2018/3/31

中野新橋の人気店の二号店、「煮干しそば虎愼」   ラーメン

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世田谷区上北沢5ー13ー5
2018/03/24

この日は、午前中病院で1時間半待たされたので、新宿の目星をつけた店に行けず、八幡山駅そば甲州街道沿いの煮干し自慢のこの店を訪問することにした。「味玉濃厚ニボつけ麺」 880 yenを注文した。

具は、シナチク、白葱、ノリ×1枚、チャーシュー×3.5個、味付玉子×1個。これまで食べた味玉の中では、かなり甘い部類に入る。この味を味わうため、これだけで食すべし。チャーシューはバラ肉かな。脂身がスープの熱で溶けやわらかい旨さを味わえる。

麺は、断面が長方形の太麺。250 gぐらいかな。それほど多くない。サラッと平らげてしまった。

スープには、土曜日ということもあり、ニンニクを入れました。ニンニクはあまり強烈でないので、デートや重要な商談前でなければ入れた方が良い。出汁は煮干し、香りを嗅いで鰹節も入っているかなと感じた。粘度が強いので麺を終えるとかなりスープがなくなっているのだが、スープ割りがお薦め。より煮干し感を味わえる。

この店、中野新橋にある人気店の二号店とのこと。この辺の住人はあまり美味いラーメンに興味がないのか結構空いていた。勿体ないな。目覚めよ世田谷区民、杉並区民!
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2018/3/25

随分昔のキャラを引っ張り出してきたな、Astonishing X-MEN   アメコミ

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先月のGold、Blueとどうも話に乗り切れなかったため、レビューしなかったX-MEN。それに引き換え、好奇心が勝ってレビューを書く気になったAstonishing X-MEN (“AX”) 7号、8号をレビュー。

筋書きをCharles Soule、7号の画をPhil Noto、8号の画をPaulo Sigueiraが担当。

知人に能戸さんって人がいるので、すっかり日系アメリカ人だと思っていたNoto。今は違うと知っている。暫く、X-MENの表紙を描いていた記憶があるのだが、前のAstonishingのシリーズだったみたいだ。上手いし味もある。日本版のAnt Manの表紙も彼の画なんだね。

もう一歩のSigueiraも凄く良い。何でかさっぱりわからないが、アストラル界から戻ったCharles Xavierは血気盛んで自信満々な若者。その過剰な自信を画で表現している。両人共会ってみたいな。

粗筋から。Shadow Kingとの戦いの後の後始末号。Shadow Kingが倒れた後もの悪の気持ちはロンドン市民に伝染して行った。Xと名乗る死から蘇ったProfessor Xはその悪の気持ちを一塊にしたが、突如変異し、Proteusとして蘇った。X-MENの面々はXを信用することができない。PsylockeとXはProteusの心の中へ乗り込むが…。

前回のレビューでの仮説は事実であることが、確かめられた。即ちPhantomeXの肉体をXは借りている。はいはい。冷酷なArchangelという人格に支配されたWarrenを解放する等良いこともしているんだけど、ちょっと自分勝手すぎないかい。

オイラの懸念をWOLVERINEが上手く語っている。”I’ve died more times than I can remember. (中略)Don’t think I ever came back the same.”何回も死んで、蘇った時には元の自分とまったく同じじゃないみたいな感じ。んーん。Ben Reillyしかり。

標題の通りで、Moiraの息子Kevinの魂Proteusの復活はまあ楽しいけど、Shadow Kingがばら撒いた悪の心が何故Proteusになるのか理解に苦しむ。これは8号まで読んでも同じ。

Proteusの心の中で景色が庭園の綺麗な城というのが、街の人々の精神エネルギーを吸収する吸血鬼みたいな存在である彼と何か正反対で面白い。彼の母親Moiraが彼を閉じ込めたにも関わらず、彼の心の中では城に彼自身を閉じ込めているのも面白いな。

AX 8号の台詞の中では好きなのは、(前略)R “Are you flirting with me?” W “God, I hope not.”
“flirt”はいちゃつく。それを否定するのにhopeという言葉を使っているのが味噌か。このシーンのWOLVERINEの表情もよく描けている。

もう一つ気が付いたけど、Neal Adamsとかが画を描いていたころのX-MENは一つの事件が終わってもすぐ次の事件に巻き込まれるといった流れだった。このAXもそういった流れだな。

