2016/1/31

パートIIより面白いんじゃないかな、BATMAN DKIII Master Race  アメコミ

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なんと3年振りのBATMANネタ。そうとうご無沙汰してたな。Marvel派なのでしょうがないか。いつの間にか、三部作になっていたDark Knight (“DK”)が出るって言うんで読むしかしかないよね。 今回のタイトルはDKIII Master Race (“DKIII”)。

粗筋をFrank Miller、Brian Azzarello、画をAndy Kubert、インクをKnlaus Jansonが担当。1号のオマケの画をMillerが描いている。Kubertの画は安定感がある。彼を採用して正解だったな。Millerの画はピークを過ぎちゃってる。(ネットでは酷いこと言われてるみたいだが、そういう話を聞くとちょっと擁護したくなるけど。)

まずは粗筋から。久し振りにGothamの街に出現したBATMANはが、警官を襲った。それが故、警察は彼を目の敵にしている。そして、Gotham警察のYindel委員長(適切なCommissionerの訳が見つからん。)は、彼を追い詰め正体を確認する。護送中の偽BATMANは行方不明のBruce Wayneにより助けられる。一方、SUPERMANとWONDER WOMANの娘LaraはCrypron人の生き残りが住むKandor Cityからの救いに応えるため、体の大きさを自由に変えられるATOMの元へ現れる。そして、その救いに答えた結果ATOMを待っていたのは、悪のQuarの罠だった。

最近のシカゴの黒人少年が警察官に、武器も持たないのに16発も撃たれた事件がDKIIIの話の背景にある。最初にDKIIIに登場する黒人が警察官に撃たれようという瞬間に伝説のBATMANが出現するシーンはまさに実際にあった事件の再現だ。(その少年とその友達のチャットは略語が多すぎて半分わからず。)

前述のYindel委員長は、どうも最初から偽BATMAN がBruce Wayneでないことを見破っていたらしい。BATMANのコスチュームを着ていたのは、RobinことCarrieだね。彼女はBruceが死んだと言っているが、実は違ったのは当然の帰結か。それを言ったらSUPERMANもだ。氷漬けになってるのは一時的なことだろう。

Laraと言い、偽BATMAN、Carrieと言いMillerは次の世代について語りたいのか。

悪のQuar(DC派じゃないからこいつが誰だかわからない。)出現シーンはちょっとわからない。何かQuarの子供?Baarの指示に従って作った装置により、地球に到着したってことなのかな。

Carrieの護送車からの脱出シーンは迫力十分。DK Iでも出現した戦車出現は拍手もの。これカッチョ良いよね。けど、楽しい。ちなみに、このシーンはもう少し工夫がほしかったな。

Kubertの画がしっかりしているので、標題の通り話がわかり辛くても、納得できる。DK IIより好き。
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2016/1/30

Black Catとのロマンス篇、SPIDER-MAN  アメコミ タイムマシーン

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うっかりラーメンのレビューを木曜日にアップしちゃったので、土曜もアメコミネタ。時々買う昔のThe Amazing SPIDER-MAN (“ASM”)。今回買ったのは、1982年の春に出た226号、227号。SPIDER-MANの敵役の中では異色のBlack Catとのロマンス篇。

筋書きをRoger Stern、画をJohn Romita Jr. (JRJR)、インクをJim Mooneyがそれぞれ担当。

まずは、粗筋。精神的な問題から刑務所に収監されていない犯罪者を治療している施設から逃亡したBlack Cat。彼女の目的は何故かSPIDER-MAN。彼女は犯罪を犯す一方、SPIDER-MANを誘い出し、デートする。SPIDER-MANは彼女を更生させようと躍起になるが、Black Catは彼女自身の本当の姿(泥棒)を捨て去ることができない。二人の恋の行方は。

今回も気に入ったシーン、台詞等を紹介する。最初は画を担当しているJRJR。今のJRJRは完全に彼だけの画を作り上げていて、素晴らしいのだが、この時代のJRJRも良いな。完全に父親の画に影響されている。そんな彼の成長過程の一場面はそれで楽しい。

全体的にBlack Catに翻弄されまくるSPIDER-MAN は読んでいて微笑ましい。真剣に彼女が更生することを信じている。大学院生でもある彼は、絶好調。あっという間にレポートを書き上げちゃう。貧乏でも理解されていなくても、この時代の彼は、一生懸命で好きだな。

一方のBlack Catはやはり、正気でない感が出ている。SPIDER-MANを嵌めて犯罪者に仕立て上げてまで、彼女はSPIDER-MANと人のものを奪うことの高揚感両方を手に入れようとしているもんね。それでいて犯罪計画には万全を期すところが凄い。Beatlesの”All You Need Is Love”の一説に疑問符を付けるところに彼女の本質が表れている。即ちLove is all you need?

