2020/6/28

誰も傷つかないサゲは良いが問題は解決してない、Amazing SPIDER-MAN 843(42)、844(43)号  アメコミ

クリックすると元のサイズで表示します

2ヶ月振りにAmazing SPIDER-MAN (“ASM”)を読んだ。ご用達からの5月の末に発送連絡は受けたが、6月21日の時点で到着せず、やむなく池袋のVERSE Comicsにて844(43)号を購入。読み終えたので、先月読んだ843(42)号と合わせてレビュー。(Legacy Numberとカッコ内はSpencer後の号数。)

筋書をNick Spencer、843号の画をRyan Ottley、インクをCliff Ruthburnが、844号のインクの一部にはOttleyも参加。前回に引き続きSPIDER-WOMAN Variantの表紙を添付することにした。BATMANを昔描いていたTony Daniel。やる。SPIDER-WOMANのコスチュームはこの昔のやつが良いな。SPIDER-MANの眼だけ嫌だ。

お次は粗筋の紹介。842号からの続きでKingpinが探し求める宇宙的な力を持つことのできる宝を探しているSPIDER-MANとBoomerangのコンビを怪物Gogが襲う。Gogは地表に出ても大暴れ。ニューヨーク市長としてふんぞり返っているKingpinが軍隊を率いて迎え撃つ。

Spencerが得意なのはユーモラスな会話。今回もBoomerangの台詞の後にSPIDER-MANが上手く乗っている。”He’s about to have two superhero deaths on his conscience.” “One and a quarter.” SPIDER-MANがBoomerangをヒーローと見做していないことは明らか。前者は英語の表現として参考になる。

843号の半分は何でGogが宝The Lifeline Tabletの破片と共に現れたかが語られる。光文社版の話や、その後Sinister Sixに利用された話なんかが紹介される。これで半分のページを使われ、話が先に進まない。最近のアメコミの悪い癖。

ただし、落語の三題話のように、Gogとお宝が何で一緒なのかという理由が楽しいかな。(悲しい話ではあるが…。)

844号。Ottleyの描くSPIDER-MANは好きではないが、蜘蛛糸は良いな。昔のMcFalaneが描いたそれのようだ。

前半分で、何でデカいGogが小さくなって、また大きくなったのか、ピンと来なかったが、Pym Particleのお陰なんだな。

SPIDER-MANがKingpinの軍隊を止めようとする台詞。”Gog’s just confused, he’s not trying to hurt anyo(ne)” ここで、SPIDER-MANはGogにぶん殴られて、遠くまで飛ばされちゃう。コマ割りを含め好き。

巨大化したGogを抑え込む方法を考え出したSPIDER-MANは良いな。結局誰も傷ついていない最後のサゲ(オチ)は大好き。

しかし、だ。お宝探しはどうなっちゃったんだ? Kingpinは納得したのかなど。中途半端な終了には納得していない。

最後の2ページのSin-eaterと閉じ込められている物凄い力のやつは気になる。
0

2020/6/27

てるてる坊主形なワンタンの歯応え良し、九段下「中華そば二階堂」  ラーメン

クリックすると元のサイズで表示します
千代田区飯田橋2−3−7
2020/06/16

この日は、飯田橋辺りで野暮用。お昼は当然のラーメン。涼しそうな冷やしもあったんだが、良さげな店で「冷やし」を最初から注文するのは、それこそ野暮。考えた末「ワンタン麺」930 yenを注文した。

具は、メンマ、青葱、白葱、ワンタン×4個、チャーシュー×1枚。ワンタンの皮は噛み応えを意識した形なのかな。てるてる坊主形なのはカワイイ。豚挽きの味わいも良し。肩ロースのチャーシューも大きくて良かった。

麺は、断面が長方形の普通の太さの麺。メニューには細麺と書いてあるが、つけ麺の麺と比較してのことだろう。ワンタンの噛み応え良かったのだが、しっかりした噛み応えの良い麺。

スープは、丸鶏と醤油。シンプルな飽きがこないタイプ。ちょっと量が多かったので残したが、美味しくなかったわけじゃない。最初の一口は醤油の味が引き立っていたな。醤油が美味しい。

