○4月29日(日)
みよしは独り、今治市玉川へ向かった。
木下航志コンサートが開催されるという情報をゲットしたため、奥道後経由で爆走150q。
木下航志クンは現在高校3年生だが、プロのミュージシャン。何度かテレビで紹介されたこともあるので知ってる方も多いと思います。
よく和製スティービー・ワンダーと呼ばれてて、確かにスティービーと同じハンディーキャップを持っています。
みよしは去年、彼のデビューアルバムを聴いて、その才能にやられてしまいました。
木下クンの音楽性はジャズやR&Bを下敷きにしたポップ、いわゆるフリーソウル的なサウンドで、どちらかというとスティービーよりもダニー・ハサウェイに近いかもしれない。
さてコンサートのほうは満席で、追加の椅子も用意されるという盛況ぶり。すげえ。
前半が地元のジャズグループによるステージで、後半が木下クンのピアノ弾き語りという構成でした。
お付きの人に連れられて登場した木下クン。たいへん小柄であるとは聞いてたけど、正直その小ささに驚いた!
まず挨拶代わりに「アメイジング・グレイス」。声がでかい!ホール中を震わしておりました。絶好調だ。
あと彼のMC。とても17歳とは思えないオヤジのような喋り方をするんですよ。たちまち会場は彼のペースに引き込まれてしまったのだった。ほんまもんのプロや・・・。
カバーに定評のある木下クンだけど、俺は彼のオリジナル曲が好きです。特に何か重いテーマを歌ってるわけではないのに、彼の歌声が「孤独」や「痛み」を感じさせるのだ。非常にシンガーソングライター的なんです。
先日発売になったセカンドアルバム「voice」も素晴らしいです。

RCA時代の山下達郎がお好きな方にオススメしたい。
さらなる成長を感じさせる新世代アーティスト、その歌と演奏を生で体験することができて、とても幸せな気分で今治を後にしたのでした。
○5月4日(金)
雨模様のなか、ハマチで平家谷へドライブ!
あいかわらず気持ち悪いぐらい仲の良い俺たちだ。
3人とも平家谷は初めてで、間違えて伊方へ出てしまったりウロウロしているうちに雨もあがりました。
どうにか到着!谷間のひんやりとした空気が気持ちいい。
そして平家谷といえば名物はそうめん流し!もちろん食ってきました。

実は3人とも、見知らぬ他人と同じ水の中に箸を入れることにお玉一杯分の勇気がいる人間であることを再確認したのでした(笑)。
そうめんはおいしかったよ。
あと釣堀があって、家族で睦まじく釣り糸をたらしているのを見かけました。そしたら中学生ぐらいの息子が突然、
「痛いイタイ、母さん!針が俺に刺さってるってイタイイタイ!」
と叫んでびっくりしました。
釣堀一家のことが気になりつつも、平家谷を後にした我々は大洲へ向かいました。なんとこの日、
カミソリくじらのキャプテンけんじろー君が服屋さん「One and O」をOPENしたのであります!キャプテン、おめでとう!
すごく雰囲気のあるお洒落なお店でした。
開店記念の花輪に微妙にネタが仕込んであったのはさすがです(笑)。
大洲アクトピアの通りのフェスタ21というビルの1階ですので、皆様もぜひ遊びに行ってあげてください。
それではまた。

0