こんにちは、4年目DLリーダーの内田です。新チームが始動して約7か月が経とうとしています。コロナウイルスの感染拡大の影響で3月から練習は自粛しており、チーム全体として練習した日数は例年よりはるかに少なく、悶々とした日々を過ごしておりました。今のところの大学側の発表だと7月から徐々に練習も再開できそうで、楽しみにしております。
さて、自分は文章を考えるのは非常に苦手で、このダイアリーも何を書こうか迷ってしまいます。上手く書こうとしても伝わらない文章になりそうなので自分がこの部活で経験した約3年間と今年の意気込みついてつらつら書こうと思います。
まず、2020年の目標は「北日本制覇」です。これはつまりパインボウルで勝利する、東北代表で勝ち上がってくるであろう東北大学ホーネッツに勝利するということです。
一年目、北海道リーグの接戦を勝ち抜いてなんとか優勝し、パインボウルに駒を進めました。しかし対戦相手の東北大学には敵わず14-3で敗れました。自分はサイドラインで見ていて、勝てる、イケるんじゃないか、そう願いながら見ていたのを覚えています。試合後4年生はみんな泣いていました。この試合にかける思い、そして負けて引退することの悔しさを目の当たりにし、アメフト に真剣に向き合おうと思いました。
二年目、アメフトがだんだん楽しくなっていき、試合にもちょくちょく出れるようになり練習も道内のどのチームよりもやっている自信がありました。しかし初戦で道内のライバル校である北海学園に21-3で敗れ道内優勝が絶望的になりました。これはパインボウルへの出場が閉ざされたことを意味しています。学園戦以外の道内の試合は大差で勝利を収めましたが、優勝することできず、学園対東北大のパインボウルを札幌ドームの観客席で観ることになりました。試合は東北大学が後半で点差を引き離し勝利しました。この時改めて強さと勝利への執念を感じました。同時にこんな強いチームに勝利することができれば、相当嬉しいなという子供のようなことを考えていました。
三年目、同期が徐々にチームに貢献する立場になっていき、責任感が芽生えました。道内リーグでは最終戦で去年敗れた学園にリベンジすることができ、全勝優勝しました。当時の五年目コーチの方々が試合後に泣いて喜んでくれたのが印象的で、とても嬉しい勝利でした。
このままの勢いで東北戦も勝てると思っていました。パインボウルまでの二週間、ODKで対策を練り、試合が始まるまでは勝てるとしか思いませんでした。しかし34ー9で敗れました。下馬評以上に相手が強く、悪い流れを断ち切れませんでした。一個上の代がこの試合で引退してしまい、ついに自分たちが中心の代になりました。
四年目、今チームはトレーニングやミーティングなど、この状況でできることを色々やっています。正直、練習ができない不安もありますが、意外と今まで目を向けてこなかったところや気にかけなかったことができたりするので良い期間だと思っています。後輩たちも文句を言わずついてきてくれていて、全体練習再開が楽しみです。
シーズンが始まったら道内優勝はもちろん、パインボウルにも勝利します。
自分の中で今年が部活という環境で思いきり運動できる、そしてアメフトができる最後の年だと思っています。この年に東北大に勝利できなければ、おそらく一生悔いが残ると思います。あと少しのところで敗れてきた先輩たちの分も、今年こそ勝利し晴らしたいです。そのためには今できることであるウエイト、トレーニング、頭の整理を精一杯やって一歩でも勝利に近づけるよう頑張ります。
最後になりますが保護者の皆様、OB、OGの方々、いつもご支援ご声援ありがとうございます。今後とも応援よろしくお願いします。

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