2019/8/11

The Answerって悪人は何だったんだ?、1984年のSpectacular SPIDER-MAN 95号、96号  アメコミ タイムマシーン

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取り敢えず話の区切りがつくまで1984年のSpectacular SPIDER-MAN (“Spec”)を読み続けている。Spec 95号と96号について。

筋書きと画をAl Milgromが、インクをJim Mooneyそれぞれ担当。

粗筋。麻薬取引を行わせCloak & Dagger (“C&D”)を誘い込むKingpin。目的は暴走したサイボーグSilivermaneをおびき寄せること。同じくSilvermaneを倒すためC&Dの力を借りたいSPIDER-MANと不承不承従うBlack Cat (“CAT”)。

今回も、気に入った台詞やシーンを書いていく。前号まででSPIDER-MANの体調がおかしいことは伏線で出ているのだが、今回原因が判明。エーリアンコスチュームが彼の肉体を操り夜の街へと出かけていることがわかった。面白い。読むのが楽しみなPeter DavidのSymbiote SPIDER-MANはこんな夢遊病状態のSPIDER-MANを題材とするのか?(このブログを公開する頃には読んでいると思うが。)

話がどんどん複雑になっていく。Kingpinの悪巧みに、彼の暗黒街のライバルRoseが参戦。と言っても今回はKingpinの言うことに従い麻薬取引を仕切る。この辺の駆け引きは面白いな。そして現場からはサッサと逃げ出す狡猾さも好きだ。

C&Dのことをあまり知らない。Daggerの力は便利。麻薬依存の若者に彼女の光のナイフが刺さると依存状態が消えちゃうのは笑える。その状態をMonkey offって表現するんだね。

もう一つ。一人でSilvermaneと戦わないと約束したCATがそれに従わないことに対する彼女の言い草は可愛い。”Promises are made broken, lover.”

Spec 96号ではエーリアンコスチュームからオリジナルに戻った。つまり95号と96号の間である程度の時間が経過したことがわかる。この辺りの話はAmazingの258号で語られている。これ買うことに決定。

最近は英語の表現が気になるな。Kingpinの台詞から。まず、CATにBad Luck Powerを与えた貸しを返せって台詞。”I call on your debt to me.” 成程。

もう一つ。The Answerの力を与えられ力が復活したDaggerに対するKingpinの台詞。”Dagger I beg you! Save my wife!” 瀕死の妻を本当に心配する気持ちに嘘はない。しかし、彼のこれまでの行いから、Daggerは救わない。因果応報なのだが、KingpinはSPIDER-MANとCATの責にしちゃう。これあるよな。すんなり腹落ちする。

最後The AnswerはDaggerに力を与えたことで消えちゃう。こいつ一体何だったんだろう。
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2019/8/10

濃厚で、それでいて臭みもないスープを鶏で仕上げたのは立派、半蔵門、「麺TOKITA」  ラーメン

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千代田区麹町1−6−6
2019/07/29

この日は、この店の近くで社用があり。その後のお昼ご飯は、当然のラーメン。(と言うよりアポの時間をランチに合わせているのだが・・・。)1年半以上振りの2回目。前回「海老泡つけ麺」を注文したので、今回は「濃厚つけ麺」 850 yenを注文した。

具は、メンマ、白葱、ナルト、チャーシュー×2枚ぐらい。隣の人は特製だったので見映えが良かったのだが、オイラが注文したデフォルトだとちょっと寂しい。チャーシューは太めに切ったチャーシューをさらに半分に切ってスープに入れている。材料は肩ロースかな。

麺は、普通盛で200 g、大盛で250 g。この量であれば大盛が良い。断面が長方形で茶色い麺。結構噛み応えがある。

スープは、鶏ベースで、魚粉で香り付けされている。味は甘め。それに唐辛子を入れて飽きさせないように工夫されている。もちろん他の店で鶏だけでここまで濃厚にする店はあるけど、凄いな。それでいて臭みがないのが良い。

この店自慢の「海老泡つけ麺」の方が、個性的で好きかな。
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2019/8/4

SPIDER-MANのあるべき姿、Friendly Neighborhood SPIDER-MAN 29号、30号  アメコミ

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先月はFriendly Neighborhood SPIDER-MAN (FNS)が2冊も届いた。31(7) 、32(8)号をレビュー。(Legacy Numberとカッコ内が2019年再発売してからの号数)

筋書きをTom Taylor、画をKen Lashley、FNS 32号の1ページをScott Hannaが担当。添付画像は31号の表紙。Andrew C Robinsonによる作品。今回の話に登場しているProwlerが出ているのでこちらを採用。32号はvariant coverを買ったが、デザイン的にワクワクしないので31号の表紙で良し。