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2018/3/24

暖簾に店名がなかった、幡ヶ谷の名前のない「中華そば屋」  ラーメン

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渋谷区幡ヶ谷3−16−3
2018/03/17

この日は家族が朝から出かけて、誰もいなかったので、前から気になっていた幡ヶ谷のラーメン屋さんに行ってみた。駅から10分弱歩く住宅街の一角にあるのにも関わらず、自分より前に3人並んでいた。店内6席だし、昼だからしょうがないか。「中華そば」 780 yenを注文した。

具は、シナチク、白葱、ノリ×1枚 、ナルト、チャーシュー×2枚、味付玉子×1/2個。チャーシューは肩ロース。厚く切られかつ大きい。スープに入っていると崩れていくほどの柔らかさ。麺を食べ終えてからチャーシューを本格的に攻めていくと、味がどんどん美味しくなるように感じた。このチャーシューを食べながら、ビールが飲みたい。

麺は、断面が正方形のつけ麺と同じ太い麺。茹で時間が長い。普通盛330 gらしいが、それは食べられないので、少なめで注文。それでもお腹イッパイだな。自家製麺らしいが、弾力がある麺だな。

スープは、濃厚な魚介。魚介出汁プラス魚粉で凄い魚の力が強い。凪のスープから脂っぽさを抜いたようなイメージかな。最初は「塩」を注文したけど、お店の人がどうも「醤油」を試してほしそうだったので、「醤油」に変更。こちらの方が、魚介力が強いらしい。大正解。

標題の通り、暖簾には中華そば、つけ麺と書いてあるが、肝心の店名が入っていない。面白い。
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2018/3/21

この当時のニューヨークは治安が悪かった、1985年のSpectacular SPIDER-MAN   アメコミ タイムマシーン

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今回は1985年のSpectacular SPIDER-MAN (“Spec”) の113号、114号について。

113号の筋書きPeter David、画をBob Mcleod、114号の筋書きをLen Kaminski、画をJoe Brozowskyがそれぞれ担当。

粗筋May伯母さんの下宿人Earnieは地下鉄で強盗に銃を発砲した。無罪となったが、マスコミに追われていた。そして彼を追っていたのはマスコミだけでなく、発砲されたチンピラ集団。114号ではMarcなる鍵屋の息子が家計を助けるためコソ泥になる。彼はPeterの部屋からコスチューム等を盗みコソ泥の道具にするが…。

前にもSpecの話には拾い物があるって書いたけど、113号は凄い。Davidの銃に対する考え方がEarnieの台詞で表現されている。“I am not a hero.” “Carrying a gun and felt comfortable until I used it.” この当時のニューヨークは治安が今より悪かったんだけどね。

まだ、伏線だけど、Black Catが登場する。Silver Sableと間違われムッとしているシーンは見逃せない。

チンピラ立て籠もり事件は、物凄く苦い終わり方。Peter Parkerの伯母Mayの婚約者Nathanがブラインド(意図的に)を開けることによって、警察の狙撃手から主犯が狙い撃たれ、死ぬことになる。Nathanの犯罪者に対する考え方とMay伯母さんの考え方の違いが決定的になった瞬間だ。Nathanは前半Earnieをヒーローだと奉った伏線も効いている。

Mary Jane (“MJ”)の伯母さんAnnaがMJのPeterに対する気持ちを察しているシーンも良いな。伯母さんにだけは、MJの上っ面の演技は役に立たない。そして、この2年後にPeterとMJは結婚することになる。今はチャラになっちゃったけど。

Spec 114号は、Fill-in(話と話の間のつなぎ)的な作品。

ニューヨーク市警のPolansky巡査がSPIDER-MANと言い争いした際に使った言葉。”costumed punk” SPIDER-MANは、J Jonah Jameson以外からも同じようなことを言われている。

その巡査の独り言。”He’s doing that kid more good than I ever could.” 文法が変なのも含めてこれはこの巡査の言葉。上記の通りSPIDER-MANのことを決して尊敬しているとは言えない彼。しかし、彼自身ができなかったことをSPIDER-MANが行っていることに素直に称賛している。

一番最後のコマではこのシーンが活かされ、大団円。

このコソ泥を上手くSPIDER-MANは誤魔化したが、普通PeterがSPIDER-MANとわかるよね。そういう意味でちょっと無理がある。ま、Specなので期待はそれ程しないで読めば、まずまずか。

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2018/3/18

アナ雪風の表紙のPhoenix Resurrection  アメコミ

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前月前半をレビューしたので、Phoenix Resurrectionの残りもレビューしちゃえ。

筋書をMatthew Rosenberg 、4号の画をRamon Rosanas、5号の画をLenil Francis Yuが担当。添付画像は2号から5号までのvariant coverをくっつけたもの。1号も繋がっているvariant coverがあったのかもしれないな。そうだとしても最近高いvariant買い過ぎているので、買わない。Victor Hugoによるもの。最初見た時、アナ雪風で買って失敗したかと思ったが、よくよく見ればなかなか良い。