この時代のSPIDER-MANの理解者、Jean De Wolffe警部が、Black Catを信じるSPIDER-MANの手助けをするシーンは好き。漫画とは言え、Black Catは勿体ないことをするな。彼女が絶対入りたくない監獄に入らなくてすむものを。

Bradshawなるマフィアのメンバーの一人が、SPIDER-MANの生みの親Stan Leeと似ているのはご愛嬌だね。
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2016/1/28

キャベツの芯の酸っぱさが新鮮、赤坂「大草原」  ラーメン

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赤坂3丁目14ー1コンチネンタル赤坂IV 1階
2016/01/26

仕事が忙しい状態が続いているので、ラーメン食べて心に元気を補給。6年振りにこの店を訪問。メニュー、店の内装も外装もすっかり変わってた。今回は「特製塩(限定)」1,000 yenを注文。

具は、シナチク、白葱、キクラゲ、キャベツの芯の梅酢漬、チャーシュー×3枚。チャーシューはバラ肉で厚めに切られた1辺を含んでいる。固めで脂の部分だけは柔らかい。スープの味と調和して良い塩梅。キャベツの芯の梅酢漬の酸っぱさがコッテリしたスープによく合う。新鮮な食感。

麺は、細めの断面が正方形ストレート麺。店の名前から想像した北海道ラーメンのそれとは、違うな。

スープは、豚骨。店内にはホタテか何か貝の香りもした。見た目、原宿 にあるラーメン屋さん、「山頭火」のスープを彷彿とさせる。

サービスでおにぎりが付いてくるのも「山頭火」風。普段なるべくご飯を頼まないように我慢しているのだが、スープを飲みながらご飯を食べると美味しいよね。

この店のFacebookページを見たら、山頭火の人からアドバイスをもらってるみたいだね。道理で。
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2016/1/24

CYCLOPSの死は謎のままだった、All New X-MEN  アメコミ

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今月から再出発のAll New X-MEN (“ANX”) 1、2号が到着したので、早速レビュー。

筋書きをDennis Hopeless、画をMark Bagleyがそれぞれ担当。添付画像はANX 2号のものでBagleyが描いている。

粗筋をさらっと舐める。活動を休止していた過去から連れて来られた若きX-MEN達。若きCYCLOPSは、Ghost of Cyclopsなる若いミュータント達のテロ活動を追ってシカゴに滞在中。証拠を入手し郊外の大学の図書館で彼らと一戦を交えるが多勢に無勢。そこに現れた残りの仲間たち。最後にCYCLOPSは警察の豚箱に収監される。

Extraordinary X-MENで少し言及されている現代のCYCLOPSの死に関し、検索の結果Comic Vineの記事にたどり着いたので読んだ。(まだこのレビューがアップされていないので、ANXの記事部分は飛ばして読んだ。)しかし、CYCLOPSの悪行とその後の死に関してはどの作品でも語られていないようだ。CYCLOPSファンとしては、早く読みたいような、勘弁してほしいような複雑な気持ちだ。

さて、好きなシーン台詞等について。Bagleyは新潮社版のSPIDER-MAN (Ultimate)を描いていた人。Amazing SPIDER-MANも一時期描いていたのだが、彼を有名にしたのは前者の方かな。当時はあまり好きではなかったが、ANXの画は総じて品質が高く、安心して読めた。添付の表紙の成長したCYCLOPSのレンズに過去から連れて来られた若きCYCLOPSが映っているデザインは非常に優れている。

X-MEN設立当初のメンバーの一人Jean GreyはExtraordinary誌に行っちゃったのだが、新加入のメンバーが良いな。現WOLVERINEのLaura、KID APOCALYPSE、Idie(この娘は知らない)、そしてテレポート妖精Pickles。特に一人で対応できるのに、過干渉な彼氏ANGELとLauraの内輪もめが楽しい。新加入のメンバーの内面なんかももっと深堀りしてくれるともっと楽しい気がする。

