どんな顔して戻ってきた〜〜〜?!
はい・・・。こんな顔です・・・。m(_ _)m
おっしゃる事はわかります! しかし!!
戻って来たかったので 戻って来てしまいました。
この一ヶ月は、ちゃんとお店も営業していましたし
シッターにも力を注いでおりました。
色々なお客様から 『ブログどーしたの?』と
お尋ね下さる事がありまして、そのお言葉を
頂くたびに 『あ〜、有難いなぁ〜・・・。』っと
感じておりました。
この度、ブログ復帰をさせて頂きます!m(_ _)m
ここからは、あんじん個人の話題になります。
長くなりますので、退屈をされたら 途中で切って
頂いても構いません!ご了承下さいませ。。。
。゜・。・o゜・。゜・。・o゜・。゜・。・o
朝、目が覚めると 雪のせいで 空気がキーンと
凍りついていました。それが返って、静寂を
浮き上がらせた不自然な空間を作っていました。
『あれ?!』
驚くほど静かで、キラキラした朝に 不安が
込み上げてきます。
年末から3月まで、一日と空けることなく
私を起こしていた犬が、昨日は私をトイレや
寝返りに起こす事なく 静かに布団にいます。
私は怖くなって、姉を起こして見てきて欲しいと
言いました。
『死んでる・・・。』
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この子との最初の出会いは、新聞記事でした。
近くでドーベルマンが13頭の仔犬を産んだという
記事を見つけた私は、父に『欲しい!欲しい!』と
言いました。
父は『小学生が飼える犬ではない。』と猛反対!
でも、最初で最後。初めて好きになった犬種に
父が根負けした形で 13歳の誕生日に
迎えてくれました。
最初は、今までうちに居た子たちとは明らかに違う
気性。パワー。運動量。愛情表現に、びっくり!
『犬って犬種で性格や伝え方が、違うんやぁ。』
っと感じました。
それから、ブリーダーさんに教えて頂いたり
同犬種を飼っていらっしゃる方の所に行って
お話を聞いたり、悩みを聞いてもらったりと
私にとって初めてづくしの毎日が始まりました。
毎日が楽しくって、嬉しくって面白くって!!
私の自慢の子になってくれました。
しかし・・・
どんなに可愛がっても、どんなに大切に思っても
終わりは刻一刻と近づいてきます。
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まだ、温もりが残っているその子にしがみつき
『わああああ!』っとみんなで泣きました。
可哀想で 可哀想で 可哀想で 可哀想で・・・
なんて可哀想な子なんだろう?!なんて不憫な子
なんだろう!っと・・・もう!犬は飼わない!
こんな気持ちはもうしたくない!っと思いました。
それから、私は少し精神的にうつのような
状態だったと思います。(自分ではわかりません)
夜、いるはずのない子の声に起こされた気がしました。
昼、いるはずのない子に呼ばれた気がしました。
ご飯やらんと!布団を変えてやらないと!
声を聞かせてあげないと!・・・!
亡くなって一週間がたった土曜日。
父が一匹のMIXの仔犬をもらって来ました。
その子を私に抱かせ『ご飯やっといてくれ。』と。
まだ、おっぱいの香りがするその小さな小さな
温かい仔犬を抱いていると涙が止まらなく
なりました。
私にこの子を抱く資格はあるのか?っと。
それと同時に、何だか救われた気がしました。
『生き物の小さな命』『か弱い温かな生命』
私が犬たちに教わった事は計り知れません。
皆さんも、そうではありませんか?
可哀想な子にするのも、幸せな子にするのも
私たち次第だと思います。
『この子は可哀想な子だった。』というお別れ。
『ありがとう!私の所に来てくれて!』という
お別れ。
昨日、3月8日はこの子の20回目の命日でした。
この長い文章を読んでくださった皆様の犬や猫との
お別れも、どうか『幸せなお別れ』でありますように。