イリコ出汁の冷やしは本当に今でも気になる。
0

2020/6/21

MagnetoがNEW MUTANTS の先生になっちゃった1986年の珍事  アメコミ タイムマシーン

クリックすると元のサイズで表示します

今回のThe NEW MUTANTS (“NM”)は御用達Mycomicbookshop.comが一時的に営業を停止していたため、やむなく新しい小売店から注文したもの。初めてであまり冒険しちゃいけないな。最初はNM 35号。

筋書をChris Claremont、画をMary Wilshire、インクをBill Sienkiewiczがそれぞれ担当。添付画像は中身と同じコンビによるもの。Sienkiewiczにかかるとインクでも鉛筆描きした人の力量を圧倒しちゃう。Wilshireがちょっと可哀そう。彼女はPower Packとか担当した人みたいだ。

本編に行く前に、この前の号の話をサラッと紹介。KARMAがShadow Kingに憑依されNMの面々を子分にして好き放題。Shadow KingはX-MENの敵としてはあまり好きじゃないのと、画の担当がSteve Leialohaって人で、好みから外れた人なのでレビューを飛ばした。Shadow Kingの話はいつも後味が悪い。

そして今回の粗筋。突然Magnetoが現れXavierに代りにNMを教える教師となると宣言する。元々悪人である彼を信用できないRobertoを筆頭とするNMのメンバー。そして、彼を受け入れることになるある事件が発生する。

Magnetoが、自分がNMの先生となることを納得させるために伝えた台詞。”Consider it in a sense that the path I walk to my redemption.” これまでの過ちへの贖罪らしい。ちょっと自分視点で相手から見た場合の視点が欠けている。そしてそう言っている割にはまた、この数年後に再び悪人になっちゃう。笑える。

Daniは1985年のSpecial Editionで、Valkyrieになっちゃっている。Special Editionを持っているのだが、昔読んだっきりなので内容を覚えていない。そのころのArt Adamsの画はそりゃ素晴らしかった。今の彼の画風より昔の方が好きだな。

そのValkyrieとしての彼女の一面が再度現れたのがこのNM 35号。Daniが暴漢に襲われた時に、どこからともなく現れたのが、彼女の愛馬。しかし、不意を突かれたからと言って、これまでのトレーニングで培われた運動能力を発揮できないのは納得できない。この馬の登場のための設定だとしたら渋々受け入れることはできる。

トレーニングで言えば、Dougが最初のトレーニングから外されるシーン。Daniだとて外面的なミュータントとしての能力があるわけじゃない。それなのに、Dougだけが外されるのはおかしい。

それから、Robertoに対してHellfire Clubの一員になっちゃえば的な軽口を叩くのだが、それは彼らしくない。

0

2020/6/20

インドで日本のラーメン屋さんが店を出したらこんな感じ、新宿御苑前「スパイスらぁめん釈迦」  ラーメン

クリックすると元のサイズで表示します

新宿区新宿1−32−15
2020/06/10

この日は梅雨入り前の最後の晴れの日。半休を取って新宿御苑のラーメン屋さんに向かった。本当は復活したあの店目当てだったのだが、水曜日は定休日だった。控えでお目当てと同じ女性店長のこの店を訪問した。「天空の極み」1,070 yenを注文した。

具は、メンマ、青葱、モヤシ、チャーシュー×3枚、味付玉子×1個。正直「極み」である必要はなかった。麺の量だけでも結構あって、チャーシューを食べ切るのが大変だった。このバラ肉の甘過ぎない味付けは好みだし、炙ってあって非常に美味しいのに。しかもデカい。

麺は、断面が長方形の極太縮れ麺。量が多い。200gはあるな。縮れているとボソボソしがちなんだけど、ここのはモッチリしていて好印象。さすが麺や庄のグループ。麺にも手を抜いていない。

手を抜いていないといったらスープもそうだ。複雑な味は沢山のスパイスが調合されているのであろう。かなりスパイシー。(辛いという意味でなく、沢山スパイスが入っている。)カレーとは一線を画す。カレーよりもっと健康に良さそうだし。インドで日本のラーメン屋さんが店を出したらこんな感じじゃないかな。