ANX 1号のモノローグが若きCYCLOPSのものだと途中から気が付いたけど、そこから、彼の現代のCYCLOPSへの怒りはわかった。それからXavier教授の夢への失望もね。また、彼の台詞から、やるせなさが感じられる。

一方気に入らないところ。SPIDER-MANでも感じたのだが、最初から5話完結を前提に話が進行していて、スピード感がない。この程度の話だったら、2話で十分だな。悪役に深みも外見の魅力もないのも、原因の一つか。
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2016/1/23

好きなんだけど、学生街で生き残れるか、「中華そば きび」  ラーメン

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世田谷区 松原2−42−5
2016/01/16

日経折り込み広告に明大前の新店のチラシがあった。玉子のサービス券がついていて、その期限が迫った来たため、急遽この店を訪問。神田淡路町に本店のあるラーメン屋さんの支店らしい。基本の「中華そば」 あっさり 700 yenを注文した。

具は、シナチク、白葱、禰宜を揚げたもの、ナルト、チャーシュー×2枚、味玉×1/1個。チャーシューはバラ肉で厚めに切ってある。箸では崩れないが、歯を入れれば難なく噛み切れる。玉子はアッサリしたスープとマッチしあまり濃い味付けではないのが良い

麺は、三河屋製麺。幅広い平打ち麺で若干太め。つけ麺と同様のもの。モチっとしていて熱にも強く良い。

スープは、鶏ガラ、薄っすら甘く野菜が入っている感じ。ネットによれば、豚も入っているとのこと。「あっさり」の名のごとく淡麗な優しいスープ。さて、このスープをこの辺りに多く住む学生が触手を伸ばすか。周りには家系の学生大好き店があったり、一風堂があったりで結構競争が厳しい。おいらとしては、この店が生き残って欲しいけどね。

店内そして、店外にも生姜の香り。席が全部テーブルなのは夜呑みにも対応しているのだろうが、昼は効率が悪い。カウンターにするべきだったね。
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2016/1/17

Slottの話に陰りが出てきたか、今月のSPIDER-MAN   アメコミ

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漸く御用達から今月のアメコミが届いたので、早速Amazing SPIDER-MAN (“ASM”)4、5号をレビュー。ASM 1.1号も来たのだが、別の話なので後回し。

筋書きDan Slott、画をGiuseppe Camuncoliが担当。添付表紙の画はAlex Rossが描いた4号のものを採用。どちらの表紙もRossの作品としては特に優れているといったわけではない。

まずは粗筋をさらっと紹介。Peter Parkerの経営するParker Industry (“PI”)社を謎の組織Zodiacが攻撃中。姦計を用い、奪ったPeterの携帯を使いPI社の開発したネットワーク(ブラックベリーみたいなものだな)へのアクセスが可能となったZodiac。世界的なスパイ組織SHIELDと共にZodiacの悪巧みを阻止しようとするSPIDER-MAN。

いつものように、気に入ったシーン、台詞を紹介。ZodiacがSHIELDの衛星網の裏をかき偽の情報を掴ませるという発想は好き。昔からスパイものの常套手段だ。その規模を全世界規模に広げた感じか。

また、アフリカの小国(?)Naduaの住民を攻撃したWar Goblin達を裏で糸を引いていたのがNorman Osborn(これも本当にそうかはわからない)。彼の狙いが、住民の信頼を勝ち取ることだってのも良いな。Normanだとして、彼らしい悪知恵だ。単純にPI社の慈善活動を阻止することが目的じゃないってところが面白い。

前回のレビューでも書いたけど、Dr. Octopusが動き出したね。ロンドンの監視カメラ網にアクセスをしたのは、彼らしいやり方。Superior SPIDER-MANで彼が行ったことの焼き直しだもんね。

Lizardの登場も楽しい。しかし何故死んだはずの妻や息子がいるのか。よっぽどの理由がないと彼らの復活は納得できないけどね。そしてLizardと会話している人物は誰なのか。Regentかな。

HUMAN TORCHの台詞が今回も楽しかった。一つは、PI社のトップとSPIDER-MANを兼ねているPeterが自分自身を過度に追い詰めている状況を指して、You’re burning things at both ends.と表現している。”burn”とTORCHの駄洒落なのだが好き。もう一つは、PeterがSHIELDの面々を指揮しているところを見て、出た台詞。”Whaddya know Peter in charge. Amazing.” Peterファンとしてはちょっと誇らしい。

