2021/10/10

Electraの死、1982年のDAREDEVIL181号、182号  アメコミ タイムマシーン

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Frank Miller時代のDAREDEVIL(“DD”)、しかもElectraの最期の号を取り上げた181号、182号をレビュー。181号は高値で売られていて仕方なく2019年に再版されたFacsimile Editionというものを取得した。非常に紙質が良くてしかも紙の厚さが通常のコミックブックより厚い。1982年当時の定価は$1.00。40年後には$4.99。物価は5倍だ。


筋書と画をFrank Miller、画の仕上げをKlaus Jansonがそれぞれ担当。添付画像はへそ曲がりなので、182号のものを添付。Millerの作品。DDの正体Matt Murdockの気持ちを表現したこの表紙の方が断然良い。

まずは粗筋から。刑務所から脱獄したBullseye。狙うは宿敵DDの命。彼はその前にKingpinの殺し屋の座を奪ったElectraの命を狙う。182号ではElectraの死を納得できないMattの常軌を逸した行動。半分はPUNISHERが脱獄してKingpinの麻薬取引を止める話。

気に入ったシーンや台詞を書いていく。181号前半のBullseyeの並々ならぬDDへの恨み節が可笑しくもあるな。”You’ve hurt me. You ruined my reputation. That’s not the worst of it. (中略)You saved my life.” 肉体的に傷付けられたり、評判を貶められたりしたことより、彼のプライドを傷付付けられたことが、DDへの恨みの本源。

Millerの画は上手いのかそうでないのか時々わからなくなる。だけど、動作の連続を描く力は凄いな。前半のDDのトレーニングシーンやElectraとBullseye、DDとBullseyeとの戦闘シーンは芸術だ。それと影の使い方だな。「必殺シリーズ」に匹敵する。182号でも居ても立っても居られず、Electraが生きている証を探しに行くDDの描写なんかは凄く良い。

Mattの相棒NelsonがElectraに狙われると知り、Mattのことも調べ尽したBullseyeの台詞。”I start thinking about how much he (Matt) look like you (DD).” 凄いね。Bullseye.

ちょっといただけない点。その後彼はMattがDDの正体であると知り、それをKingpinに伝えたこと。オイラだったらそんなこと誰にも喋らない。たとえKingpinにも。そんな誰も知らない情報は、後々何に使えるかわからないお宝だからだ。

182号良かったのはDDがKingpinの招集した会議の場に現れElectraの所在を聞くシーン。Kingpinの心臓の動きを聞き、無駄骨だったことを悟るところかな。それでも諦めない辺りは、DDが人間であるが故か。

DDが去った後のKingpinの台詞。”One man I feared might prove an obstacle is off chasing phantoms.” 冷静なKingpinらしい。そして何やら憐憫の情まで感じられる。

最後にはElectraの墓までMattは暴くわけだが、そこにFoggyが現れるシーンも良いな。友達思いなんだよね。

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2021/10/9

麺のくせに旨味がある、西新宿「麵や麦ゑ紋」の濃褐色の麺  ラーメン

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新宿区西新宿7−4−6
2021/09/29

「鈴蘭」、「はやし田」といった新宿でも指折りのラーメン店を傘下におく株式会社INGS。その会社が新たな店舗を開いたとの情報を得て、早速訪問。基本の「合盛りつけめん」900 yenを注文した。

具は、メンマ、白ネギ、小松菜、ノリ×1枚、チャーシュー×1枚+端切れ多数。チャーシューは豚の腕肉とのこと。食感は肩ロースに近い。それが分厚く切られて、オマケに味が染み込んだ端切れが多数スープに沈んでいてお値段以上の満足感。

麺は、菅野製麺所。店名の通り麺が自慢。写真右側はこれまでみたラーメンの麺で一番濃褐色。左はツルツルと食べられるベロベロな麺。どこか甘い。旨味で言ったら右側の勝ち。麺のくせに旨味がある。最初はスープに付けずに食べて欲しいな。

スープは、豚ゲンコツ、背骨、豚足、鮭節に乾物。待っている時にお店に書いてあったものを書き写した。丼が到着する前から魚介を煮た香りが鼻を擽る。甘味が五月蠅過ぎず、酸味も柔らかく飲みやすい。そして、材料の味の存在感が強い。美味いな。このグループもハズレがないな。
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2021/10/3