パクチーを入れて良いか聞いてくれて助かった。パクチーは絶対嫌だ。その辺押しつけがなくて、嬉しい。また来店したくなった。
0

2020/6/14

CLOAK and DAGGER登場篇、80年代のNEW MUTANTS 23号、24号  アメコミ タイムマシーン

クリックすると元のサイズで表示します


コロナの影響からアメリカでは新刊が発売されない。いよいよ読むアメコミがなくなってきて、緊急避難的に買ったThe NEW MUTANTS (“NM”) 23号、24号をレビュー。

筋書をChris Claremont、画をBill Sienkiewiczがそれぞれ担当。添付画像は24号のもので、同じくSienkiewiczの作品。今回は特に考えがなかったな。NMを襲う謎の敵とNMの図。

いつものように粗筋。Robertoに憑依する何者か。彼を屋敷に連れ帰ろうとしたCOLOSSUSとの間で戦いが始まり共倒れに。この事件にはRhaneの悪夢にも関連があった。夢遊病のRhaneの後を追ったDaniとSamは、力を失ったCLOCKとDAGGERに行き着いた。

次に気にいった台詞やシーン等を紹介。まずはCOLOSSUSことPeterがチェスが得意なこと。超ステレオタイプな設定で笑える。ロシア人はみんなチェスが好きなのか。もう一つステレオタイプな表現。バーでの喧嘩。酒も呑んでないのに喧嘩とは。

Daniを抱え空を飛んでいるSam。二人の会話。Daniの絶対的信頼を表す台詞、”I have faith in you, Sam.” それに対しいつも自信がないSamは、”That makes one of us.”と答える。英語の常套句、”That makes two of us.” を捩った言葉。

CLOAK and DAGGERの出現は読んだことがないMarvel Team Up Annual 6号から続いてらしい。そして、伏線のMagnetoの登場は読んだことのあるUncanny X-MEN #150の後日談。この号が発売されたころはいつも金欠だったので、NMまで手が回らなかった。買っていればもっと世界が広がったな。

NM 24号はそれ程進展なし。どうやら、Robertoに憑依していたのはCLOAKの力らしい。同じくRhaneにもDAGGERの力が宿っていて、それが顕在化すると彼女が大人の女性に変っちゃうのが良いな。

逃げ腰なCLOAKに対し力を失っていてもDAGGERは前向き。そもそもの本来の彼等の目的をCLOAKに説得しようとする台詞。”We say we champion kids in trouble. Yet we’re not doing a blessed things for the two who need us most!” “champion”は所謂チャンピオンじゃなくて、この場合は擁護するという意味の方。こっちの意味をわかっていると会話に使える。

0

2020/6/13

でかい油揚の甘過ぎない味付けが好き、芦花公園「中華蕎麦きつね」  ラーメン

クリックすると元のサイズで表示します

世田谷区南烏山3−3−1
2020/06/05

この日は、ワーキングフロムホーム。お昼ご飯は、前から狙っていた芦花公園のラーメン屋さんに直行。「濃厚中華蕎麦」850 yenを注文した。

具は、メンマ、青菜、玉葱、ナルト、油揚げ×1枚、チャーシュー×1枚。写真では沈んでいるので、よくわからないが、油揚げがでかい。お揚げの上と下でスープの温度が全然違う。期待通りに甘めの味付け。甘過ぎず好き。スープの味と対照的で楽しい。チャーシューは肩ロース。美味しいがお揚げのインパクトに敵わない。

麺は、三河屋製麺製。断面は長方形で、普通の太さか、やや太い麺。注文しなかったが、ここの売りのお稲荷さんとセットで食べると丁度お腹がいっぱいになる量なのかな。

スープは、鶏白湯に魚介。鰹の香りが濃い印象。確かに濃厚だった。しつこくないのが嬉しいね。そして、獣臭さなし。初回は本当だったら濃厚じゃない方を注文するんだろうな。その時の気分が「濃厚」だったんだから構わない。

