2019/3/11

日本での公開遅すぎ、映画Into the SPIDER-VERSE  アメコミ

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漸く日本で公開した映画Into the SPIDER-VERSEを観に行ったので早速レビュー

粗筋から、Alechemax社の社長King Pinが次元の壁を越え事故で失った妻と息子を召喚させようとしている。次元の壁を崩す機械は地球の滅亡に繋がることから、SPIDER-MANことPeter Parkerはそれを止めようとするが、King Pinに殺される。その場にいたMiles Moralesは紆余曲折の末、多次元の蜘蛛の力を持つ者たちとともに、King Pinの計画を打ち砕こうとする。

いつものように気に入ったシーン、台詞を順不同で紹介。まずは、SPIDER-MANの映画を実現し成功へと導いたSam Raimi監督へのHomageシーンが数多く散りばめられていたのは嬉しかった。特にオイラの好きな高架鉄道上でのDoctor Octopus (“Doc Ock”)との戦いのシーンが取り上げられていたのが嬉しいね。また、3の変なPeterのシーンもあったのだが、ここはご愛嬌か。

もう一つ1960年代のTVアニメへのHomageも良かったな。Ending Credit後にSPIDER-MAN 2099がEarth 6799 (アニメシリーズの次元で、映画でもこの番号かは自信なし。)のSPIDER-MANと対峙したシーンなんて最高に面白かったね。

アニメで言えばPeter Porkerの台詞、”That’s all, folks.”は Warner BrosのアニメLoony Tunesの決め文句。その後彼は法律的にこの常套句を使っても大丈夫か誰にともなく聞いたのだが、この笑いのセンスは最高だ。

今回の話では二つの言葉が印象に残っていて、一つが”Leap of faith”。自分の力を信じて飛び立つ意味なのだが、SPIDER-MANだからこそ引き立つ言葉だね。

もう一つも伏線としては、結構面白くて、相手が喋っているのを聞いているだけじゃなくて、手の動きを見逃すなみたい感じの言葉は結構良かった。”Don’t watch the mouth. Watch the hands.” 最初は新人への教えなのだが、その新人Milesが経験をちょっと積み他の次元から来たPeterに対し、この言葉を使い機械を奪うシーンは楽しかった。

Milesが自分でコスチュームデザインするシーンは彼の自信の表れで象徴的。そして、そのデザインが凄く良い。

悪人は結構順当なやつらを採用している。ScorpionやTombstoneなんかね。この世界の女性版Doc Ockは結構子分キャラで良かったかな。残念なのはNorman OsbornことGreen GoblinやTombstoneがKing Pinの子分になっていることかな。TombstoneはともかくGoblinはそんな中途半端な存在じゃないでしょう。キャラ的にはTombstoneは好きなので、もう少し深い役にしてほしかったな。

これまでのSPIDER-MANの映画でKing Pinが悪役として出て来なかったので、順当なラスボスかな。Netflix版の彼のキャラが濃すぎてアニメでしか対抗できないな。もう映画版には出てほしくない。Hobgoblinだな採用してほしいキャラで残っているのは。

もう一つProwlerの正体が途中からバレバレなのは良いとし、Milesの部屋へ来ていながら、SPIDER-MANがMilesってわからないのはちょっと変だ。また、Milesがマスクをしたまま、警官である父親に抱きつくところも、親だったらわかるんじゃないって感じがして、ピンと来ないシーンだったな。

最大の欠点は日本での公開日が遅すぎ。ネタバレを聞いちゃったし。悔しい。

Ending Credit内でNicholas Cageの名前を発見した時は笑った。こいつどこまでアメコミ好きなんだ。ナイス。

昨年亡くなったStan LeeとSteve Ditkoへの賛辞も良いな。

アメコミ仲間の一人はMilesの携帯の電話帳にDCに移ったBrian M Bendisの名前を見つけたらしいのだが(オイラは見逃した)、オイラは最近のお気に入りアーティスト、Sara Pichelliの名前を見つけたよ。

Spider-Gwenは日本でも火が付くんじゃないか。

ちょっと気に入らないところもあるけど、全体的にワクワクドキドキで良い作品。勝手評価A-。

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