さて、気に入らない点。今回は多数かつ気に入らない度が非常に高い。これまでSlottの構想は酷いものが多かった。しかし、彼の話の進め方や会話の面白さが、Superior SPIDER-MANやASMを支えてきた。新しい新シリーズは後者さえぐらついて来た印象を受ける。(つまらないまでは言わない。)

SPIDER-MANはニューヨークで蜘蛛糸を使って、空中遊泳するのが真骨頂。飛行機や潜水艦を操る彼に何の魅力も感じない。

最後にロンドン上空を蜘蛛糸を使って飛行するSPIDER-MANが1ページまるまる使って描かれたシーン。嘘だ。ロンドンに高い建物はあるのか。光文社版では高い建物がなくて四苦八苦するシーンがあったじゃない。それとも今は結構高層ビルが建っているのか。
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2016/1/16

麺の仕上がりが最高、「麺舎十紋字  ラーメン

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千代田区 外神田3−7−8
2016/01/09

この日は、御徒町で落語。終わった後は遅いお昼ご飯に当然のラーメン。落語協会近く、区立中のそばにある気になっていた店は営業してなかった。気を取り直し、秋葉原方面まで歩いていくうちに、目に入ったこの店に入ってみることにした。「たまごラーメン」 830 yenを注文した。

具は、白葱、ホウレン草、ノリ×1枚、味玉×2/2個、チャーシュー×1枚。チャーシューが分厚くどちらかというとベーコンっぽい。好きなんだけどパンにのせた方が合うんじゃないかな。

麺は、幅広い中太縮れ麺。固めで注文した麺の出来上がりが非常に良い状態。店の外には、この店の本店神田ワイズの名前の入った箱に、生麺が入れられていた。この麺は好みだな。

スープは、豚骨系で脂がスープの表面を覆っているタイプ。ちょっと塩っぱめ。きっと若い人はこのままでも十分好きだろうな。身体を気遣うおっさん(=おいら)は、薄めで頼んだ方が良かったか。
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2016/1/10

Banshee初登場号、X-MEN  アメコミ タイムマシーン

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昨年アメリカに行った際入手した1971年に出版されたX-MEN 76号を読み終えたので、さらっとレビュー。ちなみに、X-MEN 76号は、1967年に出版されたX-MEN 28号の再版で28号とは表紙が違う。

筋書きをRoy Thomas、画をWerner Rothが担当。表紙画はGil Kaneによるもの。

粗筋を手短に。悪の組織Factor Threeの命令によりOgreなる犯罪者が、ミュータントBansheeを手懐けX-MENを襲いその指揮者Xavier教授(X教授)を誘拐しようとする。それを防ごうとする若きX-MEN達。

いつものように、好きなシーン等を順不同で紹介。まずは、Kaneの表紙。署名がないので、誰だろうなって思ってたけど、そうだよね、この下から上に見上げる構図はKaneの得意技だ。光文社版のAmazing SPIDER-MAN (ASM)でもそんな構図をバンバン描いてたもんね、当時の彼は。そして彼が描いたASMの名作The Night Gwen Stacy DiedはこのX-MEN 76号の2年後に出版されている。彼の絶頂期かもしれないなこの頃が。

読む字が多いのは、当時のアメコミの特徴。今の二倍はあるな、字の量が。この話だって今だったら少なくとも2冊に分かれて出版される内容。まずは、チームが悪人に負けて1冊、汚名挽回で1冊みたいにね。それを1冊のページ数にまとめられているんだから、解説や説明に頼らざるを得ない。

悪者一味の標的がX-MENの基地だとX教授が簡単にわかっちゃうのはちょっと厳しい。さらに言えば、Bancheeが悪人に手を貸している理由もX教授は脈絡もなくさっとわかっちゃう。そんな、緩さが面白いかな。

X-MENの悪役の一人MimicがX教授の理解の元X-MENに加入しているのも面白い。X教授は納得しても他のメンバー(特にCYCLOPS)が半信半疑なのが良し。当時の戦闘技術はなまっちょろいけど、この頃からリーダーとしての自覚はしっかりあるねCYCLOPSは。

まだ60年代の話なので、X-MENが頼りない。チームワークもどこかちぐはぐ。(前述Mimicが一員であるのもその理由の一つだが。)

前述のようにこの話Banshee初登場の話。身体を振動させて、姿を見せない設定は1970年代以降の彼の登場作品では見られないな。(X-MEN 121号では自慢の声も出せない。)しかし、なんでこの当時の彼は猿みたいな顔してるんだろうな。それでいて長髪。

