2016/3/27

性懲りもなくHobgoblin篇、SPIDER-MAN  アメコミ タイムマシーン

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年末にMilehighから買った中から読み終えた Amazing SPIDER-MAN (“ASM”)275、276号のレビュー。1986年の作品。

筋書きをTom Defalco、画をRon Frenzが担当。表紙はTom Morganが担当した276号のものを採用。

粗筋をさらっと紹介。HobgoblinがRoseなる謎のギャングと手を組みKing Pinの縄張りを狙っている。Flash Thompsonの彼女Sha ShanはFlashの裏切りを知り、ニューヨークを離れようとするが、Hobgoblinに人質にされる。彼女をSPIDER-MANはかろうじて救い、Hobgoblinを追い詰める。そして最後にはちょっと馬鹿馬鹿しい結末が待っている。

いつものように気に入ったシーン、台詞等を紹介する。今回はPeterの自信喪失篇。これまで、救えなかった数々の人に加え、この当時のMay伯母さんの彼氏Nathanをも救えなかったことで、無力感がピーク状態。遂に彼は引退を決意するが、Mary Jane (“MJ”)はそれをとどめようとする。これまで、Peterが何故SPIDER-MANとして戦っているのかを聞きたくなかった彼女がそれを問うシーンは結構良いな。MJは彼女なりにSPIDER-MANとPeterの二面性にストレスを感じていて、そこから逃げるために、敢えて過去を聞かなかった。しかし、Peterの苦しみを見てそれを乗り越えた。この頃から、PeterとMJの距離が狭まってくるのがわかる。この話から2年後のASM annual 21号で二人は結婚することになる。

上記のFlashの裏切りとは、結婚しているBettyと浮気をしていたこと。とても興味深い。ゲスノ極み状態だ。(これが言いたかっただけ。ちょっとネタとしては新鮮さが失われている。)Bettyの旦那Nedが、Sha Shan同様その関係に気付きFlashに言い寄るシーンは良いな。

Hobgoblinに空から突き落とされたSha ShanをSPIDER-MANが救うシーンはASM 175号のハイライト。Peterの昔の彼女Gwen Staceyを救えなかったのと同じ場面であるところが良いな。

画を描いているFrenzをこれまで、あまり好きではなかった。もちろんASM史上最高の画家ではないが、今回この話を読み、彼を見直した。戦闘シーンは物凄い迫力だ275号中、1頁全部を使ってSPIDER-MANとHobgoblinと街の人々を描いているシーンが一番凄い。しっかりとした構図にプロとしての矜持を感じる。ただし、彼の描くMJは可愛くない。

引退を決意したのも束の間、Hobgoblinの暴走を放っておけないPeterの台詞が好き。“If I walk away now, I’ll always feel responsible for every crime he ever commits…” 1962年8月に出版されたAmazing Fantasy 15号にて、SPIDER-MANは強盗を見逃してしまった。その結果Ben伯父さんがその強盗に殺されてしまう。その強盗とHobgoblinを重ねているのは明らか。

Hobgoblinの姦計に陥り、FlashがHobgoblinとして警察に捕まったのが馬鹿馬鹿しいオチ。ただし、Flashの身勝手な数々の行動(Sha Shanへの暴力、Bettyとの浮気)を考えれば因果応報というべきか。

意味がわからないのは、施設から脱獄したHuman Flyが謎のゴミ漁りに倒されたこと。何のために、Human Flyは出てきたんだ。このゴミ漁りは誰?

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2016/3/26

ラーメンにホルモンが新しい、池袋「Gagana Ramen」  ラーメン

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豊島区西池袋3−33−7
2016/03/21

この日は池袋で寄席見物。そんなお昼はラーメンの聖地池袋でラーメン(またつけ麺へ行っちゃったけど)。残念ながら、今池袋で一番行きたい店は月曜定休。そこで月曜日も営業しているこのお店へ直行。「Gagana つけ麺」(中盛) 880 yenを注文した。

具は、シナチク、白葱、水菜、ホルモン×3個。葱は縦に切ってある。そして、このつけ麺の目玉は国産黒毛和牛の炙りホルモン。それを目の前で炙ってくれた。これだけでも、ここに来た甲斐あり。奇をてらった具を売りにしているラーメン屋さんは沢山あるけど、スープや麺と相性の良いものを提供するのは意外に難しい。ここは合格。