三河屋製麺の麺を使った店にハズレなしの法則はまたも証明された。

しまった、この店のお稲荷さん、食べないと駄目っぽいな。また行くぜ。
0

2020/6/7

MJに怪我を負わせたのがTombstoneの痛恨のミス、1988年のSpectacular SPIDER-MAN 141号、142号  アメコミ タイムマシーン

クリックすると元のサイズで表示します

前回のSPIDER-MANの回に続いて1988年に出版されたSpectacular SPIDER-MAN (“Spec”) 141号、142号。

筋書きをGerry Conway、画をSal Buscemaがそれぞれ担当。添付画像は、Buscemaによる141号の表紙。142号のTombstoneの画も良いのだが、前号より登場のPUNISHER大暴れの図がBuscemaの力を表しているような気がしたので採用。

兄弟で漫画家のBuscema。アメリカのちばあきお、てつや兄弟だな。Spec 141号のMary Janeを、綺麗とは言わないが、ファッションモデルらしくエレガントにな描いていて、気に入った。また、一件澄ましてPeterと接しているが、Peterを本当に心配しているMJの表情なんかも良いな。物語に入り込める。

粗筋。編集長Robbieがテープに入れたTombstoneの悪事の数々。これがあれば、Tombstoneを刑務所に送ることができる。それを知ったTombstone、そして、刑務所にぶち込みたいもう一人、PUNISHER。TombstoneはMJにまで怪我を負わせSPIDER-MANをおびき寄せる。

いつものように、気に入った台詞、シーンを順不同で紹介。Kingpinの部下にMr. Tombstoneと言われた彼の返事。””My name isn’t Mr. It’s Tombstone.” その後に今度そう読んだら、足の骨を折ってやるとまで言う。怖すぎ。

もう一つ。どうやって情報を聞き出したのかをSPIDER-MANに説明した時のPUNISHERの台詞。”My friends were very helpful.” この台詞の後ろでは、PUNISHERが力に任せて情報を聞いた後にチンピラが気絶している画が描かれている。Conwayの手柄だな、この皮肉な面白さ。

MJに怪我を負わせたのがTombstoneの痛恨のミス。SPIDER-MANを怒らせるは、Robertsonの弱気の虫を克服する起爆剤となってしまった。Conwayの話の進め方は面白いな。

肝心な時にPUNISHERがいないことに関するSPIDER-MANの台詞。”Just your luck, Pun. You will miss the fun.”アメリカ人的駄洒落。PunはPUNISHERの略。運がないからお楽しいを見逃したみたいな感じ。

不意を襲われ劣勢だったSPIDER-MANが攻撃に転じた時の台詞。これはカッチョ良い。”Strong as you are, (and) fast as you are, I’ll always stronger and faster.” この見開き2ページの一連のアクションと合わせ、139号からのArc(一連の話)の中で一番好きなシーンだな。
1

2020/6/6

スープの底には蟹タップリ、梅ヶ丘「ボノボ」  ラーメン

クリックすると元のサイズで表示します

世田谷区梅丘1−22−12
2020/05/28

この日は、家で仕事。そんな時の昼ご飯は当然のラーメン。「わたり蟹のつけ麺」880 yenを注文した。このメニューは事前に唾を付けていたもの。大正解。因みに一緒に行った子供が食べたアサリのつけ麺も非常に美味しい。

具は、メンマ、白葱、ノリ×2枚、チャーシュー×2枚。鶏と豚の肩ロース。豚は仄かに八角の香り。この繊細な味付けはスープにつけると台無しになるので、この配膳の仕方は非常に良い。是非スープに付けずに食べて欲しいな。

麺の茹で時間は長い。急いでいるのにちょっと待ったな。断面が正方形の太麺。茶色い。並盛りでも300 g。最初は中盛を選んだが、念のため聞いてよかった。中盛で400 gは多過ぎる。しかし並だとペロっと食べられちゃった。まずい、胃が膨らんでいるかもしれない。

スープは、蟹の香りがこれでもかと押し寄せる。スープ椀の底にはタップリと蟹の肉が入っているので、みんな残さず飲み干して欲しいな。

おつまみのメニューが充実していて、夜呑みに来ても良い店だな。メンマが入った壺が備え付けてあるのは初めて見た。
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