まずは粗筋から。久し振りに一話完結じゃない。May伯母さんの運営するホームレスのための施設に、Prowlerが忍び込んだ。間の悪いことに、そこにSPIDER-MANとBoomerangが鉢合わせ。BoomerangがProwlerに投げたブーメランが爆発し警察沙汰に。後にSPIDER-MAN がHobby Brown (=Prowler)の元を訪れる。彼から、このホームレスの施設への募金の基金に犯罪者のお金が流入していることを告げられる。

まずは、31号の子供の頃のPeterとBen伯父さんの会話。ホームレスの人にお金をあげた後のPeterの質問とBen伯父さんの答え。”What happens if he spends it on something bad.” ”That’s not for us to judge.” 一部のアメリカ人は税金を所得の低い人に使うことを非常に嫌がる。それに対する皮肉なんじゃないかな、この台詞は。そしてBen伯父さんのように考えるアメリカ人もいることを忘れてはいけない。

May伯母さんの台詞。”This city has helped so many strangers.” んーん。これはTrump大統領の移民に対する厳しい姿勢に対する抗議だな。前段の台詞と合わせ、Taylorの宗旨がわかるね。

少し真面目過ぎたので、いつものTaylor節。Peterの同居人Randyの携帯がけたたましく鳴った。サイレントモードになっていると主張するRandyに対し、Boomerangが抗議したことを受けたRandyの台詞。”It’s silent at the F.E.A.S.T center. Not here.”携帯への発信先では静かって話。

FNS 32号でのSPIDER-MANの場当たり的な推理に対するHobbyの駄目出し的な台詞。”You’ve been doing this for so long. You still such a terrible crime solver.” 確かに根拠のない推理ではあったな。

この話の行方はまだまだわからないが、タイトル通り、親愛なる隣人的活動をSPIDER-MANが行っている。Taylorが考えるSPIDER-MANのあるべき姿なのかもしれない。オイラもそれに大賛成。
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2019/8/3

干し帆立の独特な香りが新鮮、東池袋「塩そば専門店 桑ばら」の 塩玉そば  ラーメン

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桑ばら 豊島区東池袋1−27−5
2019/07/21

この日は、池袋でアメコミイベント。開始まで十分時間があるので、ラーメンで腹拵え。基本+αの「塩玉そば」900 yenを注文した。

具は、メンマ、ノリ×1枚、チャーシュー×1枚、味付玉子×1個。葱なしなんだ。メンマの細切りも珍しい。味玉の黄身は固形のなったばかりのオレンジ。甘い味付けが塩スープと完璧にマッチ。チャーシューは肩ロースかな。歯応え重視系。スープに負けない塩加減は流石。

麺は、店主の言う通り固め。細い麺は博多ラーメンのそれと異なり弾力がある。これなら好き。結構麺の量はある。150g以上かな。

スープは、塩っぱいことを覚悟していたが、大したことない。普通の人が美味しいと感じる塩っぱさ。鶏スープはコクがあり、心が安らぐ。この日は結構蒸し暑かったのだが、このスープを飲んで店を出た後は、涼しささえ感じた。暑い日に熱いラーメンを食べる意味は十分あると再確認。
また、ノリの上にのった干し帆立を細かくしたものは、干した海産物独特の香りがして、新鮮だったな。
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2019/7/28

Peter Davidの話の構成と台詞が面白い、Symbiote SPIDER-MAN 2〜3号  アメコミ

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X-MENの現行タイトルがUncannyだけになって、ミュータント系の読み物が少ない中、SPIDER-MANの姉妹誌は絶好調。Symbiote SPIDER-MAN (“Sym”) 2、3号を読み終えたので、早速レビュー。

筋書きをPeter David、画をGreg Land、インクをJay Leistenがそれぞれ担当。添付画像はGreg Landが描く3号の表紙。

さて粗筋から。MysterioはSPIDER-MANを倒すため、力と俊敏さが頼りの悪人Hard Rockを雇った。そして、その映像を離れた場所で観ている。そして、SPIDER-MANの生きているコスチュームの力の一端を垣間見ることに。それを見たMysterioは当時SPIDER-MANと付き合っていたBlack Catを脅し、コスチュームの一部を奪うよう命令した。

今回もDavidの話の構成と台詞の面白さに満足。まずは、Sym 2号からいくつか気に入った台詞やシーンを紹介していく。特殊効果が専門のMysterio。Hard Rockという悪人に悪事に勧誘する時に札束を握っている。それに対するHard Rockの台詞。”Or is that a hologram, too?”言葉だけじゃなく、本当にホログラムだったオチが楽しい。