Normanの告白は完全に設定改変、Amazing SPIDER-MAN 873号、Sinister War 3号  アメコミ

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今月は、Sinister War (SW)2号、3号、そしてAmazing SPIDER-MAN (ASM) 873 (72)号が同時に到着したのでSPIDER-MAN祭り。読む順番で言うとASM 873号が一番最後。全号読み終えたので早速レビュー。

筋書をNick Spencer、Ed Brisson、SWの画をMark Bagley他、ASMの画をFederico Sabbatini他がそれぞれ担当。添付画像は、ASM 873号のSILKのVariant。Inhyuk Leeの作品。予約した時は出来上がりを見たわけではなかったが、これ買って良かった。非常に良い。SWはHandbook Variantを買ったのだが、デザインでSILKの勝ち。ただし、ASM 873号のHandbook Variantも欲しい気持ちが少しあって追加購入を迷っているところ。

粗筋から。SWでは複数の悪人軍団に襲われ、満身創痍のSPIDER-MAN。もう戦う力も気力も尽きかけている。しかし、悪人軍団は手を緩めない。ASMではNorman Osbornのモノローグ。Goblinになった経緯が語らる。一方KindredはMary Janeに正体を告げようとする。

いつものように、好きなシーンや台詞等を気ままに書いていく。SWでは最初のシーンが好きかな。Black Cat、WOLVERINE、Johnny Stormが応援に駆け付けてくれたと思いきや、Mysterioの特撮技術による映像で、その後Sinister Sixが襲ってくる展開。もう少しこのシーン引っ張っても良かったな。

ちょっと救われた感のあるシーン。King’s Ransomで最後の最後にSPIDER-MANを裏切ったBoomerang。彼が率いるSuperior FoeがSinister Sixと乱戦状態の時にこっそりSPIDER-MANを逃がす。”Run.”と言ってね。面白いのはその後、あたかもSPIDER-MAN のお陰で、彼が持つブーメランが自爆するような茶番を演じるところ。

Kravenの登場だが、彼(正確に言うと今のKravenはクローンでオリジナルの彼)が金持ちをけしかけてRhino等を狩る事件は引き摺っていて、RhinoがKravenに私怨を抱き続けてきたことがわかるシーンも良いと思う。

続いてASM 873号。 “We all make deals. Compromise. It’s how we weather the hard times.” 最初はPeterがMephistoと取引したことを指していると思うじゃない。

ところがどっこいNormanはMephistoとその前に取引してたんだ。(完全にRetcon = Retro continuity.過去に遡り設定を改変すること。)

その後に、”You gotta hand it to him.”と本人の心の声なのかMephistoの声なのかが命令する。何だ”It”って?himはHarryのような気がする。

もう一つNormanのモノローグ。”I always thought of you as family.”これはNormanの偽らざるPeterに対する気持ちなのだろう。過去形なので、Peterの正体を知る前ということかな。

さて、ASM 873号最大の盛り上がりは、KindredがMary Janeに伝えた告白。”I’m not who you think I am.”その前にMary JaneはKindredをHarryと呼んでいたのでHarryじゃないってことがここで確定した。しかし、まだこの時点では誰だかわからない。

最初に書いたようにこの号が御用達から来た最後の話なので、続きは来月までお預けだな。

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2021/10/2

凄い煮干しの量、上北沢の「中華そば はな田」  ラーメン

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世田谷区上北沢4−16−10
2021/09/23


この店は、その昔新大久保にあった名店「めとき」オマージュの店。前回も熱い日にこの店を訪れたのだが、今回も季節外れの真夏日。だから熱いスープはパス。「つけ麺」 850 yenとワンタン 220 yenを注文した。

具は、メンマ、白葱、ナルト、ノリ×1枚、チャーシュー×2枚。前回とメンマが違うかな。写真のようにバラ肉のチャーシューどかんとのっている上に、スープにも細かいものが結構入っていてこの価格設定は安い。味は前回の感想と同じ。しっかりと味が付けられ、甘くもなく好印象なもの。ワンタンは肉がギッシリ入っているものの柔らかい仕上がり。スープとの味のバランスも非常に良い。

麺は、断面が正方形の太目の麺。量が多い。熱いスープの麺と同じように300 gあるかな。つけ麺なので、前回のように食べ終えるのに苦労はいらなかった。寧ろあっさり食べ終えて体重が心配。

スープは、煮干しに野菜。流石の大量の煮干し。それでいて塩っぱくなく、マイルド。割りスープも頼まずに勿体なくて完飲。底の方に煮干しが残っちゃったな。もっとスープをかき混ぜるんだった。ちなみに季節限定の冷やしラーメンも美味しかった。また夏にこの店を訪れないといけない。
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