麺は、断面がかなり平べったい麺。麺の中に小麦の粒が確認できちょっと茶色。中盛で220 g。若干量にもの足りなさはあり。男性だったら大盛の方が良いかもしれない。

スープは、魚粉と動物系。具の意外性と比較し、スープはオーソドックスな印象。ただし、上面に脂の膜があるのか、中はかなり熱い。〆のスープ割りを含め最後まで美味しくいただけました。
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2016/3/20

世界中を旅するX-MEN、All New X-MEN  アメコミ

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先月届いたAll New X-MEN (“ANX”) 3号、今月到着4号、5号を読み終えたので、レビュー。

筋書きをDennis Hopeless、画をMark Bagleyがそれぞれ担当。添付画像はANX 3号のものでBagleyが描いている。

粗筋を紹介。活動を休止していた過去から連れて来られた若きX-MEN達。若きCYCLOPSは、Ghost of Cyclopsなる若いミュータント達のテロ活動を追ってシカゴに滞在中。彼等と大学で喧嘩騒ぎを起こしたことから警察の留置場に拘禁状態。留置場を無法者のミュータント達が襲いCYCLOPSと共に捕まった仲間を助けようとする。ANX 4号では、美食家?Blobがパリで大暴れ、それを止めようとする若きX-MEN達。X-23(今はWOLVERINEと名乗っている)はBlobにボコボコにされる。

さて、好きなシーン台詞等について。今回もBagleyから。彼の描く表紙はカッチョ良いな。今の死んだことになっているCYCLOPSが何人もいて、その攻撃を逃れようとする若きX-MEN達。今のX-MENの設定、つまり、CYCLOPSの犯した罪により、ミュータントがさらに嫌われ恐れられている図。上手い。

それから、彩色担当のNolan Woodardが良いな。添付表紙も彼が色を入れている。最近のアメコミの飲み会で誰が彩色するかも重要な要素だということを改めて再認識したばかり。Woodardは正にその良い例だ。

ANX 3号のハイライトは何といっても若きCYCLOPSの演説。前段では、愚かさ故間違いを犯したこと(つまり警察を襲ったこと)が銃弾を受けることに値することではない。後段では、以下。Cyclops has been a dirty word for too long. Time to win it back. (今が汚名返上のタイミングだ。)

この演説をテレビ中継で観たToadがCYCLOPSを殺そうと宣言するシーンも良いね。最近のToadは気持ち悪いのが残念。

4号では、上記演説によりCYCLOPSは時の人。東京ではサインを強請られる始末。このシーンで面白いのは日本人が”sign”という言葉を使っていること。筋書を書いてるHopelessは結構日本のこと知ってるな。正確には”autograph”。あ、だけど、signって言葉を使ってるアメリカ人もいたので、通じるんじゃないかな。結構ね。

それから、X-MEN達がライトバン(この使い方で合ってるかな)に乗ってアメリカ中、世界中を旅する図(Global Trotting) 。これ”Scooby Do, Where Are You?”(邦題「弱虫クルッパー」)へのHomageだな。

5号の最終コマANGELのX23に対する言葉”Want to break up.”(別れよう。)がANX 4、5号のクライマックスかな。
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2016/3/19

この価格でワンタン沢山、「広州市場」  ラーメン

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東京都新宿区西新宿1−12 
2016/03/12

この日は午後から東京郊外で野暮用。早朝からジムで汗を流して、その努力をゼロリセットするかのように、お昼のラーメン。(ゼロどころじゃない。)前から気になっていた西新宿のこの店を訪問。欲張りなので、「三種盛ワンタン麺 」853 yenを注文した。

具は、シナチク、白葱、ホウレン草、ワンタン、味玉×1/2個。ワンタンはノーマル、ニラ、海老の3種類。どれもマズマズだが、やはり海老が一番だな。過去の経験からプリっとしていない海老は海老じゃないがモットーの俺等も満足。ワンタンにいろいろ味付けするソースがついている。だったら、ラーメンにはのせずに、別に出てきても良い気がするが。

麺は、細いストレート麺。普通盛りでも結構量がある。

スープは、鶏ガラがベース。塩、醤油同料金。塩を選択。実は醤油を選んで、ワンタンの味付けをした方が良かったか?