SPIDER-MANの独り言から。”The Black Cat is keeping something from me. I just know it.”これは、この時代のSpectacular SPIDER-MANを読んでいるとわかるのだが、彼女は自分の悪運の力を得るためにKingpinと取引したことを示している。Sym 2号の時点では取引をSPIDER-MANは知らない。さすが、David、伊達にSPIDER-MANの本を書いたりしていない。完璧にわかっている。

ちょっと気に喰わないのは、いくら力と俊敏さが自慢のHard Rockでも百戦錬磨のSPIDER-MANをあっけなく倒すのはいただけない。話の流れ上必要なノックアウトなのだが、それは違う。

Sym 3号では、Landの描くElectroが良いな。1960年代のデザインで道化師みたいなコスチュームだが、Landが描くとえらくカッチョ良い。

口喧嘩の後のCatの色仕掛けにやすやすと引っかかるPeterはダメダメだな。男としては仕方ないと思っちゃけど。Landが描くと説得力があり過ぎ。

Catの台詞を2個。Mysterioに対する彼女の台詞。”Capturing the loved one of heroes is villainy 101.” これはアメリカの学校に通ってないとわからないのだが、一番初級のコースを101から始まる。つまり、初心者でもわかるような話という意味。

“I’m just doing this to protect our relationship.” CatがPeterを裏切ったことへの後ろめたさを自己弁護する良い台詞。
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2019/7/27

ニンニクがスープの底に沈んでいるのでかき混ぜて食べて、府中「麺創研紅BLACK」  ラーメン

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府中市宮町1丁目100 ル・シーニュ1階
2019/07/15

この日は府中方面に野暮用。お昼ご飯は当然のラーメン。30分ぐらい歩いて府中に到着。事前に調査済で、人気店の支店であるこの店に挑戦。「肉BLACKらーめん850」 yenを注文した。

具は、青葱、モヤシ、ニンジン、チャーシュー×5枚。豚肉の王、バラ肉を厚切りで大きく切ってくれ、それでこの値段はお買い得。場所が都心から離れていることを割り引いてもね。

麺は、7種類の太さの乱切り麺。量は220 gと普段食べているラーメンより多い。説明書きに書いてあるように7種類も太さがあるか数えてないが、モッチリと食感。珍しい。府中に沢山支店があるので、自家製麺が各支店に配られて効率的。経営的に感心する。

スープは、ニンニクたっぷり。一杯を一つの中華鍋で調理し、具材の旨味を逃さない心遣いが嬉しい。ニンニクや葱の焦げた香りの嬉しい。スープの底にニンニクが沈んでいるので、かき混ぜて食べて欲しい。
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2019/7/21

EmmaのCYCLOPSに対する気持ちが良いね、Uncanny X-MEN 641〜642号  アメコミ

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SPIDER-MANの次に読んだのはUncanny X-MEN (“UX”)。今月はUncanny X-MEN 641(19)、642(20)号。

筋書をMatthew Rosenberg、641号の画をCarlos Villa、Carlos Gomezと先月画を描いたやつらに加え、Bob Guinnが、642号の画をSalvator Larrocaが担当。インクは多数。両号の彩色をGuru-eFXが担当。添付画像はWhilce Portacioが描く642号の表紙。Dark Beastの持つ注射器にX-MENが囚われている。デザインが良かったのでこっちにしたけど、641号の表紙のEmmaも可愛い。

まずは粗筋から。641号では、政府組織O.N.E.のCallahanに脅され、Emmaがミュータントを裏切り続けてきたこと、その道具にX-MENも使われていたことがわかる。642号では、敵方CortezやShinobi Shawによって裏切りがX-MENにも伝えられるが、CYCLOPS達は気付いたか。一方、協力する振りを見せつつ、ミュータントの力が目覚める前の子供たちの命を奪うワクチンをDark Beastがばら撒く。

UX 641号のクライマックスは、EmmaとCYCLOPSとの再会の1ページかな。まだ彼女は彼のことが好きだし、彼と一緒にいるためだったら何でもする感たっぷり。そして、目的のため、彼女の気持ちだけを彼に伝え、彼の記憶を奪い去ったのは流石。別れ際の涙も含めよく出来ている。

その次のページでElixirとEmmaの会話。”But you love him.” “That was a long time ago, you simple boy.” Emmaらしい強がり。RosenbergはEmmaのことがよくわかっている。

WOLVERINEの記憶からもEmmaは消えたはずなのに、流石healing factorが失われた記憶さえも治してしまうのは凄い。そんな彼のEmmaを前にしての台詞。”I’m going to take it slow so that I can savor it.” It はEmmaを殺すもしくは叩きのめすということかな。(恐らく前者)

それを傍で見ているMr. Sinister の台詞も好き。“Oh this day keeps getting more and more delightful.”