粗筋。死んだはずのそれも若いJean Greyの話が進む。その町に住む人々は死んだミュータント達。BEASTの見立てによれば、Phoenix ForceがJean Greyと合体するため彼女を育てているらしい。WOLVERINEがその彼女と話し合うためPhoenix Forceの作り上げた結界に入る。

相変わらず意味わからず。結局このJean Greyは墓場から掘り起こされた彼女ということか。過去から来たJeanとは違うのか。ここまでは4号まで読んだときの感想。5号まで読んでやっと確信が持てた。

4号では、GLOBの冗談が面白いかな。Phoenix Forceの作った結界に入る場面。GLOBが”Who’s crazy enough to go in there?”と言った後にWOLVERINEが入ると、すかさずGLOBが”Oh yeah I forgot.”

もう一つWOLVERINEの台詞。”I’ve wanted to stab a Madrox since the first day I met him.” Madroxの前にaが付いているのが味噌。本当にMadroxを殺そうと持っていたわけじゃなくて、(好奇心からか)分身を一つ倒したらどうなるんだろうって思っていたってことだろう。

年老いて、敬遠豊かになったWOLVERINEがPhoenix Forceの作った結界に入り、Jean Greyを説得するという設定は良し。WOLVERINEがJeanの働くコーヒー屋さんの店主を殺して、コーヒーの味につき、”Coffee tastes like #$%& by the way.”と捨て台詞を吐くシーン。何となくわかる。Phoenix Forceは別にコーヒーの味なんて重要視していない。味覚って、時に大事で重要な思い出を作る役割があるのに。ちなみに、コーヒーとは言え、1ドルしかWOLVERINEは払わなかったわけだが、日本と違い物価上昇中のアメリカでこの値段はないな。

Star Bucksが出来て、アメリカ人のコーヒーに対する思いが変化してきたが、昔のアメリカで飲むコーヒーはまずかったもんな。ま、決してStar Bucksのコーヒーが凄く美味しいわけじゃないけど。(全然本題とは関係ない)。

Phoenix Forceの作り上げた過去に死んだ人物達がJeanを引き留めようとする姿は面白い。読んでいてJeanとPhoenix Forceとの関係は、Eddie BlockとVenom Symbioteの関係に似ていると思った。違いがあるとすれば、Phoenix Forceの想いの方が強いか。Venom Symbioteは浮気性だもんな。

最終段階でCYCLOPSを復活させて過去を再現させたシーン。乗れなかった。そもそもCYCLOPSが死んでいるとは思っていないからね、オイラは。Jeanが死んだ後、Emmaと親密な関係になってJeanと急に寄りを戻すという展開に無理があり過ぎる。それなりの心の葛藤とかあるでしょう普通。
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2018/3/17

流石、ビブグルマン、「金色不如帰」  ラーメン

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渋谷区幡ケ谷2丁目47ー12
2018/03/12

この日は、有給が消失するのが虚しくて1日有給を取った。そして昼食は当然のラーメン。大好きなこの店に4年振りに訪問。前回何を注文したか記憶にない中、「南高梅塩そば」 900 yen、味玉 100 yenを注文した。

具は、シナチク、白葱、青葱、三つ葉(?)、バジル(?)、南高梅、チャーシュー×1枚、味付玉子×1個。シナチクは細く切られている品のある仕上がりのもの。玉子の味付けは甘め。チャーシューは低温調理された半ナマタイプ。肩ロースかな。好きな物を最後に食べる派のオイラは、熱が通らないように、なるべく他の具の上にチャーシューを置き直しながら食べたのだが、最後まで全部がピンクとはいかないな。外側は固めでイケる。

麺は、細い断面が長方形の平打ち麺。麺の中に小麦の粒が確認できる。前も感じたのだが、量は多めだね。

スープは、蛤の濃厚なあじと苦味が強烈。豚の力かアッサリし過ぎないところも買い。そしてその苦みに梅が合いすぎる。梅は結構ラーメンのスープとの相性が良いな。なくなっちゃったけど、赤坂見附の「ばんちゃんラーメン」の売りだったな、梅干し入りは。

店内8席。開店前の11時で既に15人待ち。流石ビブグルマン。外国人のお客さんもいるね。
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2018/3/11

MJの再登場は嬉しいが…、今月のSPIDER-MAN   アメコミ

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アメコミが御用達から到着した。今月はAmazing SPIDER-MAN (“ASM”)から読み始めることにした。ASM 795号、796号をレビュー。

