今日日曜日の長崎は曇よりとした天気でした。昨日は快晴でしたが、今日は曇り一時小雨でした。明日は、雨が降るようです。明日は、日本のキリスト教史上初の列福式が長崎で行われます。昼からは天気は持ち直してほしいものです。
さて、今日は前回の記事に引き続き、山登りの記事です。今の季節、空気も澄み遠くもよく見渡せるため健康のためにも、休みの日はなるべく長崎市、長崎近郊の山を登ることにしました。ブログのカテゴリーも「山さるく」として追加しました。今後山を登ったら記事にしていく予定です。。
今日は、長崎七高山の一つに数えられている峰火山、秋葉山(秋葉神社)に登ってきました。長崎七高山巡りは、正月の頃の昔からの長崎の慣わしですが、今の季節紅葉もあり、空気も澄んで遠くまで見渡せるため今の季節に登ってみました。七高山巡りは新年明けてから改めて登ってみたいと思います。なお、今日は峰火山の登山口にもなっている妙相寺付近を中心にお伝えしたいと思います。
妙相寺は長崎市の寺町にある曹洞宗の禅寺・晧臺寺 (こうたいじ)の末寺で、山号は瑠璃光山です。今籠町に寛永19年(1642)に創建された宗円寺がルーツで、その後廃寺同様になった宗円寺を延宝7年(1679)に晧臺寺五世逆流禎順が再興、 瑠璃光山妙相寺と改称しました。
私は、妙相寺近くの空き地にバイクを止め、早速寺の敷地内へ。寺の近くに長崎特有の漆喰「あまかわ」で固められた古い小屋がありました。現在何に使われているのかわかりません。
小屋の横には、禅寺によく建てられている「不許葷酒入山門」の石碑がありました。
そして、妙相寺の山門へ。この山門は、もともと長崎街道沿いにあったものですが、現在地に移設されたものです。本河内高部水源地の建設のために、この辺りを通っていた長崎街道が水没してしまったので、移設されたのではないかと思われます。扁額には「瑠璃光山」と書かれています。山門横のもみじの木の紅葉がとてもきれいでした。妙相寺は昔から『春は中川カルルスの桜、秋は妙相寺の紅葉』と言われるほどの長崎では有名な紅葉の名所となっています。
妙相寺横には、長崎大水害の慰霊碑が建てられています。この付近は奥山と言われる地域で、長崎大水害では甚大な被害を受けた地域です。
妙相寺の本堂横の石段を登ると不動尊があります。そして、すこし登ると大きな広場があります。ここには、いくつかのモミジの木が植えられ、紅葉がとても素晴らしいところです。
広場横の道を進んでいくと、不動尊がありました。この付近は、荘厳な雰囲気が漂います。
不動尊の近くには、渓流をまたぐ欄干の無い小さなアーチ型の石橋がありました。欄干の跡がありますので、欄干は洪水で流されたのでしょう。
不動尊から、秋葉大権現(秋葉神社)に進む石段を登っていきます。結構参道は広く、自然石の石段となっていますが、結構勾配はあります。雨上がりなどは滑りやすいと思いますので注意が必要です。石段を登っていくと、コンクリートで作られた新しい階段に辿り着きます。このコンクリートの階段を登りきると、秋葉大権現(秋葉神社)です。長崎七高山では、秋葉山とされるところです。
秋葉大権現の祠の脇には、今から240年ほど前の明和4年(1767)に長崎の町人によって寄進された御手水鉢がありました。
秋葉大権現の横から、峰火山山頂への山道があります。その山道の入口には、200年以上前に立てられた七高山の石柱があります。石柱には、「天明八年三月吉日、七高山、従是七面山十一丁」と刻まれています。
今日は、これまでとしたいと思います。次回は、ここから、峰火山山頂に至る過程をお伝えしたいと思います。
妙相寺の紅葉は、今から12月上旬にかけてが見頃だと思います。今日も何組かの方が、紅葉を観に妙相寺を訪れていました。長崎の都心近くでありながら心洗われる静寂と美しい紅葉を見られる場所です。今の時期ぜひ訪れていただきたいと思います。
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