UX 642号の中で好きな台詞。敵方の一人SienaとIllyanaの会話。S “With training you could be our equal. But instead what did you do?” I “I made friends.” 自分の力を過信するSienaに対し、X-MENはチームワークで敵を倒すことを示す。まーそれを視覚的にも証明するんだけどね、漫画だから。

Dark Beastの裏切りは、もうこいつらしくて好き。簡単に信じちゃうX-MENの面々はどうかと思うが。

642号の最後に、EmmaがCYCLOPSにテレパシーで接触するシーンは良いな。何かに心を奪われ、ぼーっとしているCYCLOPSのコマの次に、Emmaの声が聞こえてくるコマ割りが効果的。

Rosenbergの担当になってから、X-MENを読んでいるのが本当に楽しい。次号が待ちきれない気持ちは何年振りなんだろう。
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2019/7/20

夏バテに効いてきそうなスープ、京都「麺匠たか松」の冷やしそば  ラーメン

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京都市中京区一蓮社中312
2019/07/07

前日に京都のビールツアーに参加。次の日は京都で1日観光。お昼は当然のラーメン。気になるラーメン屋さんがあるこの地域から、日曜日に営業している「麺匠たか松」を選択。「冷やし貝だしらぁ麺」 880 yenを注文した。

具は、メンマ、白葱、水菜、大葉、梅肉、ハマグリ、鶏チャーシュー×2枚。いつも思うけど、鶏を敢えてチャーシューにする店の鶏は非常にシットリとしている。この店のそれも例外ではない。もちろんハマグリも美味しかったよ。

麺は、細めで断面が正方形の麺。並盛だったけど、十分な量。

スープは、貝と鶏。もっと貝の苦味があるのかなと思いきや、出汁文化の京都のスープは一味違う。マイルドなんだけど、貝の深い味わいは堪能できる。途中から梅肉をスープに溶かして食べるとこれが、夏に効いてきそうな味。まだ、夏バテまで至っていないのが残念なくらい。

完全にアウェイな街、京都で少し遠いバス亭で降りてしまい、奥さんに怒られてしまった。またお客さんの並ばせ方が駄目駄目で、正義感の強い奥さんはまたまたプンプン。過去オイラも別の店で嫌な思いをしたので、その気持ちわかる。
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2019/7/15

The Answerなるなんだかわかんない悪人登場、1984年のSpectacular SPIDER-MAN 93号、94号  アメコミ タイムマシーン

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1984年のSpectacular SPIDER-MAN (“Spec”)はまだまだ続く。Spec 93号と94号について。

筋書きと画をAl Milgromが、インクをJim Mooneyそれぞれ担当。

最初は粗筋から。93号ではThe Answerなる強いんだか強くないんだかわからない悪人が、Kingpinの依頼を受け、警察の遺体安置所から謎の遺体を盗むと同時に、SPIDER-MANとBlack Cat (“CAT”)との仲を取り持つ。Kingpinは遺体に再度命を吹き込む。その遺体こそ、KingpinのライバルギャングSilvermaneだった。

今回も、気に入った台詞やシーンを書いていく。まずはMilgrom。今回は彼の画の良いところ、弱いところを完全に見極めた。(自慢してもしょうがないが)彼の描く人物の表情は非常に素晴らしい。特に今回好きなのは大家のMrs. Mugginsの表情のアップ。別にこの人のアップを見たいわけではないが、凄くよく描けている。それから、CATやCloakの顔なんかも良いな。一方弱点はアクション。SPIDER-MANが後ろから銃で撃たれるシーン。弱いな。

あと、一歩でSPIDER-MANが自分の本名を名乗るところだったのに、言わず仕舞いだった瞬間。MilgromはこれをCATのBad Luck Powerのお陰と言っている。イヤーどうかな。だけど、面白い。

SPIDER-MANとCATの喧嘩の末、SPIDER-MANが悪人を見逃しそうになったシーン。これ良いな。何かに夢中で回りが見えてないことってあるよね。スマホを見つめながら歩いている人たちね。

FlashとSha Shanの仲が冷え切っている話が並行してい続いている。Spec 94号では相談に乗っているPeterと彼女が一緒なのを見て、勝手に勘違いしている。