珍しく食券じゃない。居酒屋のチェーンみたいだな、機械でオーダーを取っている。それにしてもこの店昼前からお客さんいっぱいだ。実は人気店なのかな。
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2016/3/13

ここまで来てSPIDER-MANは何を成し遂げたのだろうか   アメコミ

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Amazing SPIDER-MAN (“ASM”) 8号、1.3号も同時に来ているので、それを読んでからでも良かったけど、ポッドキャストSPIDER-MAN Crawlspaceを聴くため、ASM 6、7号をまずはレビュー。非常に中途半端。

筋書きDan Slott、画をMatteo Buffagniが担当。添付表紙の画はAlex Rossによる6号の表紙を採用。

粗筋から。Peter Parkerは上海にいる。脱獄したMr. Negativeは上海で麻薬を広めている。そして、慈善家のQuinghaoの命を狙っている。一方、Parker Industry (“PI”)社上海オフィスでは、小さな綻びが広がろうとした。それを防ごうとするSPIDER-MAN。

いつものように、気に入ったシーン、台詞を紹介。まずは、Buffagniの画が良いな。新しいSPIDER-MANの再出発に相応しい新しい血に感謝。PeterがPeterっぽくないのだが、それはそれで今は許す。Mike Deodardo Jr.の画にちょっと似ているかな。(Depdatoと言えば、IRON MANの画を今月到着した話から担当するようだ。大歓迎。)

添付したRossの表紙は久し振りに良いな。上海のビルディングの窓ガラスに映ったMr. NegativeとSPIDER-MANが綺麗だ。

CLOAK & DAGGERの登場だ。それもMr. Negativeの悪の影響を受け、悪者になっている。だから、コスチュームの色が白黒反転していて、DAGGERのそれは黒、CLOAKのそれは白になっている。この発想は面白い。ちなみにASM 7号の表紙はそのDAGGERとSPIDER-MANの図。それも素晴らしい。

ASM 6号の最後にMr. Negativeの手がPeterに触れたことで、Peterも悪に陥るのかと思いきや、あら不思議。過去のミニシリーズでPeterはこの悪の一触を克服したことから、免疫ができるらしい。初耳。この設定も面白い。

いつものSPIDER-MANの相手をからかうような冗談”wise-crack”(ASM 7号では”banter”って単語を使っている)に対するCLOAKの言葉が辛辣。”We never found any of it (=banter) funny. Honestly none of it.”(悪に染まる前から、あんたの冗談の一つでも面白いって思ったことないよ。)DAGGERの黒いナイフより痛い一撃だね。

上海ばかりか、PI社では世界中のあちこちで、綻びが出来て、Peterの能力では収拾不可能だ。これは悪くない。そもそも、PeterはCEOタイプの人間じゃないし。Peterバブルが崩壊し、一旦全てがなくなり、早く元の彼に戻って欲しい。そうしたら、Mary Janeが戻ってくるだろうか。(もう完全においらの妄想の世界に入っているな。)

さて、一通り良いなと思ったことを紹介したので、気に喰わないところ。全体的にこれら2号で成し遂げたのはなんなんだろう。伏線の山また山だ。一つ一つの伏線は悪くない出来だと思う。だけど、引っ張り過ぎだよ。SPIDER-MANは何一つ解決してないじゃん。(再出発してから考えても何一つ解決できてない。もう7号だよ。)
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2016/3/12

新宿の3大ラーメン屋さんの一角「麺屋海神」は健在  ラーメン

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新宿区新宿3丁目35−7 さんらくビル2階
2016/3/6

この日は新宿で映画を観た。その後の昼食は当たり前だが、ラーメン。もう一つ行きたかったところは長蛇の列。そこで、この「麺屋海神」へと方向転換。しかしここでも列に並ばざるを得なかった。それ程待たずに入店後、並んでいた時に注文した「あら炊き辛塩らあめん」880 yen 、味玉100 yenが到着。

具は、白葱、茗荷、紫蘇の葉、ヒゲ唐辛子、鶏のつくね、海老のツミレ、玉子×2/2個。海老のツミレはフワフワ、プリっとしていて期待通りの味。さらに、鶏のつくねもフワフワ、軟骨入りでコリっとしていて美味しい。3年半前は海老のツミレの方が良いかなとも思ったが、どちらも良いな。甲乙付け難し。

麺は、断面が長方形の細めの麺。固めで注文すべきだったか。麺は大盛りも無料だが、普通盛りで十分だな。

スープの辛さは、ちょい辛を選択。辛さに強くないので、それぐらいで十分。真鯛、平目、平政、鰈、関八のアラをこの日は使っているとのこと。スープの底には、アラからこぼれた魚の肉が溜まっていて、最後まで飲み干さないと損。流石「海神」このスープの旨さは未だ健在だ。

これまで、「かいしん」って読むんだと思っていたけど、「かいじん」なんだね。前述の通り列に並んだわけだが、店員さんの列整理が上手く、不快感なし。近所からクレームとか来そうだから、洗練されているんだろうな。2階にあるラーメン屋さんは流行らないというジンクスを見事克服した一つの要因だろうな。(そもそも凄く美味しいけど。)
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2016/3/6