両号共筋書きをDan Slott とChristos Gage、画をMike Hawthorne、インクをTerry Pallotが担当。796号のインクにはCam Smithも名を連ねている。添付画像は795号の表紙でAlex Rossの手によるもの。久し振りにRossの表紙が良い。HawthorneなのかPallotのインクなのか、中身の画があまり良くない。少なくともMocking Birdだけは綺麗に描いて欲しかった。

まずは粗筋。Sorcerer SupremeとなったLokiが何の気まぐれからかSPIDER-MANの不運から救おうとすることから、騒ぎとなる。完全にFill-in(前後の話の幕間の何の重要もない話)。796号では、Alchemax社の新しいエネルギー源の発表にDaily Bugle社の社員として、Peter Parker (= SPIDER-MAN)が参加するが、Goblin Kingが現れAlechemax社の保管しているそれを盗み出す。

いつの間にかPeterとMocking Birdの仲が破局に。もう勝手にせえ。その理由。”Outside of work we have absolutely nothing in common.” May伯母さんへの話しているので、ヒーロー家業を”work”と称しているのが興味深い。

結局May伯母さんとMocking BirdとのランチにPeterが間に合ってしまうのはLokiのお節介から。これで借りは返したとLokiは言っている。Peterにとってはこんなお節介必要ない。また、本当に困るのはこれからで、そのお節介が必要というLokiの水晶玉の中にOsborneが映っているのは印象的なのだが、SPIDER-MANに手助けは必要ない。

796号のBoomerangのSPIDER-MANへの台詞。”Having busted by both of you (SPIDER-MANとAgent Anti Venom), He did it way better.”両方にやられたけど、Anti Venomの方がやっつけ方は上手だ。C級の悪人にも馬鹿にされているSPIDER-MANが可哀そうになる。

Liz Allanに対しては友達のBettyでさえ信用していないのが面白いな。

Goblin Kingに対して、”You might be the craziest goblin of them all.”とSPIDER-MANが言い放った後に、元祖GoblinであるNorman Osborneのシーンへと変わるのはわざとだ。彼が元祖Goblinであると同時に元祖狂気のGoblinであるから。

Mocking Birdと別れたと思ったらMary Jane Watson (“MJ”)が突然現れ、さらにPeterと彼女の間が急接近している。唐突すぎないか。もちろんMJの登場は大歓迎なんだけど、徐々に話を盛り上げるやり方あるでしょう。SlottがASMを離れることになり、やる気が切れているな。
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2018/3/10

夏を先取り、「喜多方ラーメン坂内」の冷しラーメン  ラーメン

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新宿思い出横丁店 新宿区西新宿1−2−8
2018/03/03

この日は午後から新宿で野暮用、その前の昼食は、当然のラーメン。このブログを始めてから訪れるのは初めての坂内に満を持して訪問。普通にラーメンでも良かったのだが、「冷やし」があるのに気付き、まだ寒いのに、夏を先取りして、「和風冷しラーメン」780 yen と味玉120 yenを注文した。

具は、シナチク、白葱、チャーシュー×7枚、味付玉子×2/2個。味玉にワサビが合う。やはり、坂内の売り、チャーシューが沢山入っていて嬉しい。この値段でこんなに沢山入れてくれてありがとう。残念なのは、肩ロースのチャーシューは熱いスープに入れてこその美味しいんだよね。冷しラーメンには鶏の方が良いな。(だったら、冷やしたのむなよって話。)

麺は、断面が平たい長方形の縮れ麺。もちろん熱いラーメンにこの麺でも良かったのだろうが、冷やしだからこそ、この麺の本当の良さが味わえたと思う。美味い。

スープは、豚骨だけらしい。臭みもなく好印象。チェーン店だけど、否定できないな。いろいろなチェーンがある中で、安定した味を提供できる坂内は買い。西新宿で駅にも近く、観光客で入る人も沢山いるけど、日本人のお客さんも沢山いる理由がわかる。
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2018/3/6

国王としての自信に溢れた笑顔が素敵、映画BLACK PANTHER  アメコミ

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Marvelの映画に例外なく行くようになってきた。今回はBLACK PANTHERを観に行ったので早速レビュー。

粗筋から、急死した父の後を継ぎアフリカの小国Wakandaの国王となったT’ChallaことBLACK PANTHER。行く手を阻むのはテロリストとなった従兄弟Killmonger。悪の従兄弟から王国を奪い返すことができるのか。

