2014/3/23

真のPeter Parkerの活躍は続くAmazing SPIDER-MAN復活前夜祭2  アメコミ

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2月に到着したThe Amazing SPIDER-MAN ("ASM”)700.3〜700.4号を漸く読み終えることがレビュー。(まだ1冊残ってる。)

両方とも筋書きをJoe Casey、画をTimothy Greenが担当している。添付画像の表紙は、700.3号のVariant Coverのもので、Joe Quinonesが担当している。正直、制作陣の誰の名前もピンとこない。QuinonesのBlack Catの表紙が今回の700.1〜700.5号の表紙の中で一番の出来。700.4号の表紙は大好きな画描きJohn Tyler Christopherの手によるものなのだが、今回の作品はそれ程好きではない。

粗筋はと言えば、Fire Brandなる悪人と戦闘中、大爆発が発生。九死に一生を得たものの大火傷を負ったSPIDER-MANことPeter Parkerは、謎の病院、今回のArc(複数冊で構成される話)の題名でもあるThe Black Lodgeへと搬送される。そこからの脱出劇。その他一冊に一話オマケの話がついている。

今回も好きな場面、台詞等を順不同で紹介。まずは、中身の画を担当しているGreenの画がなかなか個性的で良い。出だしの戦闘シーンは普通なのだが、今回の敵、The Black Lodge の医院長Surgeon General (“General”)の表情が抜きに出て迫力あり。

Peterと共にだんだんとこの病院が変であることに読者を気付かせる話の進め方も良いな。一方、同時進行でGeneralや働いている看護師も別々の情報源からPeterの正体に気付く。そして次号に続くわけだが、古臭い話の終わり方を含め何か、20世紀のホラー映画っぽくて、惹かれてしまう。

Generalの要請に従いSPIDER-MANを襲う入院中の悪人Tiger、Eel、それから名前がわからない力持ちが三流っぽくて良いな。経済的にも大怪我を負った時に入院するしかない悪人に相応しい。Green Goblinだったら自分の所有する施設に運ばれるだろうから。

また、悪人のための病院というコンセプトも良い。犯罪者だし保険にも入っていない彼らが一時の休息を得る場所というのは読者から見ても心が休まる。きっと費用は高額なのだろう。器具も最新式のものだ。
Peterの台詞の中では、とっくにPeterの正体を知っている女性看護士がPeterに気があるって勘違いしている台詞が良いな。病室の外で、件の女性看護士は全く正反対の台詞を心の中で呟くのだが。

入院中のShockerはGeneralの要請に従わないのも好き。全ての悪人がSPIDER-MANがいるってだけで、襲うってのもおかしいからね。犯罪者にはそれなりの動機が必要。

一方、気に入らないところ。まずGeneralがSPIDER-MANの正体を知る方法。搬送されたPeterの身体についていた道具を三次元イメージで再生するのだが、これはちょっと現実味に欠ける。女性看護士が正体を知る方法(一緒に搬送されたFire Brandから聞く)の方が説得力あり。

最後にGeneralのSPIDER-MANを亡きものにしようとする選択肢は腑に落ちない。知らぬ顔の半兵衛決め込み、さっさと退院させた方が経済的にも正解のはずだ。
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