今日は長崎地方はあいにくの天気でした。初夏にしては少し肌寒く感じました。
さて、先週の土曜日の17日から長崎の初夏の定番のイベントとなった「長崎あじさいまつり」が開催されています。6月8日の日曜日まで連日開催されます。
アジサイは長崎市の花として長崎市民に親しまれている花で、オランダ商館医で博物学者としても知られるシーボルトが、日本で発見したアジサイの新種の一つの学名(実は以前に見つかっているものの同種とされ、植物学上は有効ではないそうです)に、シーボルトの愛人・お滝さんの名前を潜めてHydrangea otakusaと名付けたことは有名です。長崎ではアジサイのことを「お滝さん花」と親しみを込めて呼ばれています。
「長崎あじさいまつり」では、眼鏡橋周辺・シーボルト宅跡・シーボルト記念館・出島などを中心に約10種類のアジサイで彩られます。また、長崎あじさいまつり期間中限定の長崎さるくとして、様々な品種のあじさいを鑑賞しながらシーボルトとお滝さんの愛の奇跡をたどる「あじさいさるく」が催されます。
コースは以下の2コースです。
あじさいさるくT〜シーボルトと愛のお滝さん花〜
出島⇒楠本イネ宅跡⇒銅座跡⇒清風亭跡⇒旧柳通り(ベルナード観光通り)⇒アルコア中通り⇒袋橋⇒眼鏡橋⇒興福寺
あじさいさるくU〜シーボルトの江戸参府と鳴滝塾〜
出島⇒長崎街道ここに始まる碑⇒桜馬場天満宮⇒トッポ水⇒東海の墓⇒春徳寺⇒長崎甚左衛門居館跡⇒鳴滝岩⇒シーボルト宅跡⇒シーボルト記念館
なお、長崎あじさいまつり終了後の6月10日の火曜日には、出島の中央広場にて午前10時から約300鉢のアジサイが無料で配布されます。また、あじさいさるく参加者にも無料でアジサイが配られるそうです。
長崎あじさいまつりは、期間は私はアジサイの見頃とはちょっと早いと個人的には思いますが、梅雨に入ってからは観光客も少なくなるでしょうから仕方がないのかなと思います。アジサイは雨が降ってこそ映えるものだと思います。特に会場であるシーボルト資料館、シーボルト邸宅跡付近や眼鏡橋付近のアジサイは見事でアジサイを撮るカメラマンで賑わいます。

去年の長崎あじさいまつりより(眼鏡橋付近)
梅雨に入る前の長崎市のイベント「長崎あじさいまつり」にぜひお越しください。
あじさいさるくは、
長崎さるくのHPで予約できます。
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