今月も台詞回しが面白い、Extraordinary X-MEN  アメコミ

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一月に2冊出版されているので、今月もExtraordinary X-MEN (“ExX”) 5号、6号をレビュー。筋書をJeff Lemire、5号の画をHumberto Ramos、6号の画をVictor Ivanezがそれぞれ担当。

Ramosの鉛筆の後のインクVictor Olazabaが担当しているのに対し、Ivanezは自分でインクも入れている。Olazabaのインクに関しては問題なし。Ramosの画がSPIDER-MANの時より映えている。Ivanezのはちょっと線が太いかなという印象。慣れちゃうかもしれないけどね。前述の通り出版速度が速いのでRamos一人で画を担当するのは無理なんだろうな。

次に粗筋。4号でMr. Sinisterとその手先を追い詰めたX-MEN。最後にSinisterが抜いた伝家の宝刀はCYCLOPS(のクローン。先月書いた通りだった。)かつInhuman族の染色体との融合。そいつらを倒したX-MEN。新たな挑戦は、X-MENが本拠地としている忘却界と隣り合わせにあるWeird Worldにいるミュータントを救うこと。

気に入ったシーンや台詞等を紹介。倒しても、倒しても立ち上がるSinisterに対してのCOLOSSUSの台詞。”Durable or not, I will break it all the same.”何度でも同じように破壊していくみたいな感じ。カッチョ良い。

ICEMANはいつも面白い。出撃する前のWOLVERINE(年を取っている)に対しての台詞。「オムツと入れ歯用安定剤を忘れるな」ってやつ。その後のWOLVERINEの唸り声も良いね。

その前のNIGHTCRWALERの病室の外でビールを飲んでいるWOLVERINEも良いな。彼らしい。そしてそれを咎めるCOLOSSUSもまた純粋で彼らしい。

ExX 6号では、新たな謎が出た。誰がCYCLOPSと組んで犯してはならない罪を犯したのか。STORMがFORGEに席払いを促したことから、FORGEと考えるのが妥当だが。そして依頼されたWOLVERINEはどう出るのか。彼の過去の過ち(X-MENを自らが殺した)と重なることがこの布石の味噌だな。


最後の最後で登場したSUN FIRE。アジアのミュータント達との表現から彼を連想するべきだったが。彼は、いつでも大歓迎。そして、彼のコスチュームがオリジナルに近いのも良し。

一方あまり好きになれない点。6号で登場したWeird World。Savage Landとかぶり過ぎかな。WOLVERINEの”I thought the Savage Land was bad.”という台詞で、Weird Worldの方がもっと酷いということを示唆しているのだが、読者を納得させるまでに至っていない。(何故かが抜けているから。)

ExX 5号は打ち上げだ花火は大きかったのだが、開いた花は意外に小さかったという印象。最後のSTORMの全世界に対する宣言は素敵だったし、Xavier教授の幻の出し方も良かったんだけどね。
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2016/3/5

ハラル認証ラーメンは新しい、「らーめん桜花」  ラーメン

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新宿区新宿1−11−7 
2016/02/28

この日は東京の下町で野暮用。その前に腹ごしらえのため、新宿御苑駅で途中下車。前から気になっていたこの店へ直行。(日曜営業なのはデカいな。)場所は、花園公園から20 mぐらい南に行ったところ。「御膳らーめん」1,100 yenを注文した。

具は、青葱、ヒゲ唐辛子、ベビーコーン、鶏モモ肉、玉子×1/2個。この中ではハラル認証を象徴する鶏モモ肉をハイライトしたいね。皮がパリっとしていて、美味しい。お店の人の言う通り、熱いうちに食べないと勿体ない。

麺の細さは普通。正方形に近い長方形の断面。量的にはちょっと物足りないかなとは思うが、鯛茶漬け用御飯がついているので、このぐらいで十分。

スープは、鯛出汁。魚の香りを抑えるため、生姜が入っている。何と言っても不思議な美味しい味わいを加えたのがスープの上の柚子のエスプーマ。(ネットで調べると結構作るのが難しそう。)甘いがスープと麺を絡めると、組み合わせの妙なのか非常に美味しい。

ラーメン以外のものが出てくるまでは価格設定が高いかなと思ったけど、量や質的には大満足。仮にラーメンの代わりにパスタだったら全然不思議じゃない値段だ。

標題の通りでハラル認証を受けているとのこと(ラーメンウォーカーの受け売り)。店もお客さんも国際的だ。
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