冒頭のWakandaの歴史を誰が誰に語っているのか。というのが最後にわかる演出はやる。その歴史をお伽噺的に語ったのが良かった。お伽噺だからこそ、Wakandaが現代社会から隔絶されているのに説得力がある。THORと通じる。

お伽噺と言えば、国王になる前に挑戦者からの挑戦を受けなければならない場所。その滝が綺麗だったな。また、各部族の人が滝とは逆の崖に集まる演出も良し。その滝からT’ChallaがKillmongerに投げ落とされるシーンが凄い。

アフリカを意識した色鮮やかな衣装も見逃せない。

韓国の裏カジノのシーンは、映画Kill Billを意識していると思うんだけど。


字幕では説明しきれなかった冗談。足音のしないサンダルを発明者であるT’Challaの妹Shuriがsneakerと呼ぶシーン。sneakは音を立てず忍び寄るという意味と文字通り靴のスニーカーを掛けた言葉。こういうの落語的で好き。

その妹のShuri。映画007シリーズのQだ。完全に彼を意識している。それで言ったら、End Creditも007シリーズの最後みたいだ。楽しい。

従兄弟との最終決戦をリニアモーターカーの線路上で行ったシーンが印象的。BLACK PANTHERのスーツが無効化されるという説明のシーンを上手く使っている。

End credit真ん中の国連会議のシーン。世界に手を差し伸べようと演説するT’Challaに、小国に何ができるのかと質問する人がいる。その質問に対し自信のある笑顔で応えるT’Challaが印象的。

End credit後のBuckyの登場はプレゼントだな。順番的にはCivil Warの後日談か。CIAのエージェントRossもCivil War繋がりだな。

最近のMarvel映画にハズレなし。欲を言えば韓流ドラマみたいな(もしくはライオンキングみたいな)王位継承問題に終始するのではなく、本当の悪を叩く作品にして欲しかったな。勝手評価B-。

韓流ドラマへのHomageから韓国のシーンがあったのかな。(こじつけ)

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2018/3/4

1980年代前半のAlan Davisの画が楽しめる、CAPTAIN BRITAIN  アメコミ タイムマシーン

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ついでに買ったCAPTAIN BRITAINのオムニバスTPB ”Legacy of Legend”の中段をレビュー。

前段は白黒だったのだが、中盤に入ってカラーに昇格。イギリスで発売されていたMarvel Super Heroesなる雑誌に1981年9月号から翌年5月号まで掲載されていたCAPTAIN BRITAIN。一話5ページなので非常に短い。クレジットがないのだが、アメコミ屋の説明によると筋書をAlan Moore、画をAlan Davisが担当しているはず。添付画像はDavisがTPBのためにか描いたもの。1981年当時のDavisの画はまだまだ荒っぽい。描き続けていくと、画に磨きがかかり、味が醸成されていくのだな。やはり。今の彼の画は大好き。読んだ中では、火炎放射に耐える力強いCAPTAINの画が特に印象的。

いつCAPTAINのコスチュームが今のものに変ったか、前から疑問だったのだが、1981年の9月号でいきなりコスチューム変更となったようだ。理由はわからん。昔の古いコスチュームの方が好きなのだが、その昔のコスチュームデザインは、Kirbyの影響をすごく受けているHerb Trimp。このTPBに収録されている彼のデッサンは結構良いな。

粗筋。魔法使いMerynに別次元のロンドンに送られたCAPTAINと妖精Jack Daw。秩序の名の下に圧政に苦しむロンドン市民。市民を圧政から解放しようとする組織に手を貸すCAPTAIN。

EXCALIBURでDavisの画の上手さにノックアウトされたオイラ。そのEXCALIBURにも登場したCrazy Gangがいきなり第一話に出てきた。敗れた後の退却時に”Make sure cops see us.”と部下に指示する親玉は堂々としていて好き。

Mooreの作品が別に好きなわけでもないが、5ページの中で話を終えながら、次の話に続けていくのは凄いな。しかも、伏線を撒きながら、この別次元の世界がどういう世界なのかを徐々に紹介していく。当時この話を読んでいた読者はきっと来月号の発売日を指折り数えて待っていたはず。

また、別次元の圧政者とそれを解放とする組織の手段があまり変わらないのは、皮肉が効いている。この伏線がなければ、CAPTAINの迷いを描けなかった。

人類の進化の結果明るい未来がやってくると考えている点が好き。(それ以降のMooreの作品が必ずしもそうでないので。)

圧政から民衆を解放しようとする組織の作戦の結果、ガラクタが巨大ロボットになる話が個人的に好き。ウルトラセブンのキングジョーみたい。
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