一方、気に入らない点。Roy Thomasにしては、話に盛り上がりがないな。また、画のRothもパッとしない、Jack Kirby風の画。当時のX-MENがあまり、人気がなかった理由がわかる。

出版年については、Marvel Comicsの公式サイト、Wikipediaを参照した。
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2016/1/9

海老の香りがいつまでも続く、「黒椿屋」の「海老味噌麺」  ラーメン

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港区赤坂4−2−3赤坂一ツ木館
2016/01/05

超忙しいのに、心に栄養を補強するため、安パイのこの店を2年振りに訪問。基本の白湯ではなく、豪華そうな「海老味噌麺」と味玉890 yenを注文した。

具は、シナチク、白葱、海老煎餅、海老の肉が入っていると思われる餡、味玉×1/1個。煎餅がモチモチとなる。煎餅汁みたいな料理があったな。それみたいだ。味玉はすっごくしっかり味が付いている。黄身がオレンジなのが嬉しい。一方、チャーシューがないのはちょっと寂しい。

麺は、断面が正方形のやや太い麺。モチモチ感が強調されている。これは2年前に食べた麺と同じだね。

スープが丸鶏白湯のスープがベース。これも2年前と同じか。もっと味噌ラーメンっぽいものを想像していたが、あっさりした鶏白湯に海老。海老の香りが最後まで続く。舌が子供なんで、海老は嬉しいな。
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2016/1/4

今回のDARK TOWERは画が久し振りに凄い  アメコミ

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今日から仕事始めなのだが、その前に、久し振りにThe DARK TOWER (“DT”)についてレビュー。前回紹介したEddie篇に続いて、今回はSusannah篇の The Drawing of The Lady of Shadows (“LoS”) 1号、2号について。

原案Robin Furth、筋書きPeter David、画をJonathan Marks、彩色をLee Loughridgeが担当。添付画像にLoS 2号の表紙を採用。

粗筋を簡単に紹介。LoS 1号では、1950年代の主人公Odetta(後のSusannah)の二重人格性が彼女を困らせていること、そして彼女の少女時代が、入れ替わりながら語られている。2号では、少女時代が中心。ビルから落ちてきたレンガで、彼女が怪我をする件が語られている。

時代背景は黒人に対する差別が厳しかったアメリカ。(差別がこの物語の中心的なトピックではない。)アメリカ人であれば当然に学んでいることをおさらいできて勉強になる。

さて、今回も気に入った台詞、シーン等を紹介。Marksの画は前回シリーズと打って変わって、写実的。大変好感が持てる。大人になったOdettaの画が綺麗だな。Loughridgeの彩色もMarksの凄腕を助け印象的な画の仕上がりになっている。添付画像の表紙は2号のものを選んだ。少女時代のOdettaの怪我を表すデザインが好きだから。1号の画も悪くないのだが、水彩絵の具の彩色があまり好きではないかな。

Man in BlackことWalterがLoSでは悪の黒幕であるのも良い。原作で出てきたかな。Jack Mortonって殺人鬼の裏で糸を引いているWalterが不気味だな。もしかしたら、Odettaの二重人格もこいつの仕業か、はたまた、レンガで頭を打った後遺症なのか。原案Furthの原作をしばしば離れたの発想は不自然じゃないのが良いね。

差別犯罪の犠牲者を助けようとする秘密組織、League of Gileaditesの存在。これ本当にあった組織みたいだ。(Wikipediaを参考にしました。)Stephen KingがDTの主人公の故郷Gileadをここから取ったのか(?)。KKKのような組織に襲われたOdetta達を秘密組織が助ける場面は迫力満点だ。

KKKのような組織を指揮しているのがWalterなのに対し、秘密組織のリーダーはBert。Rolandの無二の親友Kuthbertの生まれ変わりなのも良いね。

WalterがBertに気付き、”I know that voice. Cuthert Allgood of Eld.”と問い質すのに対し、Bertが”I’m Bert (中略)ain’t all-good (中略) if you don’t let that girl go.”と凄むところは上手いな。これは筋書担当Davidの腕のなせる業だ。

一点難をを上げるとすれば、LoSの1号で現代と過去が入れ替わり語る手法だ。原作を知らない読者はちょっと戸惑うんじゃないかなと思う。
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