べたチャーシューと同じだな。「塩」にはカイワレ大根がのっていたが、醤油味のラーメンにはホウレン草がのっていた。こっちの方が好き。

麺は、幅の広い中太。麺は、しっかり固めで茹でてあり、柔らかめに茹でられたワンタンとの対比が良いな。前回は麺の固さを聞かれたが、今回は聞かれていない。別に良いか。満足したから。

スープは、煮干と背脂かな。上面を脂が覆い冷めにくい。量が多くないので、軽く飲み干せる。煮干だけど、塩っぱ過ぎないのが、この店の良いところ。新宿の俺様ベスト3に入るお店だけのことはある満足感。
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2014/12/14

今回の表紙は、エグザイルのダンスを真似しているSPIDER-MAN達  アメコミ

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アメリカでは感謝祭そしてクリスマスと配送が大変な状態。アメコミの到着が遅延することを覚悟していたが、御用達からアメコミが遅れることなく到着。早速Amazing SPIDER-MAN (”ASM”)を手に取った。ASM 9号、10号をレビュー。Arc(話のまとまり)Spider Verseの出だし。

筋書きをDan Slott、本編の画をOliver Coipel、オマケの画をGiuseppe Camuncoliが担当。画像はASM 9号の表紙。Coipelの手によるもの。標題の通りでエグザイルのダンスみたいだなと思ったので、迷わず選んだ。ちなみに、10号の表紙は平凡。

さらっと粗筋を書く。多元宇宙に存在する蜘蛛の力を持つものを次から次へと殺し、そのエネルギーを吸い取る悪魔家族Inheritors。Earth 616(Marvelのヒーロー達が活躍する地球)のPeter ParkerとSILKは、悪魔家族と戦うため、同じ力を持つ軍団に召集され、安全地帯に行く。一方、悪のSPIDER-MANは、別のグループを集め、悪魔家族と戦うため、準備を進めていた。別次元にいるMiles MoralesとJessicaは、悪魔家族の一員Vernaに狩られるが、悪のSPIDER-MANに助けられる。PeterやSILK等は、悪のSPIDER-MANとその仲間達を訪ねるが、悪魔家族の一員Daemos他の兄弟達が現れ、襲われる。

恒例の、気に入った台詞やシーンを紹介。まずは、今回からCoipelがASMの担当になったことが、喜ばしい。彼はその昔THORを描いてたな。その時からお気に入りの画家の一人だったが、おいらの読む作品に関わりを持っていなかった。やはり彼は人物を描くのが得意だね。Peterの表情なんてすごく良い。Milesもね。

ASM 9号。悪のSPIDER-MANの元部下がユニフォームや武器を使って銀行強盗をしているって発想が面白い。Slottは時々面白いことを考える。

その次の展開でその銀行強盗を捕まえるためにPeterとSILKが最初に現れ、次々に蜘蛛の力を持つやつらが現れるシーンは良いな。Peterが特撮怪人Mysterioの仕業だと思っちゃうのも良い。

いろいろ疑問が出てくるのだが、マスクを被った別次元のGwen Staceyを見て、Peterのクローンの一人Kaineが、Gwenって喝破しちゃうのは不思議。Gwenのことをクローンだろってしつこく追及するのは面白いな。そう言えば、Spider Verseの一つのキーワードはクローンだね。

Camuncoliの描く悪魔家族の父親Solusは、永井豪の描くマジンガーZのドクターヘルに似ている。

続いてASM 10号。SILKはこれまで何故かPeterのフェロモンに惹かれる。しかし、別の世界の蜘蛛の力をもったものには惹かれない。PeterのクローンのKaineの放つフェロモンにさえ、違いを感じる始末。ま、話としては面白い。

それから、またまた、悪のSPIDER-MANの尊大な態度が面白い。常に蜘蛛軍団のリーダーシップをとろうとしたり、他のリーダーに難癖をつけたり。良いね。最後のコマでも、“I’m in charge.”と堂々と宣言しているね。

同じコマのSPIDER-Senseが消えたってPeterの台詞が気になる。ま、来月にはわかるでしょう。

まだまだ、謎は沢山。蜘蛛の力を持つものの中でも、特別なものがいる。Kaine (Otherと呼ばれていて、悪魔家族も知っている。)、SILK (Brideと呼ばれている。)だ。もう一人Scionってやつがいるみたいなんだけど、言葉の意味(子孫)から、別次元のPeterの子供、Maydayかその弟のことかな。

気に食わない点。人物が多すぎて誰が誰なんだかわからない。それから、いろいろな姉妹誌に話が繋がっていくところも嫌だな。ま、Amazingだけを追っても話がわかりそうなので、我慢するか。
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2014/12/13

つけ麺に逃げずに温かいスープに挑戦すべき、「麺屋壱○壱」  ラーメン

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世田谷区松原1−38−15
2014/12/07

多摩地区で野暮用の後、どうしても「つけ麺」が食べたかった。新宿の「凪」で食べようかと思って新宿まで向ったのだが、午後2時近くになり、我慢できなく明大前で途中下車。中田兄弟跡地にできたこの店を訪問。「味玉塩つけ麺」900 yenを注文した。