Silvermaneを蘇らせようとしているKingpinの表情が笑顔なのに、突如その笑顔が消えた瞬間のコマが好き。その当時は病気の奥さんVanessa。彼女への心配が表情に出ている。ベタなんだけど、これこそがKingpinだよね。

Peterに対して上から目線のCATの言動は逆にかわいいな。しかし、この二人の関係。もう絶対に上手く行きっこないのに、引っ張るな。

The Answerは名前のわりに、よくわからない。なんでそんなによく知ってるの。

それ程気に入った台詞がない中、クスッとした笑いはSPIDER-MANのSilivermaneに対する印象。”He is like a machine. A deadly machine.” そう彼は機械だし、一度死んだのに蘇ったばかりだしね。

気に入らないのは、最初の93号の最初の2ページがちゃんと裁断されていないところ。マー良いか。

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2019/7/14

30年前の名作への賛辞、SPIDER-MAN 823(22)、824(23)号  アメコミ

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今月もアメコミの束から最初に取り出したのはAmazing SPIDER-MAN (“ASM”)。先月来た823(22)、と今月の824(23)号をレビュー。(Legacy Numberとカッコ内はSpencer後の号数。)

筋書をNick Spencer、823号の画をHumberto Ramos、インクをVictor Olazaba、824号の画をRyan Ottley、インクをCliff Ruthburnが担当。添付画像はDaniel Acunaの描いたもの。Kurt BusiekとAlex Rossの出世作Marvels出版25周年記念のvariant cover。普通の表紙が大したデザインではないので、こっちを買って大正解。

まずは全体の流れを紹介。823号はHuntedの最終話。漸く囚われの身から解放されたSPIDER-MANを唆し、Kravenを自らを殺させようと企む。一方、LizardはKravenのクローンに殺されかけている自分の息子を救い出そうと現場に急行。824号はKravenの騒動の後始末。セントラルパークに放たれた悪人達をAVENGERSが逮捕していく一方、SPIDER-MANはMary Jane ("MJ")の元へとひたすら急ぐ。

次に気に入ったシーン、台詞等を順不同で書いていくよ。SPIDER-MAN をその気にさせるために、薬物で思考を鈍らせるは、Lizardが見張りを殺したと見せかけるは、結構Kravenの計画は細かい。勿論オイラを含めた読者も騙されたわけだ。

Kravenは自分の物差しでしかSPIDER-MANを量れなかったことが、漸くにしてわかったのかな。

Vultureが今回も面白いな。自分のお陰でも何でもないのに、相手がいなくなると、”I’ve just led you to victory.”と言って、悪人仲間の信頼を勝ち取ったシーンは、好き。これは、次の話への伏線だよね。(警察に捕まっても結束を固めようと必死。政治家になれるよこいつ。)



それから、Kravenが最後に”She needs you.”とSPIDER-MANに言ってこの場を立ち去らせるシーン。SheはMary Janeのことだと思うけど、何故彼女に危険が迫っているのをKravenがわかるかはさっぱりわからず。

続いて、ASM 824号。作者のSpencerはKravenのクローンをKravenに就任させることで死から蘇った元のKravenを再び葬った。大正解。最初の死後に雨後の筍のように出てきた後継者達は、本物にはなれなかった。クローンが後継者だったら納得かな。

HUMAN TORCHがBeetleに殴られるシーンは楽しい。やさ男の彼だからこそ女性悪人に殴られるシーンが映える。

Task Master (“TM”)が一度裏切ったBlack Ant (“BA”)を助けるシーン。TM “I know you woulda done the same.” BA “What do you mean, the betrayal part or the rescue part?” TM “Yeah.” 最後のYeahはどちらともとれるな。最後にTMは憎めないキャラになっちゃったよ。これはSpencerらしいかぁ。

話の後半での次の悪人、Centipede Demon(本当の名前は知らない)の台詞はちょっと怖い予言。”When she (MJのこと) dies it will be because of you.” 自分はMJを殺さないが、死ぬとしたら、SPIDER-MANの責任だってこと。

結局この話は、Kraven’s Last HuntへのHomageであると共に、Dan Slottが蘇らせたKravenを葬り去るための話と考えれば納得はできる。Last Huntと同様SPIDER-MANの黒いコスチュームを自ら着るシーンなんかファンにしてみりゃ、ニヤリと笑うね。しかし、正直これまでのSpencerの話に比べたら、わかり辛い。一番最後に、Kraven’s Last Huntの作者 J.M. DeMatteisとMike Zeckへの賛辞は当然だね。Spencerはきっとこの話が大好きだったんだろうな。

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