具は、シナチク、白葱、髭唐辛子、海苔×1枚、チャーシュー×1枚、味玉×1個。玉子はこの日2個目。夜も食べる予定。年齢を考えると食べ過ぎかな。坂東さんじゃないからね。チャーシューは、肩ロースかな。シナチクのスープに負けない味付けが良かったな。

麺は、中盛で300 g。三河屋製麺製。つけ麺としては、それ程太くない。あっさり食べられちゃった。ヤバい。また胃が量を求めている。

スープのベースは、鶏。それから、海苔の上に乗った鰹節でつけ麺らしさを演出している。結構寸胴鍋の中の骨?を潰したり、アク取りを頻繁に行う等スープのメンテを丁寧に行っている。好感度高し。つけ麺なんか注文したのをちょっと後悔。

しかし、明大前は家系の店が多いな。学生には家系が人気なんだろうか。そのうちわかるよ、もっと身体に優しいラーメンの味が。
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2014/12/7

Marvel(先月読んだ)のハイライトだけ  アメコミ

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標題の通りで、今回は、先月読んだMarvel Comicsの中でここが売りってところだけをハイライト。

@ THOR 1号
なんと言っても表紙がかっちょ良いな。中身も描いているRussell Dautermanの作。 女性版THOR。1号読んだだけで、2号以降買わないけど、誰この娘?先々週に書いたブログの中でGarry Gastonnyさんに描いてもらったスケッチの元の画(半分だけね。下記リンク参照)。
http://green.ap.teacup.com/amecomitoramen/1043.html

映画THORに出て来た悪の妖精Malekithの登場、そいつに腕をぶった切られたオリジナルTHORのシーンはカッチョ良かった。

もう一歩なのは、全能神Odinとその妻Friggの会話を人間的に描いてあるところ。そこが笑いのポイントなのだろうが、なんか違う。

A Uncanny AVENGERS 25号
これも表紙がかっちょ良いんだよね。Paul Renandの作品。

この号のすごいところは、ナチスドイツの残党Red Skullとそのユダヤ人犠牲者の生き残りMAGNETOとの戦い。見応え十分。Red Skullはミュータントをも弾圧しようとしているところが味噌。

MagnetoがRed Skullを殺したと思いきや、その結果Red SkullがOnslaughtになっちゃうところは、ちょっと笑った。意味わからず。MarvelのイベントAxisへのつなぎの作品だからしょうがないか。

B X-MEN 20号
良い所は、表紙を担当しているTerry、Rachael Dodson夫妻の画力のみ。
強いて挙げれば、CYCLOPSの末弟VulcanとDeathbirdの間に子供が出来ていたところも良いか。

どうしても、宇宙ものが好きになれない。

C Amazing X-MEN 12号
Wendigoって昔からのX-MENの敵役が出て来た話の最終回。ゲストにALIPHA FLIGHTとかAVENGERSが出て来たのが売り。

ハイライトは、化け物に生きたまま食べられちゃったGUARDIANが腹から飛び出してくるシーンかな。これは凄い。それから最後のWOLVERINEのありがとうってお礼の後のCOLOSSUSのベタな返事、”What are friends for?”も良いな。

国境を越えカナダからアメリカに入った瞬間呪いが解けるっていう変な設定は面白い。(途中から呪いが強くなってWendigoはアメリカまで勢力を伸ばしちゃうんだけど。)

一方、どうしても、人肉を食した人間がWendigoになっちゃうっていう設定が気持ち悪くて受け付けられなかった。

D NIGHTCRAWLER 7号
これも表紙が良いな。Jamie McKelvieの作品。Uncanny X-MEN 172号(下記リンク参照)の表紙を彷彿とさせる。
http://www.milehighcomics.com/cgi-bin/backissue.cgi?action=enlarge&issue=97993536520%20172

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2014/12/6

魚介の柔らかいスープはホッとする、「ひるがお」  ラーメン

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新宿区新宿3−38−1 ルミネエスト7F
2014/12/04

この日は、新宿で会議。会議は、ちょっと押し気味な上、墓穴を掘るように自ら質問し、さらに長引かせてしまった。そんなお昼は安らぎのラーメン。ガッツでJRを跨いで、ルミネエストに最近できたこの店を訪問。人気No1の「塩玉らーめん」 880 yenを注文した。

具は、シナチク、白葱、岩海苔、小エビ×1尾、チャーシュー×1枚、味玉×1個。二通りの切り方の葱が憎い。チャーシューの味付けは八角(かな?)を使って中華風。歯応え重視系。食べ応えあり。

麺は、普通の太さの(おそらく)ストレート麺。

スープは、魚介系。鰹節が強いが、貝も入ってる。ほっとする味。塩はホント出汁が味わえるんだよね。葱の上にイカかななんかの粉がかかっている。(写真右上の葱の上にかかってる粉。)

この店の店長は、女性。間違いなく、この店を運営している「せたがやグループ」は女性を重用している超有名企業の一つだ。その所為か店員さんの気配りは他店